彼氏のキスが下手だなと感じたことがある女性も多いかと思います。
「見た目も性格もタイプだし、結婚するならこんな男性と!」と付き合ってみたものの、彼氏のキスに不満を持つ女性の声は耐えませんよね。
女性にとってキスはとても大事なものであり、キスの相性次第では彼氏との将来を考えてしまうケースも少なくないでしょう。
今回は、キスが下手な彼氏を改善させるための方法をご紹介します!
目次
彼氏のキスが下手な理由
彼氏のキスが下手だと感じるということは、女性がキスに対して「何か嫌だな…。」と嫌悪感を覚えたということです。
20~30代女性を対象にしたアンケートでは、63%の女性が男性のキスを下手だと感じた経験があると回答しているようです。
その嫌悪感を覚える理由はどこにあるのでしょうか。
その理由を2つご紹介していきます。
遺伝子的な相性が合わないから
生物学的な観点では、男性にとってのキスとはキス=セックスと繋がる行為です。
自分の遺伝子をたくさん残そうとするのは男性として生まれ持った性質であるため、複数の女性とキスをしては、自分の子孫を残してくれるに値する女性であるかを判断しようとします。
女性にとってのキスは、男性が自分にとって相応しいパートナーであるかを判断しようとする行為です。
男性は唇と視覚で性的興奮を得ようとしますが、女性は五感で男性を感じようとしますので、唇だけではなく、ボディタッチから伝わる熱や、彼氏から発せられるニオイやフェロモンを感じ取ろうとします。
また、キスという行為だけではなく、キスする前の雰囲気や環境作り、見つめる視線や表情、キスした後の甘い言葉や仕草など、キスという全体の行動を見ながら、自分を大事にしてくれる男性であるかを判断しています。
彼氏のキスが下手だと感じるのは、相性が悪いとアナタの遺伝子や脳が判断していることなので止むを得ないことなのです。
しかし、もちろんキスの相性が全てではありません。
人生のパートナーは原則一人とされている現代では、子孫を残しても良いと感じる男性を1人選ぶことになりますが、経済力や性格など結婚観は人それぞれですよね。
キスの相性に関してはコチラの記事で詳しく紹介してますので、併せて参考にして見て下さい。
⇒ キスの相性が悪いと結婚できない?相性診断の【10のポイント】
キスのセンスが無いから
一見ただ唇を重ねるだけのように見えるキスですが、経験からご存知の通り、上手にキスをする男性もいれば、キスが下手な男性もいます。
それは、手先が器用な人がいれば、運動神経が悪い人がいるように、何事にも得意不得意があります。
キスのセンスがある男性は、「このようにキスをすれば、相手も気持ち良いと思うだろうな。」と考えられますが、センスの無い男性は自分よがりなキスをしてしまいがちです。
食べられるように口を大きく開けたベタベタなキスをされて不快感を覚えたなんてこともありますよね。
しかし、センスが無い場合は得意ではないだけなので、改善させることが出来ます。
キスを練習する場は無いでしょうから、経験を積むことで彼氏のキスを自分好みに変えていけば良いということですね。
注意して頂きたいのは、恋愛経験が少ないタイプであれば改善は難しくありませんが、自己中心的なタイプだけは改善させるのが難しい傾向にあります。
自己中心的な男性はキスのセンスが無い男性と言っても良いかもしれません。
彼氏のキスを上手に改善させる方法
「キスは男性がリードするもの」という考えがありますから、彼氏主導でキスが進行しがちなケースが多いでしょう。
また、彼氏の性格なども考慮し、正直に「アナタのキスは下手なのよね!」と伝えることも難しいでしょう。
しかし、出来る女とは男を立てつつ、自分色に染めていけることが出来る女性だと思います。
彼氏のプライドを傷つけず上手にリードすることが、キスを上手に改善させるためのポイントですね。
気持ち良かったキスをしっかり褒めてあげる
いくらキスが下手な彼氏とのフレンチキス(軽いキス)やディープキスをしている中でも、アナタが気持ち良いと感じる動きがあるかと思います。
気持ち良いと思うポイントがあるのであれば、キスをしている最中でもタイミングを図って中断し、彼氏のキスを褒めてあげることが重要です。
伝える時には、具体的にどのような点が良かったかを褒めるようにして下さい。
「今日はゆっくりキスしてくれたから、嬉しかったな」
「今みたいな優しいキスが好き」
「ソフトなキスで焦らされると、興奮しちゃうな」
一度に全て伝えようとするのはNGです。
キスが下手な彼氏を教育するかのように1つずつ褒めながら、どのようなキスが好みであるかを彼に教えてあげることがポイントです。
彼氏のペースに飲まれない
彼氏を立てようとして彼の乱暴な動きに合わせてみたり、ベタベタになるのを避けようと彼以上に大きく口を開けてみたりと、彼のキスを素直に受け入れることはとても重要なことです。
しかし、それはキスが下手な彼氏を勘違いさせるだけの行為になってしまう恐れがあります。
男性にとってキスは、自身の興奮も女性の興奮も高めようとする行為です。
彼の激しい動きや大きく口を開ける行為をやり返すと、その行為で興奮している彼氏にとっては、アナタも興奮してくれたと勘違いしてしまいます。
彼の舌の動きが激しいことに不快を感じるのであれば、やり返すタイミングでゆっくりねっとりと「こうやって欲しい!」という思いで返してあげて下さい。
口を大きく開いてベタベタにして返したら「これで不快な気持ちが分かったか!」と思うのではなく、どのようにすればベタベタにならないかをキスで彼に教えてあげて下さい。
好意を寄せる相手の行動を真似ようとするのは人間の心理ですから、気付いた彼はアナタ好みのキスをしてくれるようになります。
ドラマや映画のキスシーンで好みを伝える
彼氏との家デートや映画デートでキスシーンを見る機会もあるかと思います。
キスが下手な彼氏に上手に好みを伝えるチャンスとしてよく紹介されますが、ここでも具体的に何が良いのかを伝えることが重要です。
「あの映画みたいにロマンチックなキスがいいな~」
「ドラマの主人公みたいなセクシーなキスがいいな~」
と伝えても、彼氏のプライドを傷つけるだけです。
男性心理としては映画やドラマのイケメン主人公と自分を比べてしまい、「どうせキレイに作られて世界のイケメンが好きなんだろう」と嫉妬心を抱くようになります。
「薄暗い部屋でローソクだけの明かりでするキスって、ムードがあって憧れるなぁ」
「外国人って相手の唇の大きさに合わせるようにキスするから、上手に見えるよね」
など、伝え方を工夫することがポイントです。
キス出来るタイミングであれば、「ちょっとキスしてみて…?」「練習してみない…?」と伝えて、自分がリードしやすい環境を作ることも出来ますね。
「イヤ」ではなく「ダメ」と伝える
「イヤ」という言葉は拒否を示す言葉ですので、受け入れてもらえない彼氏のプライドを傷つけ、男性の独占欲を逆撫でしてしまう言葉です。
しかし、男性は「ダメ」という言葉を否定であっても拒否の言葉とは認識していません。
もちろん「ダメ」の言い方は、「ダメ!」という拒否ではなく「ダメ♡」という注意の言い方です。
男性はいくつになっても甘えん坊であると言われますが、そのような少年心をくすぐるのでしょう。
「ダメ♡もうちょっと優しくチューして」
「もう強引にするから歯が当たっちゃったよ。次からはダメだからね♡」
などと、上目遣いや笑顔と併せながら伝えるようにすると良いでしょう。
ゆっくり丁寧に、今はキスが下手な彼氏をキスが上手な彼氏に育ててあげて下さい。
自分に主導権を渡してもらう
キスが下手な彼氏に上手なキスの仕方を教えるには、女性が主導権を持ってリードしてあげる方法が1番手っ取り早いでしょう。
彼氏が年下であったり、尻に敷かれたいタイプの男性であれば、提案しやすいかと思います。
もちろん、男性を立てることを忘れてはいけませんから、主導権を奪うのではなく、渡してもらうように伝えることがポイントです。
「今日は私からキスしたいんだけど、ダメかな…?」
「何もしなくていいから、私に任せてみて♡」
などと、男性が「うん、わかったよ」と回答しやすい方法で主導権を渡してもらいましょう。
伝えられるタイミングがあるのであれば、自分の好みや彼氏のキスに対する不満を可愛く伝えても良いでしょう。
「本当はこうやってキスして欲しいの」
「●●君には、いつもの乱暴なキスより私が好きな優しいキスの方が似合うよ」
などと、言葉を選びながら伝えるようにして下さいね。
彼氏のキスが下手だからと避けるのはNG
彼氏との関係を継続したいと考えるのであれば、不快に思うキスであってもなるべく避けない方が良いでしょう。
愛しく思う彼女にキスを避けられることは、彼氏にとってとても悲しいことですから。
また、彼女とキス出来ないことは浮気心を燃やしてしまう可能性もありますので。
キスが下手だと思う理由を伝えることや、リードして上手なキスを彼氏に教えてあげることで改善出来るケースは多くあります。
彼氏はアナタが好むキスが分からないだけかもしれません。
アナタがされて嬉しいと感じる上手なキスが出来るようになった時には、彼との距離は更に近づき、より大切にされる彼女になっていると思いますよ。
また、唇へのキスが苦手であっても、頬やおでこなど些細なキスには意味が隠されていることも。
⇒ キスの場所の意味は?一覧と部位別に分かる【28の男性心理】
よほど自己中心的な考えが無い限り、彼氏は反省してアナタが好む上手なキスをしてくれるでしょう。
ベッドインしている状態であれば、男性は行為を逃すことを避けようとしますので、伝えるには良いタイミングかもしれませんね。