タバコを吸う女性が嫌われる理由【7つ】

タバコを吸う女性が嫌われる理由【7つ】

タバコを吸う女性にはセクシーでカッコイイというイメージもありますが、不健康そうで性格が悪そうなんてネガティブなイメージを無意識に持たれてしまうこともあります。

タバコを吸うこと自体は個人の自由ですが、恋愛においてはタバコを吸う女性は嫌われる傾向にあり、不利になってしまうのは事実でしょう。

今回は、タバコを吸う女性が嫌われる理由についてご紹介していきます。

タバコを吸う女性が嫌われる理由

男性に嫌われる女性の特徴の一つとしても挙げられてしまう「タバコを吸う」という行為。

実際周囲の喫煙者を見れば、いつもファッションもメイクも綺麗で、仕事もバリバリこなし、色々な人と良好な関係を築いている方も多いものです。

ですが、「タバコ」から繋がるイメージや偏見によって、タバコを吸う女性が嫌われることは少なくありません。

どういったイメージや偏見が嫌われる理由となっているのか、その原因を見ていきましょう。

 

タバコを吸う女性は「女性らしさ」が無いというイメージ

近年の禁煙、嫌煙ブームでタバコを吸う人口自体が少なくなっている現在ですが、男性だけでなく女性がタバコを吸うことは珍しいことではありません。

しかし、時代が進んでも女性がタバコを吸うのは未だに嫌われる傾向にあります。

タバコを吸う女性が嫌われる理由として、第一に男性が清潔感の無さや品の無さを感じてしまうことが挙げられます。

インターネットでの調査によると“タバコを吸う女性と交際できるか?”という問いに対し、約7割の男性(20代~40代)がNOと答えていました。

※参照:https://yoshi-toku.jp/

この数字からも分かるように、じつに多くの男性がタバコを吸う女性に魅力を感じないということが分かります。

 

昔はタバコを吸うと言えば男性であり、テレビや映画の中でも男性がタバコを吸うシーンは「格好良い男性」を表していました

確かに映画やドラマでも品のあるお嬢様や清潔感のある女性を表現するのに、タバコを吸う女性は登場しません。

こういった「タバコを吸う女性は男性的」という定着したイメージもあるせいか、タバコを吸う女性に品性や清潔感を感じることが難しいのでしょう。

 

タバコを吸う人は、実年齢に比べて見た目年齢が高くなる「スモーカーズフェイス」と呼ばれる老け顔になるという影響があります。

スモーカーズフェイスの特徴として、シミができやすくなる、深く長いシワができる、唇の乾燥、白髪、歯や歯茎が黄色や黒色に変色する、口臭に影響がある、などが挙げられ、美容にも良くありませんので、男女共に気になるところではないでしょうか。

タバコを吸うことでお肌や髪にハリとツヤがない女性に比べ、タバコを吸わない女性の方が見た目にも健康的で美しく見えるのは、喫煙が大きく影響していることが言えるでしょう。

 

タバコのニオイが気になる

タバコを吸う女性が嫌われる理由として、ニオイが原因となるケースもあります。

タバコを吸わない男性や自身を含め、周りにタバコを吸う人と付き合いがない男性は、タバコのニオイが非常に気になってしまうものです。

目の前でタバコを吸われると副流煙を吸ってしまうことになりますし、離れていても煙やニオイは風に乗って漂ってきます。

タバコを吸う女性と一緒にいれば自分にもニオイが付いてしまうため、タバコに不慣れな男性は敬遠してしまいます。

 

また、女性とすれ違った時、良い香りのする女性とタバコのニオイがする女性とでは相手に与える印象は変わります。

男性が女性に求める香りは、シャンプーや石鹸、ほのかに香る程度の香水の香りなど清潔感を求める傾向にあります。

いくら一緒にいる時は吸わないようにと気を遣ってもらっていたとしても、タバコを吸う女性自身の服や髪にニオイがしっかりと染みついてしまっていますよね。

「キレイな女性からお土産をもらったけど、食べ物なのに紙袋にタバコのニオイが染みついていて食べる気がなくなり、女性に対するイメージもダウンした。」というエピソードもあるほどです。

タバコのニオイが相手に与える印象を左右してしまう恐れもありますので、服や口のタバコのニオイを消す消臭グッズを活用するよう心掛けましょう。

 

イライラしてそう、気が強そうなイメージ

愛煙家の人の中でも一日に吸うタバコの量が多い場合、タバコを吸えない時間が長く続くと吸えないことにイライラしていることがありますよね。

精神的にストレスがあるとタバコを吸いたくなる人が多く、「精神的に不安定」「いつもイライラしている」というイメージが定着しています。

実際、タバコに含まれるニコチンはストレスを緩和する効果があるため、ストレスが多くイライラしている人が吸っていると連想されやすいのでしょう。

ニコチン依存症の場合、イライラするのでタバコを吸う→タバコに含まれるニコチンが切れるとイライラする→イライラするのでタバコを吸う、という繰り返しになるので、いつもイライラしているように見えてしまうのではないでしょうか。

 

また、テレビや映画の影響もあり、「気が強くて素行の悪い女性=タバコ」というイメージは、どの世代になっても共通のイメージではないでしょうか。

そのため、タバコを吸う女性を見かけると“気の強そうな女性”というイメージを与えてしまうこともあります。

もちろん気の強い女性が好みの男性もいるでしょうが、「付き合うなら男としてやはりリードしたい」と思う男性からすると、気の強い女性はちょっと苦手に感じてしまうことでしょう。

美人がタバコを吸う姿は格好いいという意見もありますが、タバコと言うと「退廃的」「荒んでいる」などネガティブなイメージも併せてついてしまうものです。

 

家庭的ではなく遊んでいるイメージ

タバコを吸う女性に家庭的なイメージが持ちにくいのも、嫌われる理由と言えるのではないでしょうか。

実際にはタバコを吸っていても、家事が得意な女性や子供が好きな女性はたくさんいることでしょう。

しかし、タバコを吸う女性に対するイメージとして、家庭的な雰囲気を感じることが難しいのも事実です。

タバコは体に良くないというのは誰でも知っている事ですが、それでもタバコを吸う姿に家事好きや子供好きというイメージを抱きにくいことが理由と言えるでしょう。

 

また、クラブやバーなど夜遊びができるお店でタバコを吸う女性を見かけることが多いため、遊んでいるというイメージもつきやすいと言えます。

遊び好きではなくてもタバコを吸う女性はいるでしょうが、非喫煙者の多くは真面目な人が体に悪いタバコを吸うワケがないという先入観があるため、どうしても遊び好きのイメージを持ってしまいがちです。

タバコを吸う姿が様になっている場合ですと、「遊ぶ場所に慣れている」「タバコを吸う友人が多そう」と感じるなど、タバコを吸う女性に対する印象は良くないと言えます。

 

妊娠中や育児中でもタバコを吸う人がいないわけではありませんが、タバコを吸うことで子供に悪影響を与えることを心配する男性は多くいます。

家庭で育児する女性がタバコを吸う姿は想像しにくいところから「家庭的ではない」というイメージが与えられてしまうことも、タバコを吸う女性が嫌われる理由の一つに挙げられるでしょう。

 

元カレや昔の男の影を感じる

女性がタバコを吸うようになるキッカケは様々です。ストレス解消やダイエットのため、両親が喫煙者だったからなど、あらゆるケースが考えられます。

そのキッカケの1つとして、彼氏の影響でタバコを吸うようになった女性も多くいるのではないでしょうか。

失恋したストレスで別れた彼が吸っていた銘柄のタバコを吸うようになる女性もおり、タバコが過去の男性と結び付く女性は少なくありません。

特に付き合う男性の影響を受けやすい女性であれば、元カレの影響でタバコを吸っている可能性も充分に考えられます。

 

好きな人の行為や仕草を自然と真似したくなるもので、これを心理学的にはミラーリング効果と呼ばれています。

彼氏がタバコを吸っていると「美味しいのかな?」と興味を覚える女性もいることでしょう。

彼氏が喫煙者であれば、彼女が喫煙者になることにそれほど抵抗がない場合が多く、むしろデート中に気を遣う必要がなくなるので気が楽になるという声もあります。

大好きな彼氏から「一回試してみる?」と誘われれば、「試してみよっかな」と思ってしまう女性心理も不思議ではありません。

彼氏と共感できることが増え、喜びに感じてしまうこともでしょう。

 

このようなケースがあるため、タバコを吸う女性を見かけると、男性はつい元カレの影をその女性に感じてしまうのです。

たとえ男性自身が喫煙者であっても、タバコを吸う女性に昔の男の影を感じれば、あまり良い気はしないものです。

そのため、嫌われるとまではいかなくても、恋愛対象から外されやすくなってしまう傾向にあると言えるでしょう。

 

キスする時のニオイや口臭が気になる

タバコを吸う女性が嫌われる理由として、タバコによる口臭が原因になることもあります。

タバコを吸うと、どうしてもタバコのニオイは避けられません。

ましてや口となるとタバコの煙を直接吸い込む場所なので、特にニオイがきつくなります。

ヤニで黒く汚れた歯はハミガキでも簡単に落とすことは出来ず、肺の中までニオイが染み付いてしまうので、タバコを吸っている本人は大して匂わないと思っていても周囲の人は気になっているということがよくあります。

 

女性の口元から話す度にするタバコのニオイは、タバコを吸う習慣のない男性からすると非常に気になるものです。

ロマンチックに耳元でささやかれたとしても、タバコのニオイにとてもじゃないけど耐えられないと感じる男性もいることでしょう。

人によっては話すことすらイヤになることもあり得ます。

タバコの煙を吸う受動喫煙が体に悪い影響を及ぼすことは有名ですが、実は喫煙者が吐く息にも有毒物質が含まれていると言われています。

ニオイの元となる物質が口臭として吐き出されると、その息を吸った相手の体にまで悪い影響を与えてしまうことになるのです。

 

また、タバコを吸う女性が嫌われるのは、“彼女になった場合キスすることに抵抗がある”と考えられてしまうことが原因に挙げられます。

タバコを吸わない男性にとって、キスの度にタバコのニオイや味がする女性に魅力を感じられないことでしょう。

そのため、タバコを吸う女性を彼女候補としては考えにくいという結果に結びついてしまうものです。

タバコのニオイがする、口臭が気になるという理由で嫌われるだけでなく、彼女候補として見られなくなる男性も多くいます。

男性の印象を考えるなら口臭対策には特に注意したいですね。

 

妊娠中や育児中の禁煙が出来るかどうか

タバコを吸うことによる身体への悪影響を考えてみると、タバコを吸う女性が嫌われる理由がよくわかります。

結婚して子供を持つという将来を考えている男性の意見では、赤ちゃんへの影響を心配する声が圧倒的です。

タバコを吸うとニコチンや一酸化炭素など有害物質が体に吸収されますが、妊娠していれば当然タバコを吸ったお母さんから胎内の赤ちゃんへと有害物質も送られていきます。

妊娠中にタバコを吸っていると、生まれた後の成長過程でも心身の発達、発育に悪影響を及ぼす可能性が高くなることもわかっています。

 

「禁煙したいけれどやめられない」「いつでもやめられる(そう言いながらやめたことがない)」など、禁煙したくても成功できない人が多くいます。

タバコに含まれるニコチンには依存性があるため、ニコチンが切れるとまたタバコを吸って補充するという行為を繰り返してしまうのです。

タバコを吸ってはいけない訳ではありませんが、「妊娠、育児の期間に禁煙して欲しいができるのだろうか」という思いがあるため、男性は女性がタバコを吸うことに厳しい目を向けるのでしょう。

 

タバコを吸わない人にとっては、「害があるとわかっているタバコを吸う気持ちがわからない」「周囲にも迷惑がかかる」など、デメリットばかりが目につくようです。

家庭を持ちたい男性には嫌われる可能性が高いですが、禁煙できるかどうかで男性の評価も変えられるのではないでしょうか。

 

恋愛に不利なタバコでも

冒頭でも述べたように、タバコを吸うことが嫌わる理由となり、恋愛において不利になってしまうことは避けられないことでしょう。

ご紹介してきたネガティブなイメージや偏見も重なり、タバコを吸う女性が良い印象に映ることはそう多くありません。

確かに喫煙自体が招いてしまう悪影響はありますが、タバコを吸うこと自体が女性自身の全てを表現したものではなく、完全に否定されるべきものでも無いでしょう。

ニオイケアがしっかり出来ているか、ポイ捨てなど品の無い喫煙を行っていないか、非喫煙者の前で吸わないなど配慮が出来ているか、といった喫煙者のマナーの基本的な部分だけでも、その偏見は減らすことも出来ます。

また、外見も内面も磨き続けていくことで、その魅力に惹かれる男性も必ず現れます。

 

パートナーがいる方であれば、喫煙について話し合ってみるのも良いでしょう。

この記事を読んでいただいたことが、少しでも今一度喫煙について考えるキッカケになれたら幸いです。