LINEやDMで気になる男性から絵文字・顔文字・スタンプが送られてくると脈ありなのかも考えてしまうのが乙女心ですよね。
「ハートがついた絵文字やスタンプって脈ありじゃないと送らないよね?」
「嬉しそうにしてる顔文字は私とのLINEやDMが楽しいってこと?」
などと、絵文字や顔文字、スタンプでの感情表現がまるで彼からの好意のように感じてしまうこともあるでしょう。
絵文字・顔文字・スタンプは脈ありなのかと併せて、LINEやDMで見逃したくない脈ありサインについて紹介していきます。
目次
絵文字・顔文字・スタンプを使う男性は脈あり?
結論から申せば、男性がLINEやDMで顔文字や絵文字、スタンプを使うことで脈あり度を図ることは難しいと言えます。
その理由は以下の2つ。
- 気になる女性とのLINEやDMにおいて絵文字や顔文字、スタンプを使って脈ありサインを送るよりも他の方法で脈ありサインを送ろうとする傾向にあるから
- 恋愛対象外の女性であっても男性はあえて脈なしサインを送らない傾向にあるから
まずは、LINEやDMにおける男性から絵文字・顔文字・スタンプが脈ありサインとは言えない理由について見ていきましょう。
男性は気になる女性に対して絵文字・顔文字・スタンプよりも他の形で脈ありサインを送る
まず1つ目の理由について、男性が気になる女性からのLINEに対して取ってしまう行動に関する調査データを見ていきましょう。
上の統計データの通り「絵文字や顔文字、スタンプが増える」の回答は第5位の30%となっており、複数回答によるアンケート結果であることを考慮しても少数派であることが分かります。
LINEやDMにおいて絵文字や顔文字、スタンプを使った脈ありサインを送るよりも他の方法で脈ありサインを送ろうとするのは男女のコミュニケーションにおける違いがあるからでしょう。
男性脳は「目的」や「問題解決」を得意とする傾向にあり、女性脳は「共感」を得意とする傾向にあるもの。
ここで恋愛の初期段階におけるLINEやDMでの「男性の目的」を想像してあげると、女性と仲良くなって2人でデートに行きたい、LINEやDMでやり取りをしながらデートに誘うキッカケを作りたいといった男性心理がイメージ出来ますよね。
気になる男性からデートに誘って欲しいからこそ、LINEやDMで脈ありサインを送る女性も多いかと思います。
ですので、気になる男性が脈ありかどうかを考えるのであれば、絵文字・顔文字、スタンプを使うといったことよりも「自分をデートに誘う内容のLINEやDMであるか」について考えてあげるべきです。
男性は恋愛対象外の女性に対してあえて脈なしサインを送らない
男性があえて脈なしサインを送らないことに関する調査データについても見ていきましょう。
LINEやDMにおいてあえて脈なしサインを送らないとする男性は70%といった結果となっており、恋愛対象外であるにも関わらず脈なしサインを送らない男性心理を女性の皆さんは理解出来ないのかもしれません。
こちらも一つの男女の違いなのですが、その他色んな調査データを見ても、女性は興味の無い男性に対して脈なしサインを送る傾向にあるのに対し、男性は恋愛対象外の女性であっても脈ありサインを送ることがあります。
結局のところは、好きでもない人を抱ける男性という生き物と少しでも好きではない男性に抱かれたくない女性という生き物の違いであるように感じます。
もちろんそれだけではなく、職場や学校などでの人間関係を考慮する場合もありますから、自分と彼の環境や関係性についても考えてあげるべきでしょう。
絵文字・顔文字、スタンプを使うかどうかは脈ありか脈なしかを図る指標にはなりにくいので、返信が遅くとも自分のことを知ろうとしてくれているか、素っ気ないメッセージであっても会話と心のキャッチボールが出来ているかで脈あり度を図ってあげるべきでしょう。
⇒ 男性の脈ありLINE!好意の男性心理を見抜くポイントは?
LINEやDMでの絵文字・顔文字・スタンプにおける脈ありパターン
LINEやDMでの絵文字・顔文字・スタンプを使うかどうかで脈あり度を図るべきではないとしましたが、少数派とはいえ表情や声色が直接見えないLINEやDMであるからこそ好意を知ってほしい心理から脈ありサインを送っている場合もあります。
ですので、絵文字、顔文字、スタンプを使うかどうかではなく、内容や文脈から彼はどのような気持ちを伝えようとしているのかを考えるべきであることを改めて理解しておく必要があります。
女性の皆さんが想像している以上に、男性の脈ありサインは分かりやすいものです。
分かりにくいということは、男性のアナタに対する気持ちがハッキリしていない、あえて脈ありサインを送った場合にどのような反応をするか、もしくは脈なしサインとして徐々にフェードアウトしようとしているかのどれかに当てはまるものと考えます。
まず既読スルーや未読スルーが無くしっかり返信が来るのであれば脈なしではないと考えて、彼の脈あり度を図っていくためにも良いリアクションを返してあげましょう。
男性が送る脈ありサインや好意のアプローチは、基本的に自分がアリかナシかを確かめる女性からのリアクションチェックであると考えてあげて下さい。
男性が期待するようなリアクションを返してあげれば、彼の脈あり度を図る情報は集まってくるかと思います。
ちょっとした恋愛の駆け引きになりますが、LINEやDMにおける彼の脈ありサインを見逃さないようにして攻めにも守りにも動ける上手な恋愛を進めていけると良いでしょう。
ハートマークやキスの絵文字・スタンプを送る
LINEやDMにおける王道の脈ありサインと言えますが、ハートマークやキスの絵文字やスタンプは脈ありサインである可能性があります。
例えば、😍や😘のような絵文字を男性は脈なしの女性に使うことは滅多にありませんので、脈なしではないものと考えて良いかと思います。
ハートマークのキスや絵文字・スタンプは王道とも言える脈ありサインであることを男女が知っているからこそ、あえて送ることで女性からの好意のリアクションをチェックしたい男性心理も伺えます。
ただ一つ気をつけるべきことは、「脈ありサイン」と「本命か遊び目的か」には違いがあるということ。
本命であれ遊び目的であれ、女性とまずは仲良くなりたいという男性の目的は同じですから、やたらにハートマークやキスの絵文字・スタンプを使う男性には少し警戒心を強めた方が良いかもしれません。
男性が同じ絵文字・顔文字・スタンプを送ってくる
心理学用語で言う「ミラーリング効果」によって、男性がアナタが送った絵文字・顔文字・スタンプを真似して送り返してくるのであれば脈ありである可能性があります。
ミラーリング効果とは、仲良くなりたい相手や好意を持つ相手の言動や仕草を真似してしまう心理のこと。
わざわざスタンプを買って送り返してきたり、同じような意味の絵文字やスタンプを返してくるのは脈ありに近い心理によるものでしょう。
ただ元々コミュニケーション能力が高い男性やLINEやDMでどのようにすると女性に喜ばれるかを知っている男性は、女性と同じくらいに共感力が高いものです。
男性と女性という考え方も一つですが、彼がどのような性格やタイプであるか、どのような価値観や恋愛経験を持っているのかについても出来る限りでイメージしてあげることが大切と言えるでしょう。
特別な女性にだけ絵文字・顔文字・スタンプを使う
上のアンケート結果のように、気になる女性に対しては絵文字・顔文字・スタンプが増えるとする理由は、表情や声色が見えないLINEやDMであるからこそ自分の感情を上手に伝えようとするからかと思います。
つまりは、普段の会話では表現しきれない感情をLINEやDMという気軽にコミュニケーションが取れる場所で表現しようとしている脈ありサインである可能性が考えられます。
例えば、対面して会えば好き避けのように素っ気ない雰囲気だけど、LINEやDMでは必ず返信が返ってくるし、ポジティブな絵文字・顔文字・スタンプを送ってくるようにです。
さらに彼の本命度を探るのであれば、自分にだけ絵文字・顔文字・スタンプを使ってくれているのか他の女性に対しても同じであるかについても注目しておきたいところです。
確かに自分だけか他の女性にも同じかを探ることは難しいですが、本命か遊びかの間で必ず区別をつけようとすることに男女の違いはありません。
女性の皆さんも特別な彼にだけ送っている絵文字やスタンプ、特別な彼との間でだけ使っている冗談や話し方なんかを大切にしているのではないかと思います。
絵文字・顔文字・スタンプだけではなく、他人には内緒の彼が自分とだけの特別な環境でコミュニケーションが取れているかについても考えてあげると良いかもしれません。
LINEやDMでの絵文字・顔文字・スタンプに期待しすぎないように
ご紹介してきたように、LINEやDMで男性から絵文字・顔文字・スタンプが送られてくること自体で脈ありかどうかを図ることは出来ないと考えるべきです。
ですので、ハートマークやキスをイメージさせるものであったとしても、脈ありの可能性が高いではなく脈なしの可能性が高いくらいに受け止めておくべきかと思います。
男性のことが気になってくると、「自分と同じ気持ちでいるかな」「彼も私のことが気になってるのかな」などと期待が膨らんでいきます。
そんな期待をさせてくれるからこそ恋愛は楽しく満たされる気持ちになるのですが、恋愛が上手に進むためにはお互いが同じくらいの気持ちであり、お互いが同じくらいの気持ちで距離を近づけていくことが大切です。
だからこそ、男性からの脈ありサインだと受け止めてみて、それに対する良いリアクションを返してあげれば彼の脈あり度が図れるようになるかと思います。
当然のようにLINEやDMだけで彼のことを知る必要はありません。
今は好意の気持ちが強かったとしても、実際にデートをしてみたら冷めてしまったというケースも少なくありませんよね。
考えるべきことは恋愛を楽しむことではなく、楽しい恋愛を一緒に作れるパートナーを探すことでしょう。
そのように考えてみると、LINEやDMでの絵文字や顔文字、スタンプが送られてくるかどうかよりも、彼との会話を楽しめているか、彼とのリズムやテンポが合うか、彼とLINEやDMをしていて心から楽しいと思えるかといったことに注目してあげる方が、アナタが望む恋愛に近づくのではないかと思います。