男性から「寂しい」と言われて困ってしまったことはありませんか?
普段は寂しいなんて弱音を吐かない彼のネガティブ発言に、少しガッカリしてしまうなんてことも。
ただ、そんな彼が送る「寂しいサイン」は、心が弱っている緊急のサイン。
今回は、男性が送る寂しいサインと寂しい時に隠された男性心理について紐解いていきます!
目次
「寂しい」と言う男性心理
まずは、男性が「寂しい」と言ってしまう心理を理解しておくことが大切です。
彼に寄り添いたい気持ちがあるのであれば、どのように対処したら良いのかのヒントになりますよね。
寂しいと言う男性心理は以下の2つ。
- 自分に存在価値が無いと感じる孤独感
- 期待したリアクションを女性に求める心理
では、もう少し深堀りして寂しいと言う男性心理を覗いていきましょう。
男性と女性で違う寂しい時の「孤独感」
「寂しい」と思う孤独感の心理の中に、男性と女性で違いがあります。
女性は「誰かに自分のことを理解してもらえないこと」に寂しさや孤独を感じる傾向にあるもの。
だからこそ、自分を理解してくれる男性を求め、そんな男性が近くにいない一人の夜に寂しさを感じてしまいますよね。
一方男性は、「誰かに必要とされていないこと」に存在価値が無いと思い、寂しい気持ちになってしまう傾向にあります。
- 彼女にも頼りにされていない
- 仕事のミスで自信を無くしてしまった
- 職場にも彼女にも自分を否定されてしまった
仕事のミスや自信のなさについては女性らしい優しさでフォローしてあげることも出来るでしょうが、もしかしたらアナタのちょっとした言動がキッカケで彼を寂しい気持ちにさせてしまった可能性もあるかもしれません。
期待したリアクションを女性に求めている
「彼女なら自分の寂しい気持ちを理解してくれるはず」「自分も寂しいと思っているから彼女も寂しいと思っているはず」といった女性に対する期待が大きいほど、女性から期待とは違うリアクションが返ってくるたびに男性の寂しい気持ちは強くなっていくでしょう。
つまりは、以下のような男性心理が隠されているということ。
- (同じくらいに)「私も寂しい」という共感を求めている
- 好きと寂しいの気持ちが自分と同じレベルであって欲しい
- 自分が示している(つもり)のように、行動でも同じ気持ちを示して欲しい
これらの心理が生まれるケースは様々です。
例えば、仕事が忙しくて時間も無いのに彼女が喜んでくれたデートプランを一生懸命練ったけど、思ったほどのリアクションが無かった。
また、男性はとても盛り上がったデートだったと思っていたのに、女性はそう思っていないようなリアクションだった。
といったように、自分が期待していたリアクションが返ってこなかったことにガッカリしてしまうのが男性心理というもの。
「彼女を満足させてあげられなかった=自分は彼女に求められてはいない」という考えが働くことで、男性は寂しさを覚えることもあります。
男性が送っている「寂しいサイン」
男性は、他の人より勝っていたい、他の人に負けたくないといった優位性と競合性を重んじる生き物であるため、女性に対しても強がりで弱みを見せたがりません。
よって、男性は「寂しい」と言うより前に、行動や言葉で「寂しいサイン」を送るようになります。
その寂しいのサインを先に読み取れていれば、大好きな彼を寂しい気持ちにさせてしまうことはなかったのかもしれませんよね。
寂しいサインと読み取るポイントはとても簡単で、「普段の様子と違うかどうか」だけです。
その理由は、最も伝えやすい言葉という手段で伝えようとしないサインですから、過剰になったり、言い換えたりして違和感を出しているからです。
男性はどのように「寂しいサイン」を送るのか、チェックしてみて下さい。
用事のないLINEや電話が来る
男性は目的のないコミュニーケーションを避ける傾向にあります。
ですので、普段用事が無いと連絡をして来ない男性が、「今何してる?」「ちょっと話してもいい?」なんてLINEや電話が来るようになるのは、寂しいサインに気付いて欲しいからでしょう。
もう少し男性心理を掘り下げていくと、LINEや電話にすぐ反応してくれるか、男からの他愛もない連絡に付き合ってくれるかの反応をチェックしたい心理があると言えるでしょう。
直近で会える日を聞いてくる
今すぐにでも会いたい気持ちと自分を優先して欲しい気持ちから、「明日会えないかな?」などと近日で会おうとするのは寂しいサインの一つ。
少し遠回しの言い方を選んでいるようであれば、「週末忙しい?」「今週デートしない?」といった連絡が来ることも。
普通にデートに誘うのであれば、「気になるお店があるんだけど付き合って」「前に話してた映画見に行かない?」などと、デートの内容を具体的に示してくれるはず。
彼女が喜びそうな場所に連れて行こうとしているのではなく、彼女ととりあえず会うことを目的とした連絡は、寂しい気持ちをすぐにでも解決したい男性心理の表れと言えるでしょう。
名前をたくさん呼ぶようになる
用事があったり、会話を続けるでもなく、ただ女性の名前を呼ぶことが多くなるのは緊急の寂しいサインの特徴。
人間誰しも自分の名前を呼ばれたら反応しますよね。
ただ、興味の無い人の声を避けようとするのも人間の自然な行動。
つまりは、名前を呼べば反応してくれることに、自分が必要とされているかどうかを重ねてリアクションを確認しようとしている男性心理が隠れているという訳です。
彼に「どうしたの?」「何かあった?」と尋ねても、「声が聞きたかった」くらいの反応しか返ってこないのがその証拠と言えます。
「疲れた」と愚痴や弱音を吐く
もちろん人間誰しも、仕事や勉強など生活に疲れた時は愚痴や弱音を吐いてしまうものですよね。
ただ、女性の前でネガティブな発言が増えるようであれば、それは甘えたい男性心理からくる「寂しい」のサインです。
「俺、会社で一人ぼっちでさ…」「仕事でミスしちゃって誰も助けてくれないんだよね」なんてことを女性に直接伝えることは出来ないのが男心。
嫌われたくない、幻滅されたくない気持ちでグッと我慢しているけど、「疲れた」の一言で察してほしい男性心理があるのでしょう。
ちょっとした愚痴や弱音に聞き上手で付き合ってあげることも大切ですが、頻繁に続くようであれば、彼の心理状態を見つめてあげたほうが良さそうです。
ボディタッチやスキンシップが増える
ボディタッチやスキンシップが増えるのは、寂しい気持ちから甘えたい心理による行動の一つ。
「カラダが目的なの?」と感じてしまうかもしれませんが、癒やされたい気持ちで手を出してくる男性心理もあります。
男性がどんな時に女性を求めるのかは、コチラの記事を参考に!
強くハグをする
いつもは自分を慰めてくれるようにハグしてくれる彼が、女性の気持ちを優先せず、強く抱きしめてしまうのは寂しさを汲み取ってほしいサインであるから。
「いいから」「ちょっとだけ」と強くハグする彼の気持ちを、何も言葉は発さず優しく受け止めてあげて下さいね。
女性が彼の胸の中で充電することがあるように、たまには彼を懐の中で癒やしてあげて下さい!
怒ってすねる
理由も無いのに、怒って乱暴な言葉を発したり、すねて冷たい態度を取ったりするのも寂しいサインと考えられます。
本当は甘えたいのに素直に甘えられないから八つ当たりしてしまう心理と、自分が求めているように甘えさせてくれないから、反発して女性にも甘えさせないようにしている心理による行動であるからです。
心が弱まっている時ほど、人間は素直に行動してしまうもの。
寂しいの心理に違いはあれど、あまのじゃくな行動を取ってしまうのは男女に違いはないのかもしれませんね。
男性から寂しいと言われた時にどうすればいい?
寂しいと言う男性に、「重い」「男らしくない」と感じてしまう女性意見も多いものですが、普段弱みを見せない彼が「寂しい」と言うのは、それだけアナタを信頼して拠り所にしたいと頼っている証拠です。
彼はなぜ「寂しい」と言ったのか。
彼のために自分は何をしてあげたいのか。
彼の気持ちに立ってあげることと、自分の気持ちを確かめてあげることが、より二人の仲を深めるキッカケにいなることでしょう。