結婚式がめんどくさい!やりたくない!と思う女性の理由

結婚式がめんどくさい!やりたくない!と思う女性の理由

結婚式がめんどくさい!やりたくない!と思う女性の理由

もし結婚式がめんどくさい!結婚式をやりたくない!と感じていたとしても不思議なことではありません。

それは結婚式に対する価値観や意味がそれぞれなので、「やりたくない」「めんどくさい」と感じる理由も女性それぞれだからです。

誰しもが美しい花嫁姿に憧れを持つとは限りませんし、花嫁が望んだ通りの結婚式になるとも限りません。また、理想の花嫁像を追い求めるあまりに「やりたくない」「めんどくさい」という本音を見ないようにしていたり、自分の感情と向き合うことにストレスや不安を感じていたりするのかもしれません。

もちろん結婚式をやりたくない、めんどくさいとする女性の意見が否定されるべきではありません。

ただし「やりたくない」「めんどくさい」とする理由がズレていないかチェックしておくべきでしょう。

今回は、女性が結婚式をやりたくない、めんどくさいとする理由についてご紹介します。

結婚式がめんどくさいと感じる理由

結婚式は女性の晴れ舞台としてよく描かれますが、本音ではめんどくさいと消極的な意見を持つ女性も増えてきています。

以下の通り、「結婚式や披露宴は正直めんどくさい」と感じるかに関するアンケートを見ても、男女で差はなく、女性回答の半数以上が結婚式はめんどくさいと感じていることが分かります。

結婚式はめんどくさいと感じる

続けて、実際に結婚式のどのような部分に面倒くさいと感じているかのランキングは以下のようになっています。

結婚式がめんどくさいと感じる理由

少し細かく見てみると、めんどくさいとするポイントは、上位2つの費用、時間、労力といった結婚式に対する「コスト面」と、結婚式や披露宴の中で行われる「演出面」とで分類できそうです。

出典:https://www.p-a.jp/

「コスト面」で結婚式がめんどくさいと感じる理由

結婚式がめんどくさいと感じる理由のほとんどはコスメ面にあり、第一に結婚式にかかる高額な費用があげられます。

一度きりの結婚式だからと金銭感覚が緩んでしまったり、こだわりすぎてしまったり。

現実的に節約すればするほど、結婚式や披露宴を行う意味が感じられなくなったり。

時に費用の問題はケンカのキッカケにもなり得るもので、意見が食い違うたびにめんどくさいと感じるようになるでしょう。

更には、限られる時間の中、休日であっても心身を休めずに準備に取り掛からないといけませんから、面倒くさいと感じるのも不思議ではありません。

「結婚式がめんどくさいのは簡単に別れないようにするため」なんて言葉を聞いたことがあるように気もするかもしれませんが、お金や時間を奪われることにストレスを感じる女性も少なくないでしょう。

 

「演出面」で結婚式がめんどくさいと感じる理由

親御さんや親族との調整、ご祝儀や引き出物といった準備も大変ながら、テンプレート化された演出の準備にめんどくさいと感じる方も多いようです。

例えば、上司や友人にスピーチをお願いすることは意味があるように思えても、もてなすべき友人達に面倒な余興をお願いすることがあったり、自分たちのだけの思い出にしておけばいい写真やムービーの制作が大変であったり。

ただ必要性を感じない演出であっても「なんかあんまり盛り上がらない結婚式だったね」なんて思われたくもありませんから、自分たちの結婚式や披露宴に対する他人の評価を気にしだすと、めんどくさい気持ちが止まらなくなってしまいがちです。

どこか他人に評価されてしまうことに嫌な気持ちを覚えるのであれば、結婚式をしないナシ婚という選択肢が増えていることも納得出来ますね。

結婚式をやりたくない、したくないと思う理由

続いて、結婚式をやりたくない、したくないと思う理由についても見ていきましょう。

「めんどくさい」と「やりたくない」は似て非なるもので、「やりたくない」の方が深い意味を持つ理由であるかもしれません。

と申しますのは、結婚式や披露宴をやりたくないと思う理由に関する以下のアンケート結果を見ていただく納得できるのではないでしょうか。

結婚式をやりたくない、したくないと思う理由

出典:https://www.p-a.jp/

ここでも大きく以下2つのポイントに分けながら見ていきたいと思います。

  • 金銭面や経済的な理由
  • 評価や比較されることへの嫌悪感

 

結婚式をやりたくないのはお金がかかるから

やはり高額な費用がかかる結婚式をやりたくない理由としては、金銭的な問題が第一に挙げられます。

当然のことながら、自分がやりたくない、面倒であると感じていることにお金がかかるのはストレスになります。

それは単純に結婚式をやりたい彼氏とやりたくない彼女における費用負担のお話しであるかもしれません。

もしくは、理想とこだわりを求めたところ、現実的な見積もり費用にガッカリしてしまったのかもしれません。

 

ただし、もし結婚式(披露宴を含む)を挙げるというのならば、「お金がかかっていない結婚式」と比較評価されてしまうリスクがあることだけは理解しておくべきかと思います。

お金がかかっていない結婚式と思われてしまう大きなポイントは、やはりゲストや参列者へのおもてなしや心遣い。

費用面で結婚式を挙げるか悩んでいるのであれば、「最低限のおもてなしが出来るか」「納得してもらえるおもてなしが出来るか」を一つの基準として、提示された見積もりを見ながら判断するのも良いでしょう。

 

友人や知人が少ない、調整が面倒だから

費用的問題の次に挙がるのが、参列してもらう友人や知人が少ないという問題。

自分たちを祝福してくれる人達だけで結婚式を行えるのなら良いのですが、ホテルやブライダル式場だってビジネスですから小規模の結婚式や披露宴に対応していないケースも少なくありません。

では、無理に疎遠だった友人や埋め合わせ的な知人を呼んでまで結婚式を挙げたいのかというと、マイナスイメージばかりが膨らんでやりたくないという考えに行き着いてしまうかと思います。

さらには、そのような本音を隠しながら準備しているのに、参列者や演出への準備は常に調整ばかりで面倒ですから、やりたくない気持ちをどんどん後押ししてしまいます。

結婚式をやりたくない時に考えるべきポイント

結婚式をやりたくない時に考えるべきポイント

結婚式をやりたくないという意見や選択は決して否定されるべきではありません。

ですが、実際に挙げるか挙げないかを判断すること、また彼にどのようにやりたくないことを伝えて納得してもらうかは別の問題になるでしょう。

結婚式をやりたくないと感じた時に考えるべきポイントは以下の3つ。

  • 夫や彼氏に結婚式を挙げる理由があるかないか
  • 結婚式を挙げないことに後悔をしないだろうか
  • どうしても結婚式をやりたくない理由が明確であるか

つまりは、「夫婦として」「女として」「価値観として」結婚式を挙げることの意味が異なることを上手に整理していくことが大切です。

 

夫側における結婚式の意味を考慮してみる

男性主観で考えてみた場合に、男性が一人の女性を選んで結婚するということは、社会的にもそれなりの意味を持つことを忘れてはいけません。

終身雇用制度が元にある日本において、結婚は昇進昇給のキッカケでもあり、現代においても能力に係わらず結婚の有無で給料が変わるなんてことは今でもよくあることです。

結婚式で新郎側の上司が乾杯の挨拶をすることは、それを象徴する理由の一つになるでしょう。

つまりは、夫の給料事情や勤続意識によっては結婚式を挙げる挙げないは、女性が思っている以上に深い意味を持つ可能性があることを考慮する必要があります。

もしくは、女性側であるアナタも結婚式でお披露目をすることで昇進昇給のチャンスを掴むことになる可能性もあるということです。

 

また時には、代々受け継がれる良家に嫁いだり、政略結婚に似たイメージとして夫が誰かと結婚すること自体に意味があったり、妻の顔を披露することに大きな意味を持つケースだってあります。

結婚式をやりたくないと思うのは自由ですが、それが彼にとって足かせにならないかもう一度考えてみて下さい。

 

結婚式を挙げないことへの後悔を考えてみる

結婚式は女としての晴れ舞台とされるように、理由は色々あれども、一人の女性として結婚式を挙げないことに後悔をする可能性があることもちゃんと整理しておくべきでしょう。

そう、結婚式を挙げてないという事実が、今後の人生やこれからの夫婦生活においてジワジワ影響を残ってしまうかもしれないということです。

結婚式や花嫁への憧れがあるないではなく、アナタが一人の女性として結婚式を挙げなくても後悔をしないのか。

もしくは、後悔しないように夫婦として歩んでいく覚悟やけじめがあるのか。

今一度考えてみるキッカケにしても良いかもしれませんね。

 

一方で、結婚式を行わない場合、親族それぞれに挨拶周りをしなくてはいけないという現実的にめんどくさい感じるデメリットも残ります。

結婚式を挙げる挙げないについてどっちの方が楽なのか、効率的な部分も考えてみることも大切です。

 

もし今アナタが「結婚式をやりたくない」「結婚式をしたくない」と感じているのならば、その理由をしっかり把握しておくべきです。

なぜなら、夫婦としてのスタートを築く上でその理由をハッキリしておくべきことほど、結婚式を挙げる中での重要なポイントは無いと思うからです。

結婚式なんて参加している立場から見ても、どれだけめんどくさいことで大変かであるかは想像出来ることでしょう。

ですが、費用的な規模の問題、演出や準備に対する調整の大変さ、それらを話し合うことで理解し合う価値観。

それを乗り越えた夫婦の形を描いた結婚式を見ると、感動したり感銘を受けたり、また具体的に自分の結婚式を想像したりするでしょう。

今アナタが「結婚式をやりたくない」と彼に伝える必要性があるのか。

また、「結婚式をやりたくない」とする理由に妥当性があるのか。

それは夫婦2人にとってポジティブな言動になるのか、パートナーとの歩み方を考えてみる必要もありそうですよね。

 

「結婚式をやりたくない」と「後悔はしない」は別物

お伝えしたいのは、結婚式がめんどくさい、結婚式なんてやりたくないと思うことは、否定されるべきではない大切な女性意見であり、それは内容によって尊重されること。

そして、結婚する=嫁ぐとなった場合には、時に自分のスタイルを崩す柔軟性が求められることを理解しておく大切さを考えてみていただきたいということです

結婚式はめんどくさい、結婚式なんてやりたくないと言葉にするのは簡単ですが、そんな言葉を吐いてしまえるくらいに彼や親族の事情を汲み取れているのか。

結婚式のやりたくない、めんどくさいで読み取るのが難しければ、これからの夫婦生活には超えるべきハードルが多くなってしまう可能性もあるのかもしれません。

ですが、そのキッカケに気付けることが、これからの夫婦像を描く良いキッカケに変わるかもしれません。

めんどくさくてやりたくない結婚式を夫婦で無事に終えることの意味を、夫婦の中で共感し合うことに結婚式の意味があるのかもしれませんね。