好きな人から素っ気ない態度を取られたり、冷たい対応をされたりすれば、「もしかして、好きな人に嫌われたかもしれない…。」とショックに感じることもあるかと思います。
好きな人に嫌われた時、その理由が見当たらないのであれば、不安は大きくなるばかりでしょう。
今回は、好きな人に嫌われたかもと感じた時の対処法についてご紹介しますので、参考にして頂ければと思います。
目次
好きな人に嫌われた原因が分からない理由
好きな人に嫌われたと感じるのであれば、なぜ嫌われたかという原因があります。
好きな人に嫌われてしまう原因がはっきりしているのであれば、その原因を改善することに努めれば良いでしょう。
ですが、好きな人に嫌われたかもと感じる時は、大抵その原因が分からないがために悩んでしまうものかと思います。
なぜ好きな人に嫌われた原因が分からなくなってしまうのか、その理由を2つ考えてみたいと思います。
「好き」という感情は主観的なものであるから
好きな人に嫌われた原因が分からなくなる理由の1つとしては、「好き」という好意の感情が主観的なものであるからと考えます。
愛とは、好きな人を喜ばせたり、満たしてあげたりした好意が自然と返ってきて、自分が満たされていくものでしょう。
ですが、恋とは、そうあって欲しいという願望であったり、好きな人の新しい魅力を発見した自分を好きになったりと、自分で自分を満たしていくものかと思います。
つまり、恋というものは、一方的でとても主観的な感情であると言えるのではないでしょうか。
この「好き」だと恋する主観的な感情は時にマイナス方向へ働いてしまうもので、好きな人との距離感や相手の気持ちを見づらいものに変えてしまう場合があります。
好きな人に自分の気持ちを届けたい。
好きな人に振り向いて欲しい。
などという気持ちからガンガン押してばかりで、相手の気持ちをどこか置き去りにしてしまいがちなケースもあるでしょう。
「好きな人に恋する自分に恋してる」「恋は盲目」という言葉があるように、元々好きな人の気持ちや距離感を見誤っているから、好きな人に嫌われた原因が分からなくなってしまうのかと思います。
好きな人に求めてしまうから
もう1つの好きな人に嫌われた原因が分からなくなる理由としては、好きな人に求めてしまうからであると考えます。
「(やり取りが続くと自分が嬉しいから)今日もLINE送ったら返信してくれるかな~。」
と、自分を満たしたい感情があるため、好きな人から自分が望む反応が返ってくることを求めるようになります。
好きな人を振り向かせるために努力していたものが、いつしか
「これだけ頑張っているのに、何で私を見てくれないのよ!」
と、その努力に対する見返りを求める気持ちが、自分では気付かない心の奥底で芽生え始めます。
「こうあって欲しい」「こうして欲しい」と好きな人に求めるので、求めた見返りや反応と違ったものが返ってくると、好きな人に嫌われたと感じるようになるのではないでしょうか。
好きな人に求める気持ちも一方的で主観的な感情ですから、「なぜ嫌われたのか?」ではなく、「どうして求めた反応を返してくれなかったのか?」といった考えになるケースがあります。
好きな人に嫌われた理由を分からなくさせるのは、自分を中心として恋をしているからではないかと考えます。
好きな人に嫌われる言動
好きな人に嫌われるのは、好きであるからこそ、他の男性と差をつけるために取った少し度が過ぎた言動が影響するのかと思います。
好きな人に限って嫌われてしまう要因とも言えるかもしれません。
好きな人に嫌われてしまう言動についてご紹介しますので、当てはまる部分がないか参考にしてみて下さい。
LINEやメールなどの連絡が多すぎる
好きな人を振り向かせようと、LINEやメールを使ってアプローチしようと考える方も多いかと思います。
好きな人がLINEやメールをコマメに返信するタイプであれば良いでしょうが、LINEやメールを面倒と思う男性は多いものです。
LINEやメールは用件を済ますための連絡ツールと男性は考える傾向にありますから、
「今日はディズニーランドに行ってきたよ~!」
「明日テストなのに、やる気が出ない…。」
など、報告や日記のような内容のLINEやメールは、好きな女性でない限り煙たがられてしまいます。
LINEやメールの往復が続けば楽しく嬉しいものですが、それは女性だけのことであり、男性は付き合ってくれていただけかもしれません。
好きな人から返信される回数が減ったり、返信までに時間がかかるようになったりするのであれば、多すぎる連絡にウンザリしている可能性が高まります。
他人の悪口や愚痴が多すぎる
他人の悪口や愚痴が多い人を好きな人は少なく、嫌いと言う人の方が多いでしょう。
好きな人であるから愚痴を聞いて欲しいと思うかもしれませんが、聞いている男性にとってはストレスに感じるものです。
また、好きな人から良く見られたいがために、思わず他の女性を下げるように悪口を吐いてしまうケースもあるかと思います。
ですが、悪口は男性が嫌いな女性の代表的な特徴であるため、気になっていた女性が他人の悪口を言っているところを見て、気持ちが冷めてしまったという話は少なくありません。
ぶりっ子が強すぎる
「何だかんだ言っても男はぶりっ子が好き」と言われますが、度が過ぎると好きな人から嫌われる恐れがあります。
一般的に可愛いと表現する対象ではないものに対してでも「可愛い~♥」の連発。
かまって欲しさの度が過ぎて「寂しくて死んじゃいそう…。」といった病み気味の発言。
などといった、女性らしさを間違った女の子ぶりを嫌う男性は多いものです。
男性は安心と癒しを感じられる女性らしさに惹かれるもので、女の子らしさはたまにだけ見えるからこそ可愛いと思うものでしょう。
しつこく誘い過ぎる
男性とは自分の自由が奪われるのを嫌うもので、束縛や強要してくる女性を嫌う傾向にあります。
それは、例えお気に入りの女性であっても、しつこく誘ってくるようであれば、嫌われてしまうこともあります。
仕事を優先したい男性もいますし、趣味を優先したいと考える男性もいます。
デートや食事に行きたいけれど、仕事や悩みを抱えているため、どうしても都合が合わないこともあるでしょう。
好きな人の都合や状況を考えず、
「いつになったらデートしてくれるの~?」
「今週末、暇だよ~!」
などと、自分都合でしつこく誘ってくる女性に対して、男性は「自己中心的な女」というレッテルを貼ってしまうものです。
好きアピールが強すぎる
好きな人に嫌われた原因として最も分かりづらいものとしては、好きアピールが強すぎた場合ではないでしょうか。
女性自身は好きな気持ちを精一杯にアピールし、気持ちを届けたことに満足しているかもしれません。
ですが、男性とは届きそうで届かない女性を追いかけたいハンター気質な生き物ですから、女性の方からグイグイ距離を縮めようとされると、引いて逃げてしまいたくなるものです。
スタンプや絵文字でハートマーク攻撃。
くりくりに見開いた上目遣いのラブビーム攻撃。
などの過度な好きアピールは、男心をくすぐることなく逃がしてしまいかねません。
度が過ぎた好きアピールは重たい女と思われるケースも多いものです。
好きな人に嫌われた時の対処法
好きな人に嫌われた時は、何よりも焦らず冷静になることが重要です。
もしも、好きな人に嫌われたのであれば、明日明後日にその状況を改善できるような方法はないからです。
男性の恋愛は減点方式と言われており、好きな人にとっての最低ラインに到達していなかったとしても、焦って取った言動によって、最低ラインに到達してしまう恐れもあります。
好きな人に嫌われたかも…と感じた時の対処法をご紹介しますので、参考にしてみて下さい。
好き避けかどうかを確認する
好きな人に嫌われたと感じたのは、好きな人に無視されたり、冷たい態度をされたりしたからでしょう。
好きな人に素っ気ない態度を取られると落ち込んでしまうものですが、好き避けである場合もあります。
好き避けとは、好きな人に好意がバレたくない、恥ずかしい気持ちが一杯になり天邪鬼な行動を取ってしまうことです。
素っ気ない態度を取ることは同じでも、好きな人の気持ちは真逆です。
好き避けかどうかを確認せず、好きな人に嫌われたと諦めたり、素っ気ない態度に怒って悪口を言ったりするのはNGかと思います。
好きな人の様子を伺ってみる。
共通の友人を通して気持ちを確認してみる。
直接嫌いになったのか聞いてみる。
などと、まずは好きな人に嫌われたのかどうかを確かめてみると良いでしょう。
好きな人に嫌われた原因を理解する
残念なことではありますが、好き避けではなく、好きな人に嫌われたと確認できたのであれば、なぜ嫌われたのかの原因を探してみましょう。
その欠点とも言える原因が改善できれば、好きな人の気持ちが変わる可能性があるからです。
好きな人に嫌われた原因は些細なことかもしれません。
また、好きな人の前では出していない言動が原因である場合もあります。
通りすがりに友人の悪口を言っている声が聞こえた。
女性同士の間では言葉遣いが悪いという噂を聞いた。
好きな人とそうではない人とで態度に差がありすぎる。
など、自身が気付いていないことが原因で好きな人に嫌われるケースは少なくありません。
好きな人本人だけではなく、友人や知人、同僚や先輩・後輩など周囲に対しての言動も含めて、好きな人に嫌われる原因が無いかを探してみると良いでしょう。
素直に謝罪する
好きな人に嫌われた原因が見つかり、自分に非があると感じた場合は、素直に謝るべきかと思います。
素直に謝って許してくれるのであれば、以後同じ過ちを繰り返さないように気を付ければ良いだけのことでしょう。
謝罪しなかった場合は、デメリットとして好きな人との関係に大きく影響してきます。
謝罪をせずに時間が経てば、関係修復が難しくなる場合もあるでしょう。
自分に非があることを認め充分に反省し、誠意が伝わる謝罪をしたのであれば、プラスに転じることはなくとも、それ以上マイナスな印象になることはないかと思います。
人に強く残るのは第一印象などの初期だけではなく、最後の印象も強く残るとされています。
最後の印象が悪ければ、どんどん印象を悪くしてしまう可能性がありますので、謝るチャンスがもらえるのであれば、素直に謝ることをオススメします。
一度好きな人との距離を置いてみる
好きな人へアプローチし過ぎたことが原因である場合は、一度好きな人との距離を置いてみると良いでしょう。
猛アタックされていた時とのギャップで好きな人が気にしてくれる場合もあります。
嫌われるようなことをして怒らせてしまった場合でも、ほとぼりが冷めれば話し合える機会が出来る場合もあります。
主観的な自分の気持ちを抑える修行期間としても有効ですので、好きな人との距離感や気持ちの度合いを合わせるための期間として活用してみると良いかと思います。
大切な存在であることを告げる
好きな人に嫌われた原因を反省し、一度距離を置いたことで、好きな人がやっぱり自分にとって大切な存在であると気付くようになるかと思います。
その気持ちを素直に表現し、好きな人へ告げてみると良いでしょう。
もちろん告白するのではありません。
相手本位に考えられなかった未熟さに気付いたこと。
その男性と一緒にいられたから学ぶことが出来たこと。
欠点を改善するために努力していること。
大切な存在である好きな人と、前のように仲良くしたいこと。
好きな人を振り向かせようとするためのものではなく、相手と自分の気持ちを整理させるために、素直な気持ちをぶつけてみると良いでしょう。
変なプライドを持ったり、気を惹かせようとは考えたりせず、誠意と好意を素直に伝えることが重要です。
諦めて新しい恋を見つける
完璧に好きな人から嫌われた時であれば、好きな人と元の関係に戻れる可能性は無いと受け止めるほかないかと思います。
とても苦しく後悔してしまうことですが、新しい恋を掴むための試練であると受け入れ、自分磨きを続けていくことが重要でしょう。
一歩前に進むことで、新しい好きな人が見つかるかもしれません。
一歩前に進んだことで、好きな人が振り向いてくれるかもしれません。
落ち込んでしまうのであれば、とことん落ち込めば良いでしょう。
どうしても泣いてしまうのであれば、とことん泣くのも良いでしょう。
一歩先に進むために落ち込み、泣くのであれば、そのネガティブとされる行動はネガティブなものにはなりません。
好きな人を忘れる方法としてはコチラの記事で紹介していますので、併せて読んで頂ければと思います。
⇒ 好きな人を忘れる方法!彼から卒業するための【9つのヒント】
好きな人に嫌われたからといって自分も嫌いにならない
好きな人に嫌われてしまった時は、自分を責めて後悔するばかりに陥ってしまうこともあるかと思います。
好きな人に嫌われることをしてしまった自分が嫌いになってしまうこともあるかもしれません。
ですが、自分自身を嫌いになってしまっては、そこでゲームセットかと思います。
現在好きな人との関係であれ、新しい恋を見つける場合であれ、自分自身が嫌いな人に幸せは訪れません。
自分自身を嫌いにならないために、素直に反省する。
自分自身を嫌いにならないために、自分磨きを続ける。
自分自身を好きになるために、小さい目標を立てて達成していく。
好きな人との関係を改善するためにも、新しい自分を手に入れるためにも、相手と自分を「喜ばせる」方法について考えてみてはいかがでしょうか。