「バツイチ子持ちの男性」と聞くと、どのような印象をお持ちでしょうか?
恋愛に発展しそうであったり、結婚も視野に恋愛している男性が、実はバツイチ子持ちであったと知って、悩んでしまう方もいるかと思います。
今回は、バツイチ子持ち男性との恋愛や結婚におけるポイントや、メリット、デメリットをご紹介していきます。
目次
バツイチ子持ち男性との恋愛におけるポイント
バツイチ子持ち男性との恋愛はムリ!バツイチ子持ち男性でもその人次第!と意見は様々かと思います。
そこで、恋愛・結婚対象とする男性の結婚歴について、年代別に聞いた統計データを見てみましょう。
出典:https://www.exeo-japan.co.jp/
上の統計を見ると、やはりどの年代であれ、バツイチ子持ちの男性を恋愛・結婚の対象とする女性は少なく、20代女性で2.1%、30代女性で3.8%、40代女性で10.1%という結果となっております。
どのような理由でバツイチ子持ちとなったかは分からなくとも、「バツイチ子持ち=(結果として)一度結婚生活に失敗している」という事実があるからではないかと考えられます。
ですが、バツイチ子持ちだからといって、その男性との恋愛の可能性を無くしてしまうのはもったいないと考える方もいるでしょうし、今現在バツイチ子持ち男性と恋愛している方もいらっしゃるでしょう。
バツイチ子持ち男性との恋愛におけるポイントをご紹介していきますので、参考にしてみて下さい。
束縛しないで褒め上手を心掛ける
バツイチ子持ち男性を好きになってしまった場合、どのように恋愛を進めて行けば良いのか、不安に思うことが多いのではないでしょうか。
バツイチ子持ち男性との恋愛では、気を付けなければならないポイントがいくつかありますが、最初のポイントとして押さえておきたいのが、相手を褒めるということです。
離婚を経験した男性は、(離婚の原因が元嫁にあったとしても)結婚生活を維持出来なかった自分に不甲斐なさを感じ、自信を無くしている場合があります。
そのうえ、離婚時には元嫁や周りの人から、夫としてまた男として否定的なことを多く言われていることでしょう。
そんな彼をたくさん褒めてあげることで、男としての自信を取り戻させてあげることが大切です。
もし、バツイチ子持ち男性との結婚を望むのであれば、彼を褒めることはさらに効果的でもあります。
「〇〇さんって、本当に頼りになるなぁ~!」、「さずが、〇〇君!」など、あらゆる言葉で褒められることで彼は自信を取り戻し、再婚に対しても前向きに考えるキッカケにもなります。
また、バツイチ子持ち男性をあまり束縛しないように心掛ると良いでしょう。
結婚を経験した男性は、過度の束縛を受けると家族というものに縛られていた昔の生活を思い出してしまいますので。
それが良い想い出であれば良いのですが、離婚をしているということは結婚生活の想い出にはツライこともあったはず。
アナタが束縛することで、その想い出を思い出させてしまわないようにしてあげることも大切ですよ。
元嫁や子供との比較をしない
バツイチ子持ち男性との恋愛では、元嫁や子供と自分を比較しないこともポイントです。
まず、元嫁の場合、過去に結婚生活を送っていたのであれば、何かの折に彼の口から元嫁の話がポロッと出てしまうこともあるでしょう。
しかし、その度にいちいち過剰反応していては、彼も疲れてしまいます。
今の彼女(アナタ)に元嫁の話をしてしまうこと自体デリカシーのないことですが、それはアナタに心を許している証拠でもあります。
ごくたまにならば、聞き流すように心掛けたいところですが、あまりしょっちゅう元嫁の話をするようであれば、まだまだ未練がある証拠です。
その場合はハッキリと「私の前では、前の奥さんの話はあまりしないで欲しいな。」と伝えましょう。
それでも止めなかったり、イヤな顔をしたりするようであれば、彼との幸せな未来を築くことは難しいと思われますので、今後のお付き合い自体を考え直した方が良いかもしれません。
次に子供の場合ですと、これについては我慢するしかありません。
バツイチ子持ち男性はたとえ離婚して独身になったとしても、父親であることは変わりないからです。
親が何よりも子供を大切にするのは当然のこと。彼にとって彼女と子供は、そもそも比較するようなものではなく、全く別の存在なのです。
もしバツイチ子持ち男性との結婚を望むのであれば、そこは一番理解してあげなければならないポイントになります。
彼が再婚を考えるのであれば、自分と同じように子供を愛してくれる人を選ぼうと考えるのは当然ですよね。
ですから、お付き合いの段階から子供に嫉妬をするような女性とは、まず再婚は考えられないでしょう。
彼が子供を優先するのであれば、「〇〇さんのお子さんは、優しいパパがいてくれて幸せですね。」と言えるくらいの余裕を持てるように努力する必要があるかと思います。
今後再婚する気があるのかを確認する
バツイチ子持ち男性との恋愛を進める上で、彼がアナタとの関係を将来的にどう考えているかを確認することも忘れてはいけません。
お互いが楽しい時間を共有し合うだけで満足であれば、そのまま気の済むまで関係を続ければ良いですが、アナタが将来的にバツイチ子持ち男性との結婚を望むのであれば、相手の気持ちを確認する必要があります。
バツイチ子持ち男性の中には、付き合うなら再婚を前提にお付き合いしたいと考える人もいれば、「再婚はもうコリゴリ!ただ自分の人生を楽しみたい!」と思っている人もいます。
後者のようなタイプだと知らずに、アナタが結婚を望みながらお付き合いを続けていたら、アナタの大切な時間をムダにしてしまうことになりかねません。
逆に、アナタに結婚する気がないのであれば、相手の時間をムダにしてしまうことにもなりますよね。
このように相手がバツイチ子持ち男性であるなら、なるべく早い段階でお互いの考えを確認し合っておきたいところです。
バツイチ子持ち男性との恋愛には覚悟が必要
前述のように、バツイチ子持ち男性と恋愛を進めるには、未婚同士ではあまり考える必要のない気遣いや独特の悩みを避けて通ることは難しいと言えます。
元嫁や子供のことが常に気にかかりますし、再婚の意志の確認など、どんな問題でも乗り越えていく覚悟が必要となります。
さらにバツイチ子持ち男性との結婚となると、子供の養育費や元嫁の慰謝料といったお金の問題や、元嫁と子供との関係(定期的に会うのかどうかなど)や両親のことなど、あらゆることを受け止めて解決していかなければなりません。
とは言え、バツイチ子持ち男性との結婚は大変なことばかりではありません。
彼に離婚経験がある場合、今度は絶対に幸せな結婚生活を送ろうと前以上に努力をしようとしてくれるでしょう。
また、父親経験があるというのも、初めて育児をする上でとても頼れる存在になります。
何の障害もなく結婚するカップルよりも、協力して乗り越えなければならない壁が多い分、より深く強い愛情で結ばれることができるのもバツイチ子持ち男性との結婚や恋愛のポイントと言えるでしょう。
このように、バツイチ子持ち男性との恋愛は生半可な覚悟ではできません。
ですから、アナタ自身の幸せをまず一番に考えながら、恋愛を進めていくことをオススメします。
バツイチ子持ち男性との結婚におけるデメリット
バツイチ子持ち男性との恋愛を経て結婚を考えているのであれば、まずバツイチ子持ち男性との結婚におけるデメリットを理解しておくことが重要です。
バツイチ子持ち男性と付き合っていくアナタ自身が幸せになれる結婚である必要があると思いますので。
デメリットとしてご紹介しますが、実際にバツイチ子持ち男性との結婚における注意点として参考にして頂ければと思います。
バツイチ子持ち男性であるという事実
結婚はおめでたいことと思いますが、バツイチ子持ち男性との結婚となるとおめでたいだけでは済まないことが出てくるかと思います。
バツイチ子持ち男性ということは、一度結婚に失敗している事実があることに違いありません。
恋愛関係から結婚相手となり、自分の両親や友人に紹介した場合「おめでとう」と祝福してもらえるかもしれませんが、それと同時に「(バツイチ子持ち男性が相手で)大丈夫なの?」と気遣う声を聞くことになる可能性も高いでしょう。
賛成してもらえればいいのですが、両親が反対する場合は、そのハードルも乗り越えていく必要があります。
バツイチ子持ち男性との結婚を反対される場合、一度結婚を失敗している原因が大きく影響することもあります。
元嫁側に重大な離婚原因があったのなら話は別ですが、バツイチ子持ち男性の浮気や借金、DVなどが原因の場合は同じことを繰り返す可能性があるということを覚悟して欲しいと思います。
恋愛中は無くても結婚した途端にDV被害を受けるという話もありますので、離婚原因は必ず確認しておくようにしましょう。
養育費や慰謝料などの金銭的問題
当然のことながら、バツイチ子持ち男性には元嫁と子供がおり、離婚には金銭面の約束事が存在します。
離婚原因がバツイチ子持ち男性側にある場合は元嫁に慰謝料を払うことがあります。
子供を元嫁が引き取っていても、子供の養育費の支払いがある場合もありますよね。
バツイチ子持ち男性との結婚では、養育費を払い続けるという金銭的問題が結婚当初からあるということを理解しておく必要があります。
「私も働いているから大丈夫よ」と思う人もいるかもしれませんが、アナタが妊娠・出産することになった場合、収入の減少が考えられます。
バツイチ子持ち男性の収入がとても高く余裕があるのなら良いですが、妊娠・出産でアナタの収入が無くなり、アナタの子供にお金がかかるようになっても、お金に余裕が無くても養育費を払い続けることになるでしょう。
バツイチ子持ち男性にとっては自分の子供ですが、アナタにとっては他人である子供にお金を払い続けることをしっかり考える必要があります。
養育費ですから「子供が成人するまで」「大学を卒業するまで」など期間が長いことも覚えておきたいところです。
元嫁や子供との関係性
元嫁とまったく連絡を取っていないという人もいるかもしれませんが、子供のことで元嫁と連絡を取っているバツイチ子持ち男性は多いと思います。
子供と会うために連絡を取っていても、子供が小さければ付き添ってくる元嫁と会うこともあるでしょう。
子供が成長するに従って、運動会や父親参観などの行事、入学、卒業など、子供の成長の節目や進路の相談などのたびに連絡を取り合うことは重々に考えられます。
バツイチではない男性との恋愛結婚とは違い、バツイチ子持ち男性との結婚はアナタだけの夫ではないことを理解しておくことが重要です。
アナタの夫であると同時に、元夫、父親という役割も持っています。
アナタと結婚していても、元嫁や子供と連絡を取ったり、会ったりするバツイチ子持ち男性を許し続けられるでしょうか。
元嫁や子供とはどのように付き合っていくのかを確認し、場合によってはしっかり話し合っておく方が良いでしょう。
バツイチ子持ち男性が子供を引き取っている場合、元嫁の子供と上手く関係性を築くことが出来るのか、よく考えてみて欲しいと思います。
元嫁との比較
バツイチ子持ち男性との結婚によって、アナタはバツイチ子持ち男性の二人目の奥さんになります。
ですので、悪気があるわけではないと思いますが、周りの人が元嫁とアナタを比べるようになることがあります。
「前の奥さんは○○だったわね」など、バツイチ子持ち男性の両親や兄弟、親戚、友人から、元嫁とアナタという人間を外見から中身まで事あるごとに比較されることを覚悟するべきでしょう。
バツイチ子持ち男性本人でさえ、元嫁とアナタを比べた発言をすることがあると思います。
しかし、悪いことばかりではなく、比較の結果プラスの印象に転じる場合もあります。
元嫁の印象が悪い場合など、バツイチ子持ち男性との結婚を承諾してくれたことに感謝され、歓迎されることもあるでしょう。
内容の是非ではなく、事あるごとに比べ続けられるとウンザリしてくるかもしれませんが、少なくとも結婚当初はサラッと流せるぐらいの強いハートを心掛けたいところです。
また、自分自身で元嫁と自分を比べてしまうこともあるのではないでしょうか。
元嫁とはもう別れていて今の恋愛相手はアナタなのに、嫉妬心から「元嫁との思い出が多いね」「元嫁って美人だよね~」など言ってみたところで、バツイチ子持ち男性の過去は変えられるわけではありません。
自分で比較してしまうと苦しいだけで抜け出せなくなりますので、アナタを選んでいるバツイチ子持ち男性との現在に向き合うようにすることがポイントです。
自分の両親が納得してくれるか
バツイチ子持ち男性を自分の両親に紹介した場合、結婚に賛成してもらえるのかという心配もあるのではないでしょうか。
「誰と結婚しても私の自由でしょう」と思う人もいるかもしれませんが、バツイチ子持ち男性との恋愛だけなら良いとしても、結婚となると話は違ってきます。
入籍し婚姻関係を結べば義理でも家族という「関係」ができるので、アナタの家族も無関係というわけではありません。
バツイチ子持ち男性との結婚では、養育費などの金銭的負担や子供を引き取っている場合の養育の責任など、結婚することでアナタも無関係ではなくなります。
初婚子なし男性との結婚と比べてアナタの両親が心配する要素が初めからあるわけですから、アナタの両親が賛成することを渋る、または反対する気持ちも理解しておくべきでしょう。
アナタが恋愛した相手が、たまたまバツイチ子持ち男性だっただけということなのかもしれません。
ですが、アナタのことを心配する理由があることも確かですので、幸せを願うご両親の気持ちを有難く受け止め、夫婦としてそのハードルを超えて行けると良いでしょう。
結婚式を挙げない、子供を作る気がない可能性がある
結婚式に妊娠・出産とアナタにとって初めてのことばかりですが、バツイチ子持ち男性にとってはすべて経験済みの為。二人の間で話し合いが必要となることもあるでしょう。
アナタは華やかな結婚式に憧れているかもしれませんが、バツイチ子持ち男性は「結婚は二度目だから式はやらなくていいよ、世間体もあるし…。」とあまり乗り気でないことも考えられます。
結婚式に関してはバツイチ子持ち男性側の両親なども含めて、二度目の結婚のお披露目は控えたいという考えも少なくありません。
「結婚したら子供は3人欲しいよね」など理想の家族像があるとしても、バツイチ子持ち男性にはすでに子供がいる為にアナタとの間に子供を作る気がないということも考えられます。
子供に関しては、バツイチ子持ち男性が欲しくないという場合は諦めざるを得なくなりますので、結婚前に意思の確認をしておきたいところです。
仮にバツイチ子持ち男性との結婚で、結婚式もアナタとの子供も望んでくれたとしても、慰謝料や養育費の支払いなど金銭的余裕がなくて実現することができないという可能性もあることを覚えておきましょう。
バツイチ子持ち男性との結婚におけるメリット
バツイチ子持ち男性との結婚にはデメリットと言える注意点がいくつも潜んでいますが、もちろんメリットも存在します。
最後に、バツイチ子持ち男性だからこそのメリットについて見ていきましょう。
過去の失敗した経験を活かせる
バツイチ子持ち男性との結婚というと不安やデメリットばかりを考えてしまいがちではないかと思います。
しかし、バツイチ子持ち男性は一度結婚しているという経験から、結婚を現実的なものとして考えられるというメリットがあります。
恋愛とは違い、結婚はパートナーと人生を歩んで行くことです。
女性よりも男性の方が結婚に対して現実的に見ることが出来る傾向にありますが、バツイチ子持ち男性は一度結婚を経験していることで結婚のメリットもデメリットも分かっていますし、過去の失敗から気遣いや思いやりを重んじる方も多く見られます。
逆を言えば、過去の失敗の経験があるにも関わらず相手への気遣いがあまり感じられない場合は、同じ失敗を繰り返すタイプなので考え直すことをオススメします。
結婚には嫁姑問題もよく聞かれる言葉ですが、バツイチ子持ち男性は自分が間に入って円滑にいくように立ち回ることが良いと知っている人もいます。
それ以前にバツイチ子持ち男性である息子と結婚してくれる女性として姑さんに感謝される為、嫁姑問題が起こる心配が少ないということもメリットの1つと言えるでしょう。
パパとしての経験がある
子供がいるということは、バツイチ子持ち男性はパパとしての経験があるということです。
仕事人間で育児にあまり参加していなかったという人も中にはいるかもしれませんが、経験者と未経験者の違いは歴然と言えます。
アナタが妊娠・出産の時に体調を崩したり、初めてのことばかりで不安な気持ちになったとしても、女性の心や身体には大きな変化が起こるものだと経験から知っています。
アナタが初めての子育てに慌てたりしていても「僕がミルクをあげるから少し眠るといいよ」「お風呂に入れるのは得意だから僕がやるよ」など、経験者として一面に頼りがいを感じるケースも少なくありません。
元嫁との結婚生活や子育てがチラついて気にならないこともないですが、バツイチ子持ち男性との結婚は経験値があるということだと割り切れると良いでしょう。
知らないことも経験があるバツイチ子持ち男性は、アナタと家庭を幸せにしてくれる良き旦那さま、良き父親になり得る一人の男性であることに違いはありません。