結婚式にこだわりすぎのワガママ彼女になっていませんか?
結婚式は夫婦としての初試練でもあり、隠していた本性が表れやすいことでもあるから注意が必要になります。
ですが、もちろん結婚式にこだわることが悪い訳ではなく、ワガママを言うのが悪い訳ではありません。
ただポイントを間違えてしまうと「こだわりすぎ」「ワガママ女」に見えてしまいます。
今回は、結婚式にこだわりすぎのワガママ彼女にならないための注意点についてご紹介します。
目次
結婚式にこだわりすぎのワガママ彼女にならないために
先述の通り、結婚式を素敵なものにしようとこだわるのが悪いことではありません。
結婚式は女性としての晴れ舞台でもあり、夫婦として思い出となる結婚式、親族やゲストに喜んでもらえる結婚式にしようとこだわることが否定されるべきではありませんよね。
しかし、こだわるポイントがズレている、こだわりすぎている理由が妥当ではないかもしれない(ただのわがままと思われてしまう)ことに注意するべきでしょう。
要するに、大きく以下2点についてズレてしまっていると「こだわりすぎのワガママ彼女」として映ってしまうようになる可能性が高いと言えます。
- 世間一般との結婚式に対するこだわりポイントとのズレ
- 新郎になる彼氏や親族との結婚式に対する価値観のズレ
「こだわる」は「妥協なく追求する」というポジティブな意味よりも、本来は「必要以上に気にしたり執着したりする」ことを意味する言葉です。
ですので、こだわりすぎのワガママ彼女になっているかは以下の2点についてチェックしてあげることが大切であると考えます。
- 世間一般のこだわるポイントと大きくズレがないか
- こだわりすぎているポイントは「執着」ではないか
この2つのポイントを抑えながら、「私ってこだわりすぎているかも?」「ワガママ彼女になっているかも?」といったように簡単だとしても一緒に答え合わせをしていきましょう!
みんなの結婚式でこだわるポイントはどこ?
まずは世間一般の意見として、女性の皆さんは結婚式または披露宴のどこにこだわりたいとしているのかについて見ていきましょう。
アンケートを覗いてみると、結婚式でこだわりたいとするポイントのランキングは以下の通り。
まず1位、2位はほぼ同列で、参列者へのおもてなしに対するこだわりであること。
次いで3位が結婚式(披露宴)という人生の晴れ舞台に対するこだわりであること。
4位が現実的な費用感や抑えられるなら安く済ませたいというこだわりであること。
5位以下の回答を見ると、オリジナリティー、装飾、写真映えなど「必要以上に着飾ること」が挙げられているように思える。
つまりは、いわゆるオプション的な部分へのこだわりに注意すべきであり、必要以上になってしまう「もっとこうしたい」わがまま部分に気をつけるべきということでしょう。
結婚式の主役はもちろん花嫁だけでなく新郎や時に親族も主役であり、披露宴はゲストをもてなすべきものです。
結婚式は親族やゲストの前で永遠の愛を誓い合うことに意味があり、披露宴は周囲に夫婦として認知してもらうためのパーティーを意味することを忘れてはいけません。
海外ではブライドジラ(ブライド(花嫁)+ゴジラ(恐竜))なんて造語もあったり、ウエディングハイといった言葉もあったりするように、
- 花嫁が主役である
- 一度きりの結婚式だから妥協したくない
- 憧れの結婚式に対する理想が高すぎる
など、主観的な価値観だけではなく、何のために行う挙式であるのかをもう一度考えてみて、自分もみんなもハッピーになれる結婚式を描いてみることが重要です。
結婚式にこだわりすぎるワガママの理由は執着?
2つ目のポイントとして挙げた「執着」のキーワードは、結婚式にこだわりすぎるワガママ彼女にならないために最も気をつけるべき注意点であると言えます。
その執着によるこだわりには、新郎新婦の明るいスタートを描く演出とは全く異なるネガティブなベクトルを向いている危険性が潜んでいるからです。
結婚式に対するどのような執着が「こだわりすぎ」「ワガママ」となってしまうのか、その傾向についてチェックしていきましょう。
他人の結婚式と比較してしまう
やはり結婚式や花嫁姿を思い描いてきた方も多く、女性にとっての晴れ舞台であるがゆえに他人と比較してしまいがちです。
特に自己顕示欲が強い、見栄っ張りな性格である場合には、周囲の女性よりもワンランク上の結婚式にしようとこだわる傾向にあるでしょう。
もしくは、特定の女性(ライバル)との比較であれば、より執着しやすくなってしまいます。
豪華さをアピールするために衣装やドレスにこだわりすぎてしまったり、お色直しの回数を増やしてしまったり。
特にSNSや写真映えする演出にこだわりすぎるのは、他人との比較や嫉妬という悪い方向の執着であるかもしれません。
結婚式への理想が高すぎる
結婚式に対する思い入れや夢見てきた憧れが強いほど、結婚式への理想が高まり、必要以上にこだわりすぎてしまうことがあるでしょう。
子供の頃の夢は素敵なお嫁さんとしていたように、「理想の花嫁像」に近づけようとしてワガママになってしまいます。
結婚式の主役は花嫁だけではなく、結婚式を行うのは素敵な花嫁を披露するだけの場ではありませんよね。
結婚式は人生における大きなイベントですが、そこがピークなのではなく、夫婦として新しいスタートを踏み出す意味を持つ儀式であることを忘れてはいけません。
費用の負担が少ない
経済力のある男性との結婚や親御さんの援助によって、結婚式の費用負担が少ない、または負担が無いという女性も少なからずいることでしょう。
金銭的余裕からオリジナリティーを演出しようとしてこだわりすぎてしまうばかりではなく、会場やプランナーに難しいワガママを言って困らせてしまいます。
豪華な結婚式にしようとこだわること自体はもちろん否定されるべきではなく、金銭的余裕があるからこそ実現出来るたった一つの結婚式になることでしょう。
しかし、親族や参列者への配慮やおもてなしを怠ってしまうと、こだわりすぎのワガママな女という印象をみんなに与えてしまいかねません。
相談をせず一人で進めてしまう
夫婦ふたりで話し合うのが理想ですが、やはり女性の方がこだわる傾向にあるためか、彼氏や親にあまり相談せず一人で進めてしまうケースもあります。
それは任せっきりにしてしまった彼氏側にも問題がありますが、自身の理想をどうしても叶えたい気持ちから一人で突っ走ってしまう女性がいるのも事実です。
もちろん女性としての晴れ舞台だからといって思い描いた理想のこだわりが必ず実現するわけでもなく、「夫婦2人として無事に終えることが出来た思い出に残る結婚式」にすることも大切ですよね。
積み立てた内容を気分で崩してしまう
理想通りの結婚式にならないことや解消されない何かへの執着などのネガティブな感情によって気分が崩れてしまい、積み上げてきた打ち合わせの内容を覆してしまう女性も存在します。
まさにブライドジラの言葉の通り、ワガママという腕の一振りで積み上げたビルを壊してしまうように。
「何で私の気持ちがわからないの?」「一度きりの結婚式なんだから!」といった言葉は、結婚式に協力的ではないガッカリな彼氏を描く言葉であるだけではなく、気分次第でコロコロ変わるワガママな彼女を表現する言葉でもあります。
この後の人生でずっと我慢するのか、もう一回あった時には離婚を覚悟するべきなのか、そんなことを彼氏は想像しているかもしれません。
結婚式にこだわりすぎのワガママ彼女になることは悪くない
最後にもう一度お伝えしたいことは、結婚式にこだわることやワガママになることが悪いことではありません。
あくまで彼氏や親族と、また一般的な価値観とに大きなズレがなければです。
結婚式は新郎新婦にとっての最初の試練でもあり、印象に残るような素敵な結婚式にするには、滞りなく結婚式を終えることが最低条件であることを忘れてはいけません。
夫婦2人の新しいスタートを描くポジティブな演出であれば、こだわりすぎでもワガママがであっても良いかと思います。
ですが、自分本位でパートナーとの歩幅を合わせられていないようなこだわりやワガママであれば、自ら夫婦生活の不安材料を与えてしまっているということを覚えておいてくださいね。
結婚式の準備中や新婚旅行中に破綻となってしまうのは、新婦(彼女)側が夫婦として一緒に同じ方向を向けていないから起こることであったりするものですよ。