好きな男性との恋愛から結婚に至って幸せを掴んだにも関わらず、既婚女性が恋愛したいと思うケースがあります。
結婚する前に彼氏彼女として恋愛していた時のときめきを思い返しては、「今ではときめくことも無くなってしまったなぁ…。」と感じることもあるでしょう。
結婚と恋愛は異なるものとよく言われますが、既婚となっても恋愛したいと思うことにも、結婚してからトキメキを感じなくなることにも、その理由があります。
今回は、既婚女性が結婚後も恋愛したいと思う理由と、ときめきを感じてしまうタイミングについてご紹介します!
目次
既婚女性にとって恋愛と結婚は異なるもの
「恋愛」と「結婚」は異なるものであると言われますが、それはどのように異なるのでしょうか。
それを確かめるには、やはり既婚女性の声を見た方が良いですよね。
恋愛と結婚は異なるものと思うかに関する統計データがコチラです。
出典:http://corporate.o-uccino.jp/
全体の70%以上が、恋愛と結婚は異なるものであると回答しています。
その理由として、下記のような回答がありました。
- 好きだけでは生活を継続できないから。
- 感情を優先できるのが恋愛で、生活を優先するのが結婚であるから。
- 恋愛は2人だけのものであるが、結婚は家族や親族を含むものだから。
- 結婚は、経済面や子供のことなど現実的な問題に関係するから。
恋愛と結婚が異なると思う理由としては、やはり結婚は生活に関わるものであるためという回答が多いようです。
既婚の女性が恋愛したいと思う理由
既婚女性であれ恋愛したいと思い、誰かを好きになることが悪いこととは思いません。
しかし、夫や旦那以外の男性と2人でデートするなどの行為は浮気や不倫であるため、良いこととは思いません。
もちろん、既婚女性が他の男性と関係を持つことを勧めるために、この記事を書いている訳でもありません。
「私には夫や子供がいるのに、恋愛したいと思うなんて間違っているのかしら…。」
と思うのが一般的な考えかと思います。
しかし、それは倫理観による考えであり、もしもそういった考えに悩んでしまうのであれば、「結婚していても恋愛したいと思うのは自然なこと」というマインドの方が気持ちとして楽になるかと思います。
既婚女性が「実は私、今職場の後輩に恋しているんだ~」なんて、平気で夫に告げているケースも目にしたりしますよね。
では、恋愛したいと思う理由を2つご紹介します!
理由①:結婚生活と恋愛中を比較してしまうから
先ほどの統計データの通り、結婚とは、自身や夫婦、またその周りの親族も含めた「生活」に関わるものです。
夫婦間の役割はそれぞれですが、一般的な考えとして、結婚した後の妻への家庭的負担は増えるものでしょう。
恋愛中は1人だけの食事を作れば良かったものですが、2人前の料理を作ることに加え、生活費を考えながら、夫が好む食事を提供する必要がある。
恋愛中はワンルーム分の掃除をこなせば良かったものですが、倍以上のスペースを掃除する手間が増えた。
子供という新しい家族の面倒を見ることはとても幸せを感じることであるが、ストレスを感じるものでもある。
昔に比べ、今では共働きとして夫同様に会社勤めしている既婚女性も多いですから、自分で気づいていないフリをしていても、ストレスは次第に溜まっていくものです。
もしも、夫からの愛情を感じることが減ってしまったり、日々のストレスから癒やされたいと思った時に、ふと昔の恋愛していた頃を思い出しては、「恋愛したいなぁ…。」と思うことは不自然ではないと考えます。
本気で他の男性と恋愛したいと思う訳ではなく、癒しを求めての思いでしょうから。
理由②:恋愛ホルモンに満たされた経験があるから
まだ片思いであった頃には目が合っただけでもドキドキを感じ、付き合いたての頃には手を繋いだだけでもトキメキを感じた経験があると思います。
それは、次第にデートに行ったり、キスをしたり、恋愛イベントが進んでいく中で、いわゆる胸キュンを感じていきます。
その正体は、「フェニルエチルアミン(以下、PEA)」という恋愛ホルモンが分泌されるからです。
PEAは脳内麻薬と呼ばれる快楽物質「ドーパミン」の濃度を増やし、経験したことがあるように胸いっぱいに広がる幸福感を得ることが出来ます。
しかし、恋の賞味期限という言葉があるように、PEAはいくら夫に恋愛しているといっても、一生分泌されるものではなく、早ければ3~6ヶ月、遅くとも3~4年で効果は無くなってしまいます。
「恋愛の別れは3の倍数に気をつけろ!」とよく耳にする言葉の由来でもあります。
このPEAによる幸福感を脳や体が経験しているから、既婚女性であれ恋愛したいと思うことがあるのです。
人間としての当然の現象であるのですから、恋愛したいと感じることは、何ら不自然なことではないですよね。
既婚女性がときめきを感じるタイミング
続いて、既婚女性が恋愛したいと思うタイミングについてご紹介していきます。
女性誌が実施したアンケートでは、20代の既婚女性よりも40代の既婚女性の方が恋愛したいと思う数が多く、その割合は54%という統計もあります。
女性セブンが20代~50代の既婚女性、各100人にとった恋愛に関するアンケート結果によると、特に40代女性が恋愛に積極的であることがわかった。
「ときめくような恋がもう一度してみたいですか?」の問いには40代の67.0%が「ときめくような恋」に憧れを持っていると回答。
「いつまでも恋愛対象となる女でいたいと思いますか?」には40代の75.0%が「いつまでも恋愛対象でいたい」という希望を持っているという結果に。
「人生であと何回“恋愛”したいと思いますか?」には、40代で今後も「恋愛したい」割合は半数超えの54%。20代の47%を超えている。
「昔の彼氏から連絡があったら、会いますか?」の問いに、40代で「昔の彼氏に会う」割合は41%。20代、30代よりもその割合は高かった。
出典:http://www.news-postseven.com/
昔の彼氏に会いたいと思う40代の既婚女性が40%以上いることにも驚きですが、老後生活を過ごす既婚女性が、集会で会う男性に恋しているなんて話も聞いたりしますね。
女性は何歳になっても恋愛をしたいという言葉は間違いないようです。
では、どのようなタイミングで恋愛したいと思うのでしょうか。
元カレに似ている男性に出会った時
今の夫と付き合う前に恋愛していた元カレとは、旦那さんとは異なるタイプであれども、自身のタイプである男性の1人でありましたね。
既婚だから結婚しているからとは関係なく、女性のタイプというのはそう変わったりはしません。
「コンビニの店員さんが昔付き合っていた男性にそっくりだった。」
「子供の幼稚園の迎えにいった時、他のパパさんの後ろ姿が元カレに似ていた。」
「宅急便のお兄さんの声が、元彼と同じような声だった。」
と、どこか元カレの面影がある男性と出会うケースもあるでしょう。
そんな男性を見た場合に、
「あの頃は彼に夢中だったな…。」
「●●君とはワケあって結婚まで行かなかったけど、良い恋愛だったな…。」
と、過去にドキドキした恋愛の思い出がキラキラと輝いていたもののように、頭に浮かんできます。
旦那がいる身だからと気持ちを隠しながらも、元カレに似た男性を無意識にも意識してしまうものです。
褒められることを忘れていた時
独身であった時は、アプローチしてくる男性から「可愛いね」「キレイですね」と褒められることもあったでしょう。
しかし、当然のことながら、既婚となった今ではアプローチしてくる男性がいるはずもありません。
また、男性とは、現在の関係が成り立つのであれば、必要以上に愛情を伝えようとはしない生き物です。
「結婚してからは、好きとか愛してるとか言ってくれなくなった…。」とよく聞いたりしますよね。
例えば、会社の部下や後輩がふと、
「●●さんって、30代に見えませんよね~」
「●●さんって、可愛い一面もあるんですね~」
「●●さん、髪型変えました?俺はその髪型好きですね~」
なんて、冗談っぽく言われた場合でも思わずドキっとしてしまいます。
お世辞だと考えていても嬉しいもので、「最近夫から褒められてないな…。」という思いは「また恋愛したい!」という思いへと変わっていきます。
既婚女性が「もう一度恋愛したいなぁ。」と思うタイミングとしては、多いケースかと思います。
感謝の言葉を受け取った時
家事や育児など、結婚してから数年も経てば当然のことになりがちです。
夫や旦那から「ありがとう」と言われる機会も減り、誰かに感謝されることは少なくなってきます。
また、会話時間は平均で30分~1時間ほどの夫婦が多く、感謝の言葉どころか、日々の相談事をする機会もめったにないものです。
休日以外で1日を過ごす時間が最も長いのは、会社やバイト先などの仕事場でしょう。
「●●さんは、ホント頑張り屋だね!」
「リーダーがいつも的確な指示をしてくれるから、僕頑張れるんです!」
「前の案件では助けて頂いて、本当にありがとうございました!」
女性とは、人間関係において相互が成長し合える関係を重んじる傾向にあります。
感謝の言葉とは、自分を認めてくれている言葉でもあり、そんな認めてくれる人の為にと想える言葉でもありますよね。
同僚と接する時間は長いので、夫や旦那が知らない苦労や悩み事を理解しているケースも多々あります。
リーダーシップのある男性上司からの褒め言葉で、恋に落ちかけたなんて経験がある既婚女性も多いのではないでしょうか。
夫婦の営みが減った時
心が満たされない寂しさを感じた時などに性欲を感じる場合があるかと思います。
それは、女性心理として精神的欲求を満たしたいと感じるからです。
夫婦間の営みが減る原因としては、セックスに関して男女のギャップが2点あるからです。
1つは、男性の性欲は10代をピークに下降する傾向にあり、女性の性欲は30代から徐々に増え、40代中頃でピークを迎えると言われていることです。
もう1つは、男性にとってセックスは身体的欲求を満たすものに対して、女性にとってのセックスは精神的欲求を満たすものであることです。
夜の営みで満たしていたはずの精神的部分は、その回数が減るにつれて満たされなくなり、恋愛したいという気持ちが生まれてくるのです。
夫とは逆の魅力を持つ男性に出会った時
夫がグイグイと引っ張ってくれるリード型タイプであっても、
「もうちょっと気配りして欲しい」
「もうちょっと繊細な気持ちを持って欲しい」
など、自然と不満に似た気持ちが芽生えてくるものです。
自分が一番安心できるのは夫だけとは言えども、夫や旦那に不満や物足りなさ感じるケースもあり、他の男性と比べてしまうことも少なくないでしょう。
既婚女性であれども、自分の周りには無いものを手に入れたいと思う気持ちは、女としての生まれ持った本能であるかもしれませんね。
夫以外の理解者を見つけた時
喧嘩の無い夫婦はいないでしょう。
恋愛だけではなく生活を共にする関係ですから、些細なでもケンカをするものです。
結婚とは我慢だと思いながらも、ケンカから夫や旦那を嫌いに思う時期もあるでしょう。
そんな時、飲み仲間の男性に愚痴を聞いてもらっている中、意気投合することとなり、
「もしもこの人が自分の夫だったら、ケンカすることも少ないだろうな…。」
「この人と結婚していたら、こんなイヤな気持ちになることも無いんだろうな…。」
という感情が芽生えるケースもあります。
人間とは同じ境遇や悩みを抱える人を親しく感じるもので、共感し合えるポイントが夫には理解してもらえないポイントであれば、それは尚更かと思います。
既婚女性が恋愛したいと思うのは夫への不満から
既婚女性が恋愛をしたいと思う大きな理由としては、夫への不満によるものと考えます。
不満というものは、相手に望むことがあるからこそ抱く感情ではないでしょうか。
それは、既婚の女性であれ男性であれ、思ってしまうことなのかも知れません。
「恋愛したい!」と思うのであれば、難しいことかも知れませんが、もう一度夫や旦那と恋愛してみる方法もアリではないでしょうか?
女性とは、好きな男性と交際する、結婚するという目標が達成されると恋愛に冷めてしまう傾向にあるとも言われています。
好きで結婚した夫や旦那との恋愛することを目標にしてみるのも良いかも知れませんね。