男性の特徴として「男ってホント恋愛に鈍感だよね」と言われますが、好意たっぷりのアプローチを仕掛けてもなかなか振り向いてもらえず、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
しかし、鈍感な男性を好きになってしまったのも事実!
今回は、鈍感な男の特徴と恋愛に進めるためのアプローチ法をご紹介していきますので、チェックしてみて下さい!
目次
鈍感な男の特徴
「鈍感」という言葉の意味としては「感じ方がにぶいこと」「気が利かないこと」となりますが、恋愛における「鈍感」は、「異性の好意に気づかない」「異性の気持ちを読めない」ということを意味します。
恋愛に鈍感な男の特徴=恋愛が苦手というイメージがありますが、単に女性の好意に対して鈍感なタイプなのか、それとも女性の気持ちを読み解くのが苦手なので、付き合ってからも思いやりが少ないタイプなのかと、鈍感な男性にも様々なタイプが存在します。
まずは、鈍感な男にはどのような特徴があるのか見ていきましょう!
自己中心的でマイペース
鈍感な男の特徴の1つとしてマイペースな性格が挙げられます。
マイペースといっても2つのタイプがあり、根っからの鈍感で本当に空気が読めないタイプと、そこまで鈍感ではないのに自分のペースを崩したくないがために、鈍感であるように見せているタイプがあります。
前者の場合、周りの空気を読むことができず、会話中に突然的外れな受け答えをしたり、空気が凍り付くような発言をしてしまったりして、周りの人を困惑させてしまうことが多々あります。
このタイプの男性は周りの人の気持ちを読み取ることが苦手なため、恋愛においても相手の気持ちに気付くことは難しいと言えるでしょう。
後者のタイプの場合は、ある程度自分で鈍感さを演じているため、余計なことを言って周りの人を困惑させるようなことはあまりありません。
その代わりに周りを気遣ったり、誰かのために自ら行動を起こしたりするような事はあまりせず、あくまでも自分のペースを保とうとする傾向にあります。
このタイプの男性は恋愛に対しても自分のペースを崩すことを嫌がりがちです。
そのため、相手の気持ちに気付いていても、相手に興味がなければ、鈍感なフリをして気づかないように振る舞うなんてことも。
前者の根っからの鈍感タイプに比べ、鈍感である自分を周りに認識させることで、煩わしいことから上手く逃げるちょっとズルイタイプとも言えるでしょう。
相手の気持ちを理解しようとしない
鈍感な男の人は相手の気持ちを理解することが難しいという特徴もあります。
相手の気持ちが理解できないと聞くと一見冷たそうなイメージを抱くかもしれません。
しかし、別に冷たい人間なのではなく、相手の言った言葉、相手のとった行動からその人の気持ちを読み取ることが苦手なだけなのです。
鈍感なため「どうしてあの人は怒っていたのだろう?」「どうしてあの人は泣いているのだろう?」と、相手の言動を理解することに長けていないだけなのです。
前述のように、周りの空気を読まず口走った言葉や行動で相手を困惑させていることに気付いていないので、本人からすると相手の反応が不思議に感じてしまうこともあります。
しかし、それも鈍感な性格ゆえの行動なので、決して悪気があるわけではありません。
そのため、鈍感な男性を責めても、どうして自分が責められているのかも理解できません。
このような男性は恋愛においても同様のことが言えるため、相手の気持ちや行動を理解することができません。
そのため、知らずに恋人を傷付けてしまうこともあれば、せっかく女性にアプローチされていても、気づかないままスルーして相手をガッカリさせてしまうこともあります。
もし鈍感な男性を好きになってしまったら、自分の気持ちに気付いてもらおうとすることは諦めて、素直に分かりやすい言葉で気持ちを伝えるようにした方がスムーズな関係を築くことができるでしょう。
自分が鈍感な男と思っていない
鈍感な男の人は、鈍感であるがゆえに自分が鈍感であることに気付いていないという特徴を持っています。
そのため、「〇〇さんって、鈍感なんだから~。」と言っても、「え?どこが?」と大真面目に聞いてくることもあるでしょう。
本人に自覚がないため、タチが悪いと感じてしまこともあるかもしれませんが、このような鈍感なタイプの男性は、鈍感さを責めても暖簾に腕押し状態であまり効果はありません。
例え空気の読めない一言でその場の空気を凍らせても、本人は悪気もなくいたって真面目なので、仕方ないと諦めてスルーしたりフォローしてあげたりして、周りが場の空気を温め直すしかありません。
また、鈍感な男性はおおらかな性格の人が多く(鈍感なため、何を言われていてもあまり深く考えない)、その鈍感な所がカワイイと感じたり、穏やかな人柄に惹かれたりする女性もいるので、案外モテる傾向にあります。
確かに、周りの言うことにいちいち反応する男性よりも、何を言われても大げさに反応しない男性のほうが器の大きい男性に見えますよね。
とはいえ、鈍感な男性は別に器が大きいというワケではなく、言われている事の意味が理解できていない場合が多いことも確かです。
もし、おおらかで器の大きい男性と恋愛したいのであれば、「本当に器の大きい男」か「ただの鈍感な男」かを見極めることが大切です。
そして、好きになった相手が鈍感な男だった場合、アナタ自身が鈍感なところを許せるくらい器の大きな人間になる必要があるでしょう。
天然な性格である
鈍感な男の人は天然な性格の持ち主とも言えます。
感覚が一般の人とはちょっとズレていて、「そこで笑う?」という所で笑ったり、「そこでそれをする?」というタイミングで行動を起こしたりするため、周りの人を困惑させてしまうこともしばしばです。
しかし、「あの人はちょっと天然だから。」と、天然さが幸いして許してもらえるのも鈍感な男性の特徴と言えます。
このような天然タイプの男性には、自分や周りの人の価値観を理解させようとしても理解ができないことが多いため、職場やグループではちょっと浮いた存在になりがちです。
しかし、少々厳しいことを言われても、それを理解して深く受け止めたりしないため、打たれ強い性格の持ち主とも言えます。
その姿を見て、(鈍感だと気付かず)頼もしいと感じて好きになる女性もいることでしょう。
恋愛においても、天然さが発揮され振り回されることもあるかもしれません。
とはいえ、鈍感タイプの男性はもともとおおらかな性格の人が多いので、「鈍感な男なんだ」と割り切ってしまえば、案外穏やかなお付き合いができることもあるでしょう。
八方美人で鈍感な男を演じている
八方美人な性格で、色んな女性からモテたい男性は鈍感な男を演じることもあります。
人の懐に入り込むことが天性的に上手なので、「これは脈ありかな?」と次第に好意が募ってアプローチを仕掛けていくものの、恋愛には発展していかないので、このパターンの男性に悩むケースが多いのかと思います。
八方美人な性格は、他人から嫌われたくない気持ちが強く、他人からの評価を以って自分を評価する傾向にあります。
また、相手と本音で付き合うことや自分が傷つくことを避ける傾向にあるので、よっぽど特別な想いのある女性以外は自分のボーダーラインを超えないように鈍感な男を演じて、関係をコントロールしようとする特徴があります。
陰口や噂話も気になって仕方がないので、女性と恋愛関係になることで周囲の噂にネタになってしまうリスクがあるのであれば鈍感な男を演じてしまう、というのも特徴として挙げられます。
こういったタイプの男性は、好意に鈍感なのではなく、むしろ敏感であるため「鈍感な男」を演じることが出来るのでしょう。
ただし、あくまで友人関係や職場関係を維持したいがために鈍感な男を演じているケースもあります。
その男性が本当に鈍感なのか、脈ありなのか脈なしなのか、少し注意深くチェックしてみると良いでしょう。
⇒ 好き避け男と嫌い避け男の違いは?脈あり男性の見極め方【5つ】
鈍感な男と恋愛を進めるためのアプローチ法
鈍感な男と言っても様々な特徴を持つタイプが存在しますので、そのタイプに合ったアプローチ法を選ぶことが恋愛発展に繋がるポイントと言えます。
気になる男性がどのような鈍感な男の特徴を持つのか見極めながら、アプローチしてみて下さいね。
では、続いて鈍感な男性と恋愛を進めるためのアプローチ法についてご紹介していきます!
ストレートにアプローチする
鈍感な男の人にアプローチをするなら、ヘタな駆け引きはしないでストレートに想いを伝えるのも良いでしょう。
鈍感な男性は遠回しなアピールや駆け引きをされても気づかない場合が多々あるという特徴を持っていますので。
ヤキモチを妬かせようと、他の男性と話しているところを見せても「二人は仲が良いね~。」ぐらいにしか感じない可能性もあります。
また、「私、優しい男性がタイプなんです。○○さん(お目当ての鈍感男性)って優しいですよね?」と本人にアピールしても、「そうかな~。ありがとう。」と返されて言葉に含まれている本当の意味まで理解できないこともあるでしょう。
鈍感な男の人との恋愛では、駆け引きをして気持ちに気付いてもらおうということ自体、難しいと思って臨んだ方が賢明です。
鈍感な男の人に気づいてもらえない駆け引きを続けていては、時間をムダにしてしまうことも十分考えられます。
鈍感な男の人との恋愛を成就させるには、アナタの「好きです。」という素直な気持ちをストレートにアプローチするのが、相手に気持ちが伝わる一番の近道と言えるでしょう。
直接伝える勇気がなかなか出せないのであれば、共通の友達に「○○ちゃん(アナタ)が好きらしいよ。」という情報をあらかじめ流しておいてもらうのも良いでしょう。
その反応を聞いてから、アプローチをしてみるのも良いですね。
特別感でアピールする
鈍感な男の人と恋愛を進めていくには、相手にわかるように特別感をアピールするのも良いでしょう。
前述でも述べたように、駆け引きをするのではなく、鈍感な男の人でもハッキリとわかるように「○○さんは特別な存在である」とアピールするのです。
相手の意図を汲み取るのが苦手な特徴を持つ鈍感な男の人には、曖昧なアピールは通用しません。
「これは○○さんだけ」という特別感をしっかりと伝えることが重要です。
「こんな相談ができるは○○さんだけです。」と言って悩み事を相談するのも良いですね。
(相談話は二人きりになれるという嬉しいオマケまで付いてくるのでオススメです。)
また、「○○君といる時だけが、一番自分らしくいられるな。」など、アナタにとって他の男性と彼とでは存在の大きさが違うことをわかるように伝えるのも良いでしょう。
さらに特別感をアピールするなら、ちょっとしたプレゼントや差し入れも効果的です。
お昼休みにコンビニへ寄ったついでに栄養ドリンクやお菓子などを買って「良かったら飲んでね。(食べてね。)○○君だけだから、みんなには内緒だよ。」と言ってこっそり渡すのも、特別感を演出するには良いでしょう。
「さすが○○さんですね。」くらいの褒め言葉では、恐らく鈍感な男の人は気づきません。
決してあいまいな表現はせず、アナタにとって彼だけが特別であるということをハッキリと強調して伝えるように心がけることが大切なのです。
露骨なぐらいアピールする
鈍感な男の人との恋愛を進展させるために、時にはボディタッチのような思い切ったアピールも必要になることもあるでしょう。
鈍感な男性は相手の気持ちを理解するのが難しいという特徴を持っているため、言葉だけではアナタの気持ちに気付かないことも考えられます。
いくらアナタが彼に対して特別感をアピールしても「オレってそんなにすごいのかな。」と喜ぶだけで、アナタからの想いまで汲み取ることができない場合もあるでしょう。
そんな鈍感な彼には、言葉だけではなくスキンシップも並行して行うと、より気持ちが伝わりやすくなります。
目が合う度に微笑んだり恥ずかしそうに目を逸らしたりするのも良いですが、熱い眼差しでただじっと見つめるのも彼をドキドキさせるのに効果的です。
また、会話の途中でさりげなくボディタッチをするのも良いですね。
「やだ~。」と言って肩を叩くという簡単なボディタッチも良いですが、それくらいでは気づかないことも考えられます。
鈍感な男の人には、もう少し踏み込んで腕を組むくらいの大胆な行動をとってみるのも1つです。
飲み会の移動などで「○○君、早く行こ~!」と甘えながら引っ張るような感じで腕を組めば、自然な流れで腕を組むことができるでしょう。
鈍感な男の人には周りの人が“ドキッ!”っとするくらい露骨なアピールをするくらいが丁度いいと言えます。
とはいえ、普段から男女かまわず誰にでもボディタッチが多いと、鈍感な男の人はアナタのアピールに気付かないキケンもあります。
露骨なアピールを実行するには、お目当ての男性にだけするように心がけましょうね。
後悔しないようにする
残念ながら鈍感な男の人の中には、アナタの気持ちに気付きながらも、脈がないことを言わずして気付いてもらおうと、わざと鈍感な男性を演じるケースも存在します。
しかしこの場合、こちらはそれが演じられているのか、本当に鈍感なゆえに気づいていないのかを見極めるすべがありません。
相手が鈍感でもそうでなくても、恋愛を進める上ではなるべく後悔をしたくありませんよね。
いくらアピールを続けても全く相手に届かない場合、どこかで鈍感な彼に対する気持ちにケジメをつけることが必要と言えるでしょう。
ですから、ある程度分かりやすいアピールを続けても気づいてもらえないようであれば、片思いを諦めるのかそれでも片思いを続けるのか決めた方が良いでしょう。
時間のムダと思って諦めるか、時間のムダになったとしても彼を想い続けるか、アナタ自身で決めればどちらにしても後悔はしないはずです。
また、どちらか決めかねるのであれば、思い切って告白をしてみるのも1つです。
彼の鈍感が演技ではなかった場合、OKをもらえることも考えられます。
逆に脈なしの演技であった場合や他に好きな人がいるなどで残念な結果であったとしても、スッパリと彼のことを諦めるか、さらに自分を磨いて再度アプローチするかを決めることができます。
鈍感な特徴を持っている男性を好きになってしまったら、待っていても恋愛は進展しません。
後悔しないためにも、アナタ自身が覚悟を決めることが大切なのです。
⇒ 好きな男を落とす!片思いの男性を振り向かせる【10の方法】
鈍感な男性を好きになったら
鈍感な男性のことが好きになったのなら、その恋愛を成就させることが出来るようにチャレンジしてみるべきでしょう。
確かに、敏感な男性に比べ、鈍感な男性に苦労することも多いでしょう。
しかし、頑張ってアプローチし続ければ、いくら鈍感な男性でもアナタの想いは届きます。
「絶対振り向かせてやる!」ぐらいの強い意気込みを持って、彼に積極的なアプローチを心掛けてみて下さいね。