寒くなってくるとどうしても流行するのが、インフルエンザです。
もし、大切な家族が感染した場合とても不安ですし、他の家族に流行してしまわないか心配ですよね。
一般的にインフルエンザの潜伏期間は2日程度と短く、発症する前も含めて1週間程は他人にうつる期間でもあります。
熱が下がり症状が軽くなったからといっても、他の家族にうつる期間でもありますので、解熱後もしっかりとした対策が必要です。
今回は、インフルエンザ感染期間から家族内流行を防ぐ方法を紹介します!
目次
インフルエンザがうつる期間から流行を防ぐ方法
インフルエンザの潜伏期間は長くとも4日程ですが、発症する前でも他人にうつる期間であるのは前記の通りです。
家族内で流行してしまい、看病どころか全員が寝込んでしまう…、なんてことは避けたいですよね。
発症する前からインフルエンザに感染していることを見分けるのは難しいでしょうから、冬の流行期間にはしっかり対策をすることが重要です。
インフルエンザにかかった期間中は個室で療養
やはり、感染した家族を隔離し、個室で療養するようにすることが何よりです。
その理由は、空気感染ではなく飛沫感染を防ぐためです。
感染者から出る咳やくしゃみにはウイルスが含まれており、その飛沫が直接口や鼻などにかかり、他の家族に移してしまうケースが多くあります。
そのため、感染期間中は個室療養にするだけでも大きな予防策になります。
こういった理由から、食事も個室に持ち運び個室で食べるということが重要です。
感染期間中はマスクを着用する
インフルエンザの飛沫感染防ぐためにマスクを着用させましょう。
そうすれば部屋自体にもウイルスが広がりにくくなるので、食事や着替えを持ってきた家族に感染するリスクを抑えることが出来ます。
もちろん感染していない家族もマスクを着用することを忘れずに。家族内流行は避けられても、外部で感染する可能性はありますから。
マスクも使いまわすのでは無く、新品で清潔なマスクを毎日使用すると良いですね。
手洗いとうがいを徹底する
感染した家族の部屋に行った際や感染者が使用した食器や衣服を扱った後は、ウイルスが付着している可能性が高いです。
他の家族に移さないためにも、丁寧に洗剤を付けて手洗いする事を心がけましょう。
また、感染者が使用した食器や衣服は別にすることが重要です。
手洗いやうがい基本的なことですが、日ごろから行うことによって感染期間中はもちろん、外部からの感染も防ぎます。
感染者のごみは蓋つきのごみ箱に捨てる
感染者が使用した後のごみにもウイルスが含まれています。
特に鼻水をかんだティッシュはウイルスが多く含まれているので要注意です。
どうしても蓋つきのごみ箱が無い場合はビニール袋の口を締める等をして、広がるのを防ぎましょう。
細かい所ですが、家族内流行を引き起こす原因になる可能性があるのでしっかりとチェックしましょう。
感染者の看病は一人に限定する
感染した家族と接触する人が増えれば増えるほど、移るリスクが高まります。
その理由から、極力看病する人は一人に限定しましょう。
他の家族が食事しか運ばないという時でもしっかりと手洗いとうがいは徹底して下さいね。
部屋の換気と加湿をする
換気をすることによって綺麗な空気を部屋に入れて、汚れた空気を外に出しましょう。
溜まったウイルスを外に逃がすことが重要です。感染期間中はなるべく毎日換気をすると良いでしょう。
また、加湿をすることでインフルエンザウイルスの生存率が下げることが出来ます。
しっかりと加湿を行うことはウイルスに対して非常に有効です。
湿度50%~60%程度を目安に、湿度を一定に保つようにすると良いですね。
感染期間こそ、しっかりと対策をとることによって家族内での流行を防ぎ、インフルエンザが完治した後にまたぶり返すということも防ぐ事ができます。
インフルエンザの流行期間にも意識すると予防策にもなります。
ウイルスと上手に付き合っていく事が重要なので慌てずにしっかりと対策をして下さいね。
こちらの記事がご参考になれば幸いです!