大好きな彼氏から好きと言葉で愛情表現をして欲しいのに、
「彼氏は何で好きと言ってくれないんだろう…。」
「彼氏が好きと言わないのは、気持ちが冷めてしまったからなのかな…。」
などと、好きと言ってくれない彼氏に対して不安や疑念を持ってしまう方もいるのではないでしょうか。
今回は、好きと言ってくれない彼氏が好きと言わない男性心理についてご紹介しますので、参考にしてみて下さいね。
目次
彼氏が好きと言わない男性心理
「彼氏に好きと言って欲しいのに、何で彼氏は好きと言ってくれないのよ!」と考えている女性は多いかと思いますが、それは男女におけるコミュニケーションの違いからも考えられます。
男性のコミュニケーションにおいては、個人に関することや抱いている感情について語りたがらない傾向にあるとされています。
一方、女性は自分のこと詳しく話す傾向にあるので、自分が好きという感情を彼氏に伝えることで、彼氏からも好きという言葉を受け取り、相互の信頼を深めていこうとする傾向にあるとされています。
このような男女のコミュニケーションにおける違いが、「何で好きと言ってくれないの!?」「いつも好きと言う必要性がない」といったすれ違いが生じるキッカケになるのでしょう。
では、彼氏が好きと言わない心理について、もう少し細かく見ていきたいと思います。
男性は行動で愛情を表現する生き物
せっかく大好きな彼氏とお付き合いできたのに、なかなか好きと言ってくれない・・・。ちょっと淋しいですよね。
しかし、彼氏が好きと言わないのには、いくつかの理由が考えられます。
そもそも、男性というのは、愛情表現が苦手な生き物です。
それは、相手に愛情を表現するのに言葉は必要ないという男性心理が働くからと考えられます。
では、男性は全く愛情を表現しないのかというと、そういうワケでもありません。
男性は言葉ではなく行動で愛情を表現し、相手に伝えようとします。
彼女にプレゼントをしたり、スキンシップをはかったり、夜中でも会う時間を作ってくれたりと、相手を想って行動することで、愛情を伝えようとします。
しかも、その愛情は相手にも当然伝わっていると思っていることも多く、「こんなに彼女を想って動いているのだから、わざわざ好きと言わなくても分かるだろう」と考えるのです。
ですから、最近彼氏が好きと言ってくれないなと感じても、彼氏の行動をよく観察してみましょう。
アナタのために行動をしてくれているのであれば、それはアナタのことが大好きな証拠です。
彼氏が好きと言わないからといって、心配することはまずないでしょう。
好きと言うのは面倒だから
彼氏が好きと言わない理由として、アナタと付き合えた、自分のモノにしたという安心感が挙げられます。
アナタのことが好きで思いを伝え続けた結果、めでたく想いが成就し、お付き合いがスタート。
付き合えた、付き合っているということは両想いということだから、もう好きだと言う必要がないと感じるのです。
彼氏としては、アナタとお付き合いできたことで安心しているのでしょうね。
また、もともと男性は愛情表現が苦手もの。
付き合っている=好きに決まっているのだから、わざわざ好きと言うなんて面倒だなと感じるのも正直なところかもしれません。
そのような場合、アナタの方から「私のこと好き?」「どうして好きと言ってくれないの?」などとしつこく聞くのは、逆効果になってしまいます。
男性心理としては、「うるさいなぁ。好きで付き合ってるんだから、いちいち言わなくても分かるだろ。」と面倒に感じられてしまうのです。
かと言って、全く好きと言ってくれないままでは淋し過ぎますよね。
このようなタイプの彼氏には、「時には好きと言ってくれないと、女の子は不安で淋しい気持ちになるんだよ。」と、正直に打ち明けてみましょう。
彼がアナタのことをちゃんと好きなら、分かってくれるはずです。
それでも面倒に思うようなら、安心の度が過ぎてアナタの気持ちにあぐらをかいている可能性があります。
その場合、今後もアナタを大切に想ってくれるかも微妙です。
付き合い自体を考え直すくらいのつもりで、少し距離を置いて相手の反応を待つのも一つです。
好きと言う必要性を感じないから
好きという必要性を感じないと、好きと言わない場合があります。
男性心理としては、「付き合った時点で両想いなんだから、わざわざ好きという必要はない」と感じているのです。
一緒に居るのだから好きなのは当然、記念日を祝ったりしているのだから好きなのは当然、と思っているので、好きと言わないのではなく、好きと言う必要はないと考えているのです。
“好きだから付き合っている”という事実だけで、十分アナタに好きが伝わっていると思っているんですね。
ですから、彼氏に「どうして好きと言ってくれないの?」と聞いても、「え?何で言う必要があるの?好きに決まってるじゃん。」と不思議に感じられるという訳です。
決して悪気があるワケではないので、怒っても仕方ありません。
そんな彼氏には、彼氏の愛情が十分伝わっていることにお礼を言ったうえで、好きと言葉で言ってもらうともっと嬉しいということを伝えましょう。
ここでのポイントは、彼氏にまず愛情が伝わっていることにお礼を言うこと。
「いつも私のことを大切にしてくれてありがとう。」
この一言で大抵の男性は自分の愛情がちゃんと伝わっていることに満足し、それに対してちゃんとお礼を言ってくれたアナタをさらに愛おしく感じます。
そこへ重ねて「〇〇君のこと大好きだからこそ、たまには“好きだよ”っていう言葉も聞きたいなぁ。」と、ちょっと上目づかいで言うと完璧です。
きっと、「仕方ないな~。」と言いながらも、“好き”と言ってくれますよ。
重みがある大切な言葉だと思っているから
相手に軽い男だと思われたくないという男性心理から、あまり好きと言わない場合もあります。
簡単に「好き」と言ってしまうと、相手に「誰にでも言っているのかな?」と思われて、軽い人という印象を与えてしまう危険があるからです。
好きという言葉を大切にしているからこそ、簡単に言いたくないんですね。
これはアナタのことが大好きで、ずっと良い関係でいたいと願うがゆえの行動と言えます。
彼氏がこのようなタイプの場合、アナタのお誕生日や二人の記念日などに、照れながらも好きと言ってくれているのではないでしょうか。
もし、彼氏が記念日でも好きと言ってくれないのであれば、記念日だけでも言って欲しいと伝えてみましょう。
アナタのことが好きなら、特別な日には好きなど何かしらの言葉を言ってくれます。
しかし、特別な日にお願いしても好きと言ってくれないのであれば、アナタから気持ちが離れているなど、他の原因が考えられます。
記念日はお互いの気持ちを確認し合える良い機会です。彼氏の気持ちを確認するチャンスとしてぜひ活用してみましょう。
恋愛で優位に立ちたいから
彼氏がなかなか好きと言ってくれないのは、アナタに対して少しでも優位に立ちたいという男性心理が働いていると考えられます。
アナタも、自分以上に相手の方が自分のことを好きだと思うと、ちょっと優越感を感じて良い気分になりませんか?
彼氏にもそのような気持ちがある場合、自分から“好き”と言ってしまうと、なんか負けたような気持ちになってしまうからです。
自分の方がアナタに好かれていると思うことで優位に立ちたいんですよね。
でもそれって、結局アナタのことが大好きな証拠でもあるんです。
「(アナタのこと)すごく好きだけど、それを言ったら負ける気がする」と、自分で勝手に思い込んでいるなんてことも考えられます。
と言っても、全く言われないのもちょっと悔しいですよね。
そんな好きと言わない彼氏には、アナタからも好きと言わないという作戦に出てみてはいかがでしょうか?
結局アナタのことを好きな彼氏は、不安になって「オレのこと好き?」と聞いてくるなんてこともあり得ます。
しかし、彼氏が超負けず嫌いの場合、逆効果になるので注意しましょう。
このようなタイプの場合、彼氏の気持ちを理解したうえで、アナタの方があえて負けてあげる(好きと言わすことを諦めてあげる)のも、長続きの秘訣となります。
男のプライドがあるから
彼氏が好きと言わないのには、男としてのプライドがジャマをしているという場合があります。
これは、日本男児という言葉にもあるように、日本の男性に多い男性心理と言えるでしょう。
このようなタイプの男性は、「日本男児たるもの、女性に簡単に好きなんて軟派はことを言うべきではない」とか、「男は黙っている方がカッコイイ」と思っている節があります。
また、アナタに対しても「そんな男の気持ち、分かるだろ?」と、自分のことを分かってくれている安心感もあるのです。
アナタからすると、彼氏が好きと言ってくれないのは確かに物足りないかもしれませんが、そんな硬派な所が好きなのも確かなハズ。
彼氏の方も硬派な男でいさせてくれる、日本女性らしいアナタだからこそ大好きなのです。
また、このようなタイプの彼氏は、好きと言わないのではなく、好きというタイミングを図っている場合もあります。
ここぞという時に、男を上げるタイミングに言いたいと思うのです。そういう時に「好き」と言ってくれると、その言葉の威力は相当なものです。
ですから、硬派な彼氏には好きと言ってくれるタイミングを気長に待ってあげるのが優しさと言えます。
「好き」と言うのは恥ずかしくて、照れくさいから
彼氏が好きと言ってくれない理由として、ただ単に恥ずかしくて言えないと言うケースもあります。この場合、男性心理というものはあまり関係がありません。
女性でも男性でも照れ屋さんというタイプは少なからずいるもの。
彼氏からすると“好きと言わない”のではなく、アナタのことが大好きだからこそ、恥ずかしくて“好きと言えない”のです。
そんな彼氏に、無理に好きと言わせようとすると、プレッシャーを感じてしまい、ひいてしまう場合があります。
照れ屋さんの彼氏には、むしろアナタの方から積極的に“好き”という言葉を言って、“好き”という言葉を言いやすいフレーズにしていくという方法も1つです。
彼氏も「そこまで構えなくても、サラッと言えば良いんだ」と考えられるようになれば、少しずつでもアナタに好きと言ってくれることが増えていきますよ。
不信感を感じているから
今まで好きと言ってくれていた彼氏が、好きと言ってくれなくなった場合は要注意です。
彼氏がアナタに対して何らかの不安や不信があることが考えられます。
また、アナタ以外に気になる女性がいるなんてことも可能性としては否定できません。
それを見極めるためには、彼氏の最近の行動をチェックしてみましょう。
「彼氏が何となくよそよそしい」「メールのやり取りが減った」「合う回数が減ってきた」「今まで笑って許してくれたことに、厳しく突っ込んでくる」など、いつもの彼氏とは様子が違うのであれば、アナタから気持ちが離れている可能性があります。
この場合、まずは落ち着いた雰囲気で彼氏とゆっくり話す時間を設けましょう。
その際、決して彼氏を責めるような言い方をしてはいけません。
アナタが優しく、彼氏を思いやるような言い方をすれば、彼氏も落ち着いて今の気持ちを話してくれることでしょう。
その穏やかな話し合いで、離れていた気持ちが戻ることもあります。この難局を乗り超えることができれば、さらに二人の絆は深まっていきます。
⇒ 彼氏の浮気をチェック!二股が怪しい彼氏を見破る方法【10選】
彼氏が好きと言ってくれない時にチェックするべきこと
彼氏が好きと言ってくれない理由といっても、彼氏の性格やタイプであったり、考え方によって異なるものです。
もし、アナタが好きと言わない彼氏から「好き」の言葉をもらおうとするのであれば、気をつけたい注意点やチェックしたいポイントがあります。
大好きな彼氏ともっと仲良くなるためにも、チェックしてみて下さいね。
彼氏の行動や態度をチェックする
基本的に言葉で好きと言わないようなタイプの男性は、行動や態度にも表現することが少ない傾向にあります。
ただ彼氏でいる以上、好きという気持ちから見えてくる彼の態度や行動をよく観察することが大切。
あなたの事が本当に大切で好きでいるならば、言葉で表現しない分行動で表すでしょう。
そもそも好きと言ってくれないのは、もしかすれば「好き」の気持ちにあなたと温度差がある可能性も考えられます。
彼の行動や態度をチェックした場合、愛されていると感じなければどうしてそう思うのか考えてみましょう。
行きつく先が「私に興味が無い」などという結論であれば、彼氏との関係性もいったん考え直す必要があります。
行動や態度には問題はないけれど、言葉が足りないと感じた場合は単に彼が口下手であるかもしれません。
男性心理として、好きという意識を言葉で表すのは何も「好き」という単語だけではありません。
「おはよう」、「お疲れ様」などの他愛のない挨拶もあなたへの愛情表現と感じてみるのはどうでしょうか。
他にもご飯は何を食べたのか等、あなたへの興味を示すような行動、質問なども充分に愛情表現と受け取っていいはずです。
好きと言わない事が好きじゃないわけではありません。
直接的な言葉が苦手なのも男性心理の一つと考え、好きと言ってくれないと考えるよりもどれだけ自分に興味を持っているかのチェックをしてみるのも手です。
⇒ 本命の彼女かどうかは態度でわかる!遊びとの【20の違い】
自身も彼氏に行動で愛情表現を行う
好きと言われて何も思わない彼氏は、そうそう居ないでしょう。
まずは自分から好きと言うタイミングや状況を彼にお手本として見せていくのも良いと思います。
「好き」と言葉に出てしまうのは、好きと思っているからこそですよね。
好きと思った時にどんどん言えばいいと思います。
彼氏が好きと言ってくれないからとアナタも意地を張ること無く、愛情や素直な気持ちは積極的に言葉にしていきましょう。
基本的に男性よりも女性の方が気持ちを言葉にする事に長けています。
もしかすると彼氏の方が好きと言わないのではなく言えないのかもしれません。
好きと言いたくても、どう言えば、どんな顔で言えばいいのかがそもそもわからないというのも男性心理。
アナタの方からお手本を見せるようにどんどん言葉にしていけば、彼も好きと言いやすい関係性が生まれるはずです。
アナタを好きでいるなら、きっと彼は好きと言葉で言えるようになることを嬉しく思うでしょう。
好きと言わないのは二人の間の問題。彼だけの問題である場合は気持ちの差がある場合です。
そこの違いを見分けつつ、好きと言ってくれない原因をしっかりとキャッチして対応して行きましょう。
「好き」を言わせるためだけの駆け引きにはリスクも
好きと言ってくれない彼氏に嫌気がさしてしまった場合についしてしまう、言わせるがための駆け引き。
カワイイと思われる程度ならいいですが、それを繰り返してしまうようであれば、回りくどく面倒臭い女性と思われてしまう危険性もあります。
愛情を確認したいがためにしてしまう事とは、自身の不安を取り除いてほしいという根本的な目的があるからですよね。
その行動の根こそが、彼氏が不信感を抱いてしまう結果になり得てしまう場合もあります。
言わせられた「好き」は、男性心理としても不本意であるということも考えてみると、好きと言わない彼氏への正しい対応とは思えませんよね。
好きと言わない男性心理には一筋縄ではいかないような、複雑なものである可能性も考えられます。
そこを好きと言わざるを得ないような駆け引きをされてしまうと、言ったところで気持ちと直結した「好き」ではなくなる可能性も。
好きと言ってくれないのであれば、彼が好きと言いたくなる対応を心掛けること。
駆け引きもたまに可愛く拗ねる程度にしましょう。
不安であることを素直に相談する
好きと言わない彼氏に対して不安に思うのであれば、素直にそう伝えてみることは実は一番の近道かもしれません。
伝える際は言葉選びや言い回し、態度を間違えないことが必須。
あたかも別れ話かのように、シリアスな空気の話し合いにならないように注意が必要です。
好きと言ってくれない事への不満をずっと溜めているよりも、「好きって聞かせてほしい!」「言ってほしい!」と可愛くおねだりをするような感覚でいてみてください。
基本的に女性から頼られることを嬉しく思うのが男性心理なので、こういった甘える方法は効果的です。
くれぐれも好きと言わない彼氏を否定するような言い回しや、好きと言ってくれない!と不満をぶつける様な態度は禁物です。
「好きと言ってくれないと不安になってしまう」よりも「好きと言葉にしてくれたら幸せだし嬉しい」と、結論立てられるように伝えてみましょう。
お願いされると弱い男性心理を利用し、ネガティブな相談にせずに「こうして行きたい!」という提案するような前向きさを心掛けてくださいね。