いつしか頭の中でいつも思い浮かべるようになった男性が、自分に対して脈ありか脈なしかと気になる方も多いかと思います。
脈ありか脈なしか判断することは難しいことで、男性が脈なしサインを態度に出しているのに、「コレって…、脈ありかな?」と勘違いしてしまうケースも少なくありません。
しかし、男性の脈なしサインは、女性の脈なしサインに比べ、明らかに態度に出やすいものでしょう。
今回は、男性の脈なしサインが態度に出やすい理由と、脈なし男が送るサインと態度についてご紹介しますので、参考にしてみて下さい。
目次
男性は脈なしでも食事に行くことはある
恋愛対象外の男性から食事に誘われた場合、女性心理としては脈ありと勘違いされては困るので、興味の無い男性と2人きりで食事デートに行くことは少ないでしょう。
しかし、男性の場合は、脈なしの女性とでも2人きりで食事デートをすることがあります。
コチラの統計データをご覧下さい。
出典:http://release.center.jp/
興味の無い異性と2人きりで食事に誘われた場合、「断る」と答えた女性が60.7%に対して、男性は29.9%と回答しています。
また、「基本的に行く」と答えた男性は28.2%と女性の4倍以上、「暇だったら行く」と答えた男性は、女性より約8ポイント高い41.8%という結果となっています。
「食事に誘ったら2人きりで会うことをOKしてくれたよ!」
と女友達に相談したところ、
「それって、絶対脈ありだよね!」
という返事が返ってくるケースは多いでしょう。
しかし、それは脈なしである可能性もあり、脈ありとしてサインを送ったつもりでは無いこともしばしばということですね。
女性を傷つけない程度に距離を置きつつ、仲良くしておいて損は無いという男性心理が働いているのかもしれません。
「思わせぶりな態度を男性が悪い!」という女性意見が聞こえてきそうですが、男性としては思わせぶりな態度を取ったつもりはないのです。
好意が無いのであれば、2人きりで行った食事デート中に、男性から脈なしサインが送られているはずですから。
男性の脈なしサインが態度に出やすい理由
脈なしであるにも関わらず、好意の無い女性と食事に行くこともある訳ですから、女性から丸わかりの脈なしサインを送ったり、脈なしの態度を表す男性は少ないだろうという考えに繋がるかと思います。
しかし、思い返して見れば、友人に明らかな脈なしサインを送る男性を見た経験があるかと思います。
なぜ、男性の脈なしサインは態度に出やすいのでしょうか。
男性としては気遣いの意味で脈なしサインを態度に出している場合もありますので、印象を落とさないためにも参考にしてみて下さい。
「脈なし」とは伝えられないから
当然のことですが、自分に好意を持つ女性に対して「俺はアナタを脈なしと思っている」と告げる成人男性はいないでしょう。
人間とは、家族や友人、会社など何かしらのコミュニティに属して生きていくもので、属するコミュニティ内での自分のポジションを確立しようとします。
小中学性など幼い身分であれば「俺はお前のことなんか好きでもなんでもない!」と言えるでしょう。
脈なしの女性から嫌われても、ある程度自分のコミュニティが担保されるからです。
成人男性であれば、身近なコミュニティで自ら悪評を立たせようとは考えませんよね。
脈なしと告げる機会は、女性側から告白された時以外にないでしょう。
しかし、告白されない限りはその機会は訪れませんよね。
火の無い所に煙は立たないと言いますが、その元を脈なしサインと態度で消しているということです。
男性は鈍感だと言いますが、そこまで鈍感な生き物ではありません。
言動を制限されるから
自分に好意があると男性が気づいているケースも多いでしょう。
高校生や大学生などの学校の場で出会うことが多ければ、
「●●さんって、君の事好きらしいよ~」というウワサが立つかもしれません。
会社やバイト先などの仕事場で出会うことが多ければ、
「●●さんと一緒に仕事していくのに、面倒だなぁ…。」とネガティブな考えが生まれてくる場合もあります。
学校内での噂や職場でのネガティブな考えを嫌がる男性も多く、同僚や友人、またその女性との関係性を壊さないようにしようという考えに繋がっていきます。
学校からの帰路が一緒であった女性であれば、噂が立たないように、時間やルートを変える必要がある場合もあります。
職場で一緒に仕事をする同僚であれば、仕事面で自身が困らないように、距離感を確かめながら業務に取り組む必要も出てきます。
そのように、日常生活のちょっとした変化によって、男性の言動は制限されることとなります。
人間とは、自由を奪わることをストレスに感じる生き物です。
女性が好意を示す前の自由な環境を求めて、男性は脈なしサインを態度として表すようになります。
特に、経済力は男のステータスと言われる通り、職場において言動を制限させることを男性は嫌がる傾向にあります。
女性視点で考えてみても、とても分かりやすいことかと思います。
興味の無い男性から自分も好意があると勘違いされては困るものですよね。
好意が嬉しいものとは限らないから
男性は複数の女性からモテることを喜びと感じる生き物ですが、興味の無い女性からの好意を感じたからといって嬉しいものとは限りません。
「なんか、ジロジロ見らてるなぁ…。」と女性からのラブ視線に違和感を覚え、女性からの好意が嬉しい反面、「さすがに毎日目が合うと仕事に集中出来ない」とストレスに感じるケースも少なくありません。
「やけにプライベートなことを聞いてくるなぁ…。」と女性からのラブ質問を受けた場合、男性は個人的な関心事や考えを他人に語ろうとはしたがらないので、「わざわざ質問に答えたくないなぁ…。」と面倒に感じるケースもあります。
そのようなストレスや面倒事から開放されたい気持ちによって、男性は脈なしサインを態度として表すようになります。
そもそも興味が無いから
男性は、1秒も無い0.5秒でその女性が恋愛対象か対象外かを判断すると言われています。
女性が持つ雰囲気や匂い(フェロモン)などを汲み取り、男性はアリかナシかを判断しています。
また、男性の恋愛は減点方式と言われており、対象外の女性が恋愛対象になるケースは稀なことです。
女性的な言葉で言うならば、生理的に無理ということでしょう。
これについては、本能レベルで判断しているものですから理由はありません。
いくら本能的なものとはいえ、男性が脈なしサインをあからさまな態度で示すことは、倫理観的に問題があるかもしれませんが、男性の遺伝子がNO!と言っているのであれば、仕方が無いことと考えた方が良いでしょう。
男性の脈なしサインと態度
男性が脈なしサインを態度に出やすい理由をご紹介しましたが、冒頭でもお伝えした通り、そのサインや態度が脈なしか判断しづらいケースもあります。
それは、男女の恋愛観が異なるためです。
好意を寄せる男性から少しでも脈ありのサインがあれば、タイミングを見てアタックすることも出来ます。
また、脈なしサインを受け取ってしまったのであれば、辛いことですが、諦めて次の恋を見つけることも出来ます。
男性の脈ありサインが気になる方は、コチラも併せて参考にしてもらえればと思います。
⇒ 本命の彼女かどうかは態度でわかる!遊びとの【20の違い】
⇒ 男性の脈ありLINE!好意が分かる【13個の好きサイン】
物理的に距離を置こうとする
飲み会で横の席になっても、違う席にフェードアウトしてしまう。
話かけても、どこか引いた様子で受け答えをする。
など、男性が物理的に距離を置こうとする態度を取った場合は、脈ありサインと考えて良いでしょう。
ご存知の通り、人にはパーソナルスペースという心的縄張りがありますよね。
パーソナルスペースは人それぞれですが、一般的に男性の方が女性に比べて広いと言われています。
また、男性のパーソナルスペースは前方向に伸びた楕円形とされており、女性は円形とされています。
電車に乗っていて、生理的に無理だなと思う男性が横の席にいるだけで嫌な気持ちになった経験があるかと思います。
物理的に距離を置こうとするのは、男性のパーソナルスペース内に入ってしまったがために、ストレスの無い距離まで保とうとする男性の態度です。
LINEやメールの返信内容がタンパク
「そうだねー」など、送ったLINEやメールへの返信内容がタンパクであれば、それは脈なしのサインです。
少しでも興味のある女性に対してであれば、会話の内容を広げようとしたり、相手を楽しませようとするからです。
また、スタンプだけが送られてくるケースも、脈なしサインとなります。
送られて内容への返信が面倒であったり、早くやり取りを終わらせようとする男性心理による態度です。
LINEやメールの返信が圧倒的に遅い
男性の脈ありLINE!好意が分かる【13個の好きサイン】でもご紹介しましたが、LINEやメールの返信が圧倒的に遅い場合は、脈なしサインと考えて良いでしょう。
遅いと言っても数時間ではなく、1日や2~3日経って返信が来る場合です。
いくら仕事や用事で忙しいとはいえ、LINEやメールの返信にかかる時間は5分もあれば充分ですから、翌日以降に返信が来るということは、返信に時間を割くことを避けたことになります。
LINEやメールの返信が無い
上記では、LINEやメールの返信があるので、まだ良い方かも知れません。
しかし、LINEやメールの返信が無く既読スルー、また最悪の場合には未読スルーといったケースもあります。
女性とは異なり、男性は平気で既読無視を行うこともしばしばですが、好意のある女性には絶対と言って良いほど行わない態度です。
1度だけではなく、複数回無視されることがあるのであれば、完全な脈なしと捉えましょう。
自分とは真逆のタイプの女性を褒める
好意を寄せる男性に対して、「好きなタイプは?」という質問をしたとします。
その質問に対して、目を合わせずに男性から真逆のタイプを伝えられた場合は、脈なしのサインとなります。
また、2人きりで遊んでいるにも関わらず、「同じフロアの●●ちゃんって、カワイイよね~」など他の女性を褒めて、アナタを褒めてくれない場合も脈なしと考えるべきでしょう。
男性は、女性が褒められることに喜びを感じてくれることをよく理解しています。
アナタを褒めてくれないだけでは判断できませんが、目の前にいる女性とは異なる女性を褒めるのは、明らかな脈なしの態度です。
合コンや女の子の紹介を頼まれる
嫌われたくないと思う女性に対して、男性から「今度合コン開いてくれない?」「誰か良い人紹介してくれない?」といった態度を取ることはありません。
好きな男性からのお願い事だからと言って、合コンを開いた場合には、他の女の子と楽しむ姿を見るハメになるだけで、知人の女の子を紹介した場合には、その子と男性が幸せカップルになっていく過程の相談役としてツラい思いをするだけです。
もし、合コンや女の子の紹介をお願いされた場合には、断っておいた方が賢明でしょう。
「お前も合コンで彼氏見つけろよ!」と言われた場合でも、ショックですが脈なしと考えるべきです。
割り勘を提案すると断らずに受け入れる
男性とは、恋愛において女性にかけるコストを意識する生き物です。
好意や目的のある女性に対してはお金や時間をかけようとしますが、そうではない女性に対してコストを払うことを嫌がるものです。
「今日は私が誘ったから、お金出すよ。」
という提案に対して、
「じゃあ、1人3000円で!」
とキッチリ割り勘にされた場合は、脈なしサインと考えましょう。
給料日前など、男性が金欠にも関わらずデートした場合もあるでしょう。
しかし、食事代も払えない状況でデートすることはありませんし、割り勘を提案されたのであれば、一度は断るはずです。
どうしても金銭的余裕が無い場合であれば、次回のデートの約束をして、その場で埋め合わせをしてくれるでしょう。
気づけば、男性のヒモにされていたなんてことのないように注意して下さいね。
笑顔が少ない
片思いの男性を思い浮かべて笑顔の印象が少なければ、脈なしのサインでしょう。
印象と言いましても、他の人と話している表情ではなく、アナタと話している時の男性の表情です。
いくら無表情の男性であっても、好意のある女性と話している時は自然と口角が上がり、笑顔になるものです。
また、少しでも会話を楽しませようとするため、笑顔を作ろうとします。
会話の内容が広がらない場合や、どこか事務的で質問などが少ない場合は、脈なしと捉えて諦めるか、じっくりタイミングを待ったほうが良いでしょう。
下品な会話をする
女性が好まないピンクな会話をされた場合は、脈なしのサインと考えて良いでしょう。
男性は、女性が下ネタなどを嫌がることは、幼い時から散々経験してきたことですから。
「昨日友達とキャバクラ行ってさぁ~」
「この前ナンパした子と先週会ってさぁ~」
など、複数人での会話であれば、男性自ら切り出した場合は、アナタに嫌われても良いと思う脈なしの態度です。
男性の態度が脈なしか考えることが脈なしサイン
経験がある方がほとんどかと思いますが、付き合うまでに至る場合ではお互いが惹かれあうため、脈なしかどうかを考えるケースは少ないかと思います。
「昨日の彼の態度は脈なしだったのかな?」
「2人で遊んでくれるし、脈なしってことは無いよね!」
などと考えている場合は、男性の態度が示す脈なしサインに気づいていない可能性があるので、注意が必要でしょう。
今は男性にとって脈なしであっても、今後は脈ありになる可能性もあるかと思います。
しかし、男性の脈なしサインや脈なしの態度を見分けることが出来なければ、深追いして後悔してしまうケースもあります。
脈なしかどうかを見極めるのが難しいのであれば、男友達に相談してみると良いでしょう。
好きな男性を振り向かせるために努力をするか、諦めて次の恋を見つけるか、考えてみることも大事なことですよね。