彼のことを好き避けしてしまう女性も多いのではないかと思います。
「なぜ、彼のことを好きなのに避けてしまうんだろう…。」
「彼と話したいのに、なんで冷たい態度を取ってしまったんだろう…。」
などと、好き避けする自分から変わりたいけど、変われないモヤモヤに苦しんでしまうケースも多いのではないでしょうか。
今回は、好き避けする女性の心理を見ていきながら、好き避けから卒業するためのヒントを考えていきたいと思いますので、参考にしてみて下さい。
目次
好き避けをする女性の心理
好き避けをしてしまう女性の心理としては、「反動形成」がベースにあります。
反動形成とは、受け入れがたい感情や満たされない欲求を抑えこもうと自らでフタを閉じ、自分を守ろうという意識から真逆の行動を取ってしまう心理のことです。
「もしかして、彼のこと好きなのかな?」
「もっと私のことを見て欲しい!」
という女性心理が働くので、好き避けをしてしまうということですね。
好き避けをする女性から卒業したいと思うのであれば、やはり好き避けしてしまう自分と向き合う必要があります。
新しい自分を手に入れたいと思っていても、好き避けしてしまう原因が分からなければ対処法も見つからないものです。
好き避け女性にもベースとなる心理によってタイプが異なりますので、それぞれのタイプごとに対策を見て行きましょう。
シャイで恥ずかしがり屋の好き避け女性
シャイな性格によって「恥ずかしい!」と感じてしまい、好き避けしてしまうケースがあるかと思います。
「好きなことが彼にバレたら、どうしよう…。」
「好き好きビームが出過ぎてて、周りにバレると恥ずかしい…。」
と、自分の気持ちが伝わってしまう恐れる心理や、周囲の目が気になってしまう心理によって、好き避けしてしまう女性は少なくないでしょう。
また、シャイな女性は自己評価が低く、ネガティブな考えを持ちやすい傾向にあるとされています。
「私みたいな人間が彼を好きでいるなんて、彼に申し訳ない…。」
「私は好き避けしてしまうタイプだから、彼も好きになってくれないよね…。」
などと、自分に自信を持てないだけではなく、好きな男性が自分より価値のある存在のように思えてしまうケースもあるかと思います。
シャイで恥ずかしがり屋な性格で好き避けしてしまう場合の対策としては、自分の性格を変えるという高いハードルを目指さないことがポイントです。
周囲の目が気にならない所で勇気を持つ
「周囲の目を気にしないようにしなきゃ…。」と考えれば考えるほどパニックになるもので、「●●しないように」という考えるほど記憶に残りやすく、マイナスなイメージを連想してしまいます。
自分の性格を変えることは簡単なものではありませんので、シャイで恥ずかしがり屋な性格を変えようと考えるのは自分にプレッシャーを与えるだけになり、悪循環を生んでしまうことになるでしょう。
周囲の目が気になって好き避けしてしまう場合でも、2人きりなら話せることもあるかと思います。
2人きりになれるチャンスは滅多にないでしょうが、周りの目を気にしないようにする勇気よりも、2人きりのチャンスを活かす勇気の方が大切なことと考えます。
少しずつ彼と接することに慣れていくことで、劣等感や憧れを感じないようになり、彼と対等な関係を築いていけるようになりますよ。
男性の顔を見て緊張してしまうのであれば、電話やLINE・メールを使ってアプローチすると良いかと思います。
シャイで恥ずかしがり屋な性格が悪いことではない
一般的にシャイな性格は社交性が低い、人間関係を上手に築いていくことが出来ないと考えられており、その考えによって自分に自信を持てなくなってしまうのでしょう。
ですが、恋愛においてはその方式が当てはまるとは限りません。
シャイな性格は謙虚で奥ゆかしい女性らしさと感じる男性も少なくなく、恥ずかしそうにしている女性の姿に胸キュンする男性も多いものです。
「どうせ私なんて…。」「私は好き避けしてしまうダメな女性だ…。」という考えは、アナタの魅力を半減させてしまいます。
「シャイな性格は私の魅力なんだから!」と自信を持つべきとはしませんが、アナタ自身が自分を受け入れてあげるようにすることが大切ですよ。
自分から気持ちを伝えることが苦手な好き避け女性
過去の恋愛では男性の方からアプローチしてくることが多く、自分から好きな人にアプローチした経験が少ない女性に見られる好き避けタイプかと思います。
モテてきたプライドがあるので、好きな人の前でボロが出ることを避け、下の立場には回りたくないと考える心理によって、好き避けしてしまうことになります。
また、他の女性と仲良くしている男性を見て嫉妬してしまい、あえて冷たい態度を取る天邪鬼な好き避けをしてしまうケースもあるかと思います。
いずれの場合であっても、「自分が傷つけたくない」という感情から好き避けをしてしまうのでしょうから、自分の気持ちを受け入れて、素直に接することを心掛けることがポイントです。
自分の気持ちを整理する
プライドが邪魔して、彼のことを好きな気持ちを受け入れることや、自分の気持ちを整理することが出来ないので好き避けをしてしまうもあるかと思います。
好きな気持ちが高ぶるほどアピールしたいのにアピール出来ない葛藤でモヤモヤして、家に帰っては「なんで、あんなこと言ったんだろう…。」と後悔する悪循環を招きかねません。
その場合は、一度自分の気持ちを整理してみると良いかと思います。
彼の魅力を紙に起こすも良し、ブログやSNSに投稿するも良しです。
自分の素直な感情を少しずつで表に出していくことで、自分自身にも素直になることが出来ますよ。
恥ずかしいからといって男性をからかったり、強い言葉を返してしまったりするのは、マイナスな印象を与えてしまうだけになってしまいます。
同じ過ちを繰り返しては自己嫌悪に陥ってしまいますので、LINEでもメールでも「今日はゴメンね。」「そういうつもりじゃなかったの。」と伝えるように心掛けてみて下さいね。
好きな気持ちを気付いて欲しいと求めない
自分からアプローチするのが苦手だからといって、自分の好意に気付いて欲しいと相手に求めることは避けるべきです。
素直に好意を示してくれる女性に男性は惹かれるもので、心を開いていくものでしょうから。
求めるばかりでは恋愛に発展しづらく、恋愛を成就させるには「与えるからこそ与えられる」の想いやりを持つことが重要ですよね。
「自分が傷つきたくない」と考えているばかりでは、彼も振り向いてくれないかと思います。
コチラの記事も参考にして頂きながら、素直な感情表現でアプローチしてみてはいかがでしょうか。
⇒ 好きな男を落とす!片思いの男性を振り向かせる【10の方法】
⇒ 男性をキュンとさせる言葉!胸キュンが止まらない【10の言葉】
関係が終わることを怖がる好き避け女性
今の関係が終わってしまう、彼に引かれてしまうなどと不安に感じて、好き避けをしてしまうケースもあるでしょう。
「彼が好意に気付いてしまったら、彼の態度も自分の対応も変わってしまうんだろう…。」
「好きな気持ちがバレたら、面倒な女と思われて引いてしまうかもしれない…。」
といった不安によって、好き避けをしながら微妙な距離感を保とうとしてしまうものかと思います。
女性からのアプローチに引いてしまい、関係が変わってしまうこともあるでしょう。
好き避けされていた女性から告白されて、「えっ、何で!?」と上手くいかないケースも想定されるでしょう。
もしも、アナタが今の関係のままが良いと思うのであれば、アナタが変わる必要もなく、好き避けをしながら距離を保てば良いかと思いますが、
ですが、「もっと仲良くなりたい!」「ずっと一緒にいたい!」と考えるのであれば、好き避けを止めて、彼を振り向かせる必要があります。
関係が終わる怖さと後悔する怖さ
確かに、彼との関係が終わってしまうかもという不安は無くならないかと思います。
また、告白して失敗しただけではなく、彼が今よりも遠い存在になってしまっては、自分を拒絶されたようでショックも大きいものでしょう。
どのような関係にも終わりがあるとされますが、実際に終わりが来ることを望む人は少ないものです。
ですが、そんな怖さと向き合って、告白したり、アプローチしたりしている女性がいることも確かですよね。
コチラの統計は、自分から告白するかに関して女性に尋ねた統計データです。
20代で40%以上、30代で50%以上の女性が、自分から告白をして幸せを掴もうとしているようです。
自分から告白する派の意見としては、
- 後悔したくないから
- 他の女性に取られたくないから
- 素直な気持ちを伝えたいから
- チャンスを逃したくないから
- 行動しないと何も変わらないから
などと、前向きでポジティブな回答が多く見られました。
これはあくまで告白に関する統計ですが、好き避けに置き換えてみると共通する部分もあるかと思います。
好き避けとは好きであっても避けていることに変わりはないので、良い印象を持たれることはありません。
好き避けによって、近づいていた彼との距離を遠ざけることにもなりますし、アナタに愛想を尽かしてしまう可能性もあります。
もしも、好意を寄せる男性が他の女性と付き合ったとします。
その時、アナタはどのように感じるでしょうか。
「好き避けしてからバレてないよね。この恋は忘れて新しい恋を探そう。」と思うでしょうか。
「あの時好き避けなんてしないで、素直に接すればよかった…。」と後悔するでしょうか。
後悔したくない気持ちの方が強いのであれば、好き避けなんてしている場合ではないですよね。
アナタは、「関係が終わる怖さ」と「後悔する怖さ」のどちらが怖いと感じますか?
好き避けする自分を嫌いにならないこと
好き避けしてしまう自分が嫌いになってしまうのは避けた方が良いでしょう。
自信を持てない状態であるにも関わらず、自分自身で追い打ちを掛けることになってしまいますので。
「おはよう~。」と挨拶してみる。
話しかけられたら、笑顔だけは忘れない。
など、アナタが出来ることからでも構いません。
勇気を持って取った行動を、自分自身で褒めてあげて下さいね。
「今日は絶対挨拶しよう!」「今日は積極的になろう!」と意気込み過ぎずに、良いリアクションを期待しないことも忘れずに。