自宅で子供の散髪をされている方が増えてきています。
美容院に行くのを嫌がる子供もいるので、セルフカットするメリットも多いです。
前髪や髪の毛のボリュームを減らすためだけに、月1回ペースで美容室に行く場合も多く、髪型を変えない程度なら自宅で散髪してしまえば節約になります。
今回は、自宅で子供の散髪する場合の道具と切り方を紹介していきます。
目次
自宅での子供の散髪に必要な道具
自宅での子供の散髪のイメージですと、図工用ハサミや100均などで売られているスキバサミでジョキジョキと切るイメージかと思います。
しかし、美容院に行って髪を切ってもらった場合、チョキチョキやサクサクというようなイメージですね。
もちろん美容師はプロですから技術的な部分もありますが、自宅でセルフカットを行うには、失敗しないための道具をご用意された方が良いです。
自宅での子供セルフカットに必要な道具はコチラになります。
- シザー(カット用、スク用)
- 散髪ケープ
- ダッカール
くしはご自宅にあるもので構いません。
基本ドライカットになるかと思いますが、必要に応じて霧吹きを購入されると良いでしょう。(100均で十分です)
では、それぞれのポイントを紹介していきますね。
自宅で子供の散髪をするなら「シザー」を買うべし
ハサミではなく「シザー」を購入された方が良いです。
「英語にしただけやん!」という声も聞こえてきそうですが、「シザー」は髪の毛のカット専用ハサミのことです。美容師さんが使っているハサミですね。
なぜ「シザー」を利用するべきかと言うと、市販のハサミでは「切りづらい」「切り過ぎてしまう」ことで失敗の原因になるからです。
子供のセルフカットに必要なハサミは2つあります。
- カットシザー
- セニングシザー(スキバサミ)
購入の際に気を付けたいポイントは、セニングシザーのスキ率です。
「スキ率」とは、ハサミを1回開閉した時のスキ度合のことを指します。スキ率30%であれば、100本中30本スケますよということですね。
スキ率が高い程切れる量が増えますが、その分だけスキルが必要になりますので、ご自宅でのセルフカットの場合はスキ率15%~20%を目安に選ぶようにしましょう。
子供の場合は髪の毛の量も少なく、失敗しないためにもスキ率は低めのものが良いです。
スキ率15%の場合でも、2回切ればイコール30%になりますからね。
予算を抑えたいようでしたら、2,000円で買えるコチラがオススメです。
自宅で子供の散髪をするなら「散髪ケープ」を買うべし
部屋であれお風呂であれ、散髪した場合は掃除が必要になります。
美容院でカットした後、イスの下が凄いことになってますよね。
そんな時は散髪ケープを使うと良いです。
切った髪の毛を受け止めてくれるのでお掃除がラクですし、折りたたんで収納できますので場所も取りません。
自宅で子供の散髪をするなら「ダッカール」が便利
「ダッカール」とは、ヘアクリップのことですね。
お母様方のほとんどがお持ちかと思います。
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前髪だけなど部分的なカットであれば問題ありませんが、全体カットをする場合は切り過ぎ防止のためダッカールを使うと良いです。
ふむふむ。サイドを切っているうちに「上の方まで切ってしまった!」という事が無いよう、切らない部分をダッカールで止めてしまえば良いという訳ですね。
自宅で子供の散髪をする方法
準備が整ったら、実際に散髪してみましょう。
長い分には修正できますが、切り過ぎてしまった場合は美容院でさらに短く切るしか方法はありませんから、失敗しないようにチェックしておいて下さい。
新しくハサミを購入された場合は、何回か動かしてみるなど事前練習をしておくと良いです。
どのように切るか全体をイメージする
一度くしで髪の毛を解かし、お子さんの髪型を、前、横、後ろ、斜めから全体を確認して下さい。
「上はあまり伸びていないから整える程度で」
「サイドは伸びたから、1cm程切ろう」
など、どのように切るか決めることが重要です。
イメージが出来ていないと切り過ぎてしまい、失敗する恐れがあります。
お子さんによっては、左右で髪の毛の伸びる速さが異なる場合もありますので、しっかり確認しておきましょう。
じっとしているのは難しいと思いますので、アメやお菓子を渡したり、スマホやタブレットで動画を流しながら切ると良いですね。
髪の毛は少しずつカットしよう
最初からジョキジョキと切ってしまうと、全体バランスが分からなくなり失敗に繋がります。
美容師さんがやっているように、少しずつ切ることをオススメします。
切りたい部分の髪の毛を人差し指と中指で挟んで、はみ出た部分を切ります。
多く持ちすぎると広がってしまうので、少しずつ平べったくなるように挟むのがコツです。
挟んだ髪の毛を切りたい長さでストップし、ハサミを斜めに入れて切っていきます。
最初は時間がかかるかもしれませんが、丁寧にやると仕上がりが良くなりますよ。
動画でもご紹介しておきますので、参考にしてみて下さい。
どのご家庭でもみんな最初は素人で、失敗することもあるでしょう。
しかし、回数を重ねることでコツを掴めば、簡単に自宅でお子さんのセルフカットが出来てしまいます。
「失敗したら、また伸ばせばいい!」ぐらいの気持ちを持って、チャレンジしてみると良いかもしれませんね。