一目惚れのメカニズムと心理!本能や遺伝子レベルで恋に落ちる仕組み

一目惚れのメカニズムと心理!本能や遺伝子レベルで恋に落ちる仕組み

一目惚れのメカニズムと心理!本能や遺伝子レベルで恋に落ちる仕組み

一目惚れとは本能や遺伝子レベルで恋に落ちる現象であるため、一目惚れした側は恋に落ちた理由を整理出来ず、また一目惚れされた側は瞬間的な恋心によってアプローチされることから疑いを持ってしまうもの。

瞬間的に出会っただけなのに、言葉では表現できない愛を感じて恋に落ちてしまう一目惚れのメカニズムや心理とは不思議なものですよね。

今回は、一目惚れのメカニズムや心理として本能や遺伝子レベルで恋に落ちる仕組みについて紹介していきます。

一目惚れのメカニズム!本能や遺伝子レベルで恋に落ちる仕組み

一目惚れのメカニズム!本能や遺伝子レベルで恋に落ちる仕組み

一目惚れとは直感的に魅力を感じた相手に恋に落ちる現象です。

直感的に一目惚れしまうからこそ、「何であの人のことが好きなの?」と理性的に考えれば考える程にその答えを出すことは難しくなってしまいます。

パッと出会った瞬間に恋に落ちてしまう一目惚れのメカニズムや仕組みについて見ていきながら、答えのヒントを一緒に探っていきましょう。

 

一目惚れとは本能や遺伝子レベルで恋に落ちる

一目惚れのメカニズムは本能や遺伝子レベルで恋に落ちてしまう仕組みであるため、一目惚れした理由を言葉で表現できるものではありません。

ヒトも子孫繁栄を目指す生物であるため、優秀な遺伝子を残そうとする本能から自分の遺伝子とは遠い遺伝子をもつ異性を選ぼうとします。

現実的には機会の少ない恋愛かもしれませんが、金髪で青い瞳を持つ外人男性との恋愛を思い描いてみたこともあるのではないでしょうか。

もしアナタが出会ったばかりの男性に恋心を抱いているのであれば、それはアナタの本能や遺伝子がGOサインを出している証拠であると考えるべきでしょう。

なので、何で彼のことを好きになったのかの理由を見つける必要はなく、一目惚れしてしまった男性が自分を豊かに幸せにしてくれる男性かどうかの方へ思考をシフトしていくべきかと思います。

 

一目惚れとは脳の錯覚や勘違いである

現代における科学的知見としては、一目惚れは脳の錯覚や勘違いによって引き起こされるものとされています。

つまりは、思い描いていた理想のタイプの相手が目の前に現れた瞬間に、外見や雰囲気が理想のタイプ通りだから性格や価値観も理想通りであると決めつけてしまうことで一目惚れが起こるというメカニズムです。

なので、一目惚れによる恋愛は長続きするタイプと熱しやすく冷めやすいタイプの恋愛に分かれやすい傾向にあります。

その理由は、一目惚れすると勝手に第一印象から脳が錯覚や勘違いをしてしまいますから、その錯覚や勘違いとのズレがあるかないかが別れ道になるからです。

長続きする一目惚れと冷める一目惚れの違い!確認すべき男の本気度

 

一目惚れには1秒も掛からない

一目惚れは1秒も掛からないほどに本能や遺伝子レベルで引き起こされることが研究結果から分かっています。

アメリカのシラーキュス大学による研究によれば、人は一目惚れに落ちるまでに0.2秒しか掛からないとするデータを発表しています。

また、ドイツのフライブルク大学による研究によれば、0.001秒で初対面の異性が好きなタイプかどうかを判断しているとしています。

つまりは、1000分の1秒ほどで異性に対するアリかナシかを本能や遺伝子レベルで判断しており、0.2秒といった自覚できないほどの短い時間で一目惚れしてしまっているということです。

1秒にも満たない時間で恋に落ちているからこそ、瞬間的に恋に落ちてしまったことに納得できないものではかと思います。

 

一目惚れは外見的な魅力によって恋に落ちる

一目惚れをすると相手のことを知りもしないのに愛を感じたような錯覚を覚えます。

「一目惚れするほどに君に愛を感じたんだ!」なんて甘い男性の言葉に惹かれてしまいそうですが、当然出会ったばかりの相手の性格や本質を知ることはなく、理想とする外見的な魅力から錯覚して愛を感じてしまっているだけに過ぎないと言えます。

オランダのフローニンゲン大学の研究によると、20歳前後の男女400人(大半が男性)を対象に初対面の男女が顔合わせした際の感情を調査したところ、そのうちの32人が「一目見ただけで愛を感じた」と回答し、計49回の一目惚れがあったとする結果となっています。

また、面白いことに「身体的魅力(エロス)」「情熱」「親密さ」「傾倒(興味を持ち夢中になること)」について自己分析してもらうと、愛を感じたという回答とは関係性の薄い「身体的魅力(エロス)」「情熱」と数値の方が高かったことが分かっています。

つまり、一目惚れをして愛を感じたというのは脳による錯覚や勘違いであることを強く証明する研究データであると共に、一目惚れは外見的な魅力によって引き起こされやすいことを表す研究データであるかと思います。

往年連れ添った夫婦が「一目見た時から愛を感じた」と語ったりしますが、元々は外見的な魅力に惹かれているのであり、過去の思い出や成功体験を美化してしまう人間心理による発言だったりするものです。

 

価値観や行動パターンが似ている相手に一目惚れしやすい

本能や遺伝子レベルによる一目惚れだけではなく、人は考え方や価値観、生活リズムやテンポといった行動パターンが自分に似ている相手に一目惚れしやすいとされています。

それは「相性が良い」という言葉で表現されるものですが、価値観や行動パターンが似ていることは「居心地の良さ」に結びつくものですよね。

ですので、外見は遺伝子的に遠く、価値観や行動パターンが近しい相手に最も一目惚れが起こりやすいのでしょう。

これは相性の良かった元カレや元カノ、相性が良いと直感的に感じていた過去の片思い相手と似た異性を好きになってしまう心理に当てはまるものかと思います。

 

一目惚れで結婚した夫婦は離婚率が低い

アメリカの心理学者アール・ナウマン博士の調査データによると、一目惚れで結婚した夫婦のうち76%の夫婦が結婚生活を続けているされています。

この調査は合計1495人(男性547人、女性948人)を対象とした規模感の大きいものであり、以下の結果が報告されています。

  • 一目惚れで結婚した夫婦のうち76%の夫婦が結婚生活を続けている
  • 男性62%、女性56%(男女平均58%)が一目惚れを経験したことがある
  • 17%の人が一目惚れを2度経験しており、5%の人が3回度一目惚れを経験したことがある
  • 全体の54%が20歳以下で一目惚れを経験したことがある。
  • 15%の男女が30歳を過ぎても一目惚れを経験したことがある

つまりは、一目惚れによる直感的な恋愛の方が長続きしやすいというのが一つの結論です。

 

ですが、長続きする一目惚れと瞬間的に冷めてしまう一目惚れがあるように、もちろんパートナーを選ぶ際に直感ばかりを頼りにするべきではないでしょう。

  • 男性女性のどちらから一目惚れをしたのか
  • 一目惚れで脳が勘違いした通りの人なのか

「結婚とはギャンブルのようなもの」と経験者は語りますが、直感による選択は一度だけである必要はなく、数ヶ月といった短期間の恋愛であっても直感による選択を積み重ねていくことは可能かと思います。

直感的に信頼できる男性であると感じたのあれば恋を進めていく、直感的に違和感があるのであれば恋を一度ストップしてみる。

その直感を恐らくは女の勘と言うのでしょうが、直感も一つのヒントとして信頼できる男性かどうかを見極めてあげると良いでしょう。

一目惚れのメカニズムによる男性心理

一目惚れのメカニズムによる男性心理

続いて、一目惚れのメカニズムによる男性心理についても見ていきましょう。

男性が一目惚れをするメカニズムや心理を知っておくことは、実際に一目惚れされた男性との恋愛を考えるヒントになるはずです。

男女という性別の違いがあるからこそ、お互いが女性心理と男性心理を完璧に理解し合うことは出来ません。

だからこそ、「こういった心理だったのかな?」といったように相手の気持ちを想像してあげることが思いやりとして形に残るようになります。

 

男性は視覚的情報によって一目惚れしやすい

上の調査データでもあるように、男性は外見やルックスといった視覚的情報によって一目惚れしやすい傾向にあります。

見た目や雰囲気が理想のタイプといった視覚的な情報による一目惚れは、優秀な遺伝子を複数のメスに残そうとするオスの本能的な男性心理によるものです。

なので、男性は多少性格が悪いように見えても外見やルックスが良い女性に惹かれやすい傾向にあり、「可愛いは正義」と言われるように女性はその男性心理を本能的に理解しているからこそメイクやファッションといった外見的要素に関心が強いという訳です。

男性は女性の笑顔に弱いとされるのは、いつでも可愛いと思える女性を目の中に収めておきたい男性心理があることを私達は忘れてはいけません。

 

一目惚れした女性との恋愛には特別な価値を持ちやすい

一目惚れした女性との恋が実った場合、苦労して手に入れた女性に特別な価値を感じる男性心理が働きやすくなります。

心理学用語としては所有効果と呼ばれますが、一目惚れした女性と付き合っているメリットよりも女性を手放すデメリットに対して固執してしまう心理のことです。

そこには「苦労して手に入れた女性を手放したくない」「理想のタイプの女性が隣にいることで男としての自信がつく」といった様々な男性心理が存在することでしょう。

良い例であれば客観的に美女と野獣のように見えてしまうカップルが相思相愛であったり、悪い例であれば理想的なお似合い夫婦のように見えて実は仮面夫婦だったといったような形です。

いわゆるあげまんと呼ばれるように男性が女性に対してポジティブな価値を感じることで高め合える関係であれば良いのですが、結婚という契約に縛られ続けたり我慢ばかり続いたりするような恋愛にはいずれ区切りが訪れます。

日本における離婚の理由第1位は「価値観の違い」であることは、これらを証明するデータであるように思えます。

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男女で異なる一目惚れのメカニズム

男女で異なる一目惚れのメカニズム

一目惚れのメカニズムによる男性心理を理解する上では、男女で異なる一目惚れのメカニズムを理解しておくことも重要になります。

男女で異なる一目惚れの仕組みを知っておくことは、一目惚れする側でも一目惚れされた側でも恋愛を優位に上手に進めるヒントとして役立つかと思います。

恋愛における女性心理と男性心理を理解する必要はありませんが、先述の通り相手の気持ちを想像してあげることが大切なポイントですよね。

それは、自分の感情を共感して欲しい主観的な恋愛ではなく、自分の感情と相手の感情を汲み取った穏やかな恋愛に繋がるヒントになるはずです。

 

男性の方が一目惚れしやすい

様々な調査結果からも、女性に比べて男性の方が一目惚れしやすいとされています。

その理由は大きく以下の2つ。

  • 男性は本能的に優秀と思える複数の女性に自分の遺伝子を残そうとする生物であるから
  • 男性は外見やルックス、雰囲気といった視覚的情報によって一目惚れしやすいから

つまり、一目惚れしやすい男性とは本能的に女性の視覚的情報に惹かれやすく、一目惚れしづらい男性とは視覚的に惹かれるだけではなく価値観や相性の良さを見ていると考えられます。

これらの見極めるのは難しいように見えて意外とシンプルであったりするもの。

外見ばかり「可愛い」「キレイ」と褒めてくる男性はアナタに対して外見的魅力を感じているのであり、外見だけではなく「こういう所が良いね」「一緒にいると落ち着く」といった価値観や個性を褒める言葉は内面まで見ている証拠とも言えます。

外見であれ内面であれ褒められていることに喜びを感じてしまうのが女心ですが、男性がアナタのどの部分を褒めているかについては逃さずチェックしておくべきでしょう。

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男性は視覚的、女性は嗅覚的に一目惚れをする

男性は視覚的に一目惚れしやすい傾向にあるのに対し、女性は嗅覚的に一目惚れしやすい傾向にあるとされています。

25歳前後の異性に対して生物的に多感な女性は、数十m先にいる男性でも自分にとって優秀なオスかどうかを嗅ぎ分けられるという研究結果もあるほどです。

男性の耳の裏の匂いが好き、Tシャツから香る男性の汗の匂いが好きといった女性も少なくありませんよね。

ただ嗅覚的とするとフェロモンという言葉が浮かび上がりますが、これだけ研究が進んだ現代であっても、私達人間は異性を魅力するフェロモンを持っているのか、フェロモンを嗅ぎ分ける能力があるのかに関する明確な研究結果はありません。

現代の研究としては、両生類や昆虫、哺乳類といった動物は異性を魅力するフェロモンを持ち、フェロモンを感じ取る鋤鼻器(じょびき)を持ち合わせることが分かっています。

ですが、ヒトがフェロモンを放っている確かな科学的証拠はなく、またフェロモンを感じ取る鋤鼻器がヒトに備わっていることは証明されていないのが現状です。

分かっていることは、男性は女性は視覚的情報に惹かれやすく、女性は男性の嗅覚的情報に惹かれやすいということ。

本能や直感的な好意の感情かどうか不確かな時は、気になる男性のニオイに注目してみるのも一つの手段かと思います。

 

一目惚れのメカニズムや心理を使って気になる男性を落とせる?

心理学的に人は一目惚れすると5~7秒ほど相手を見つめてしまうとされています。

この心理を利用したのが、合コンや飲み会であるように見つめ合って目を逸らした方が負けというゲームです。

目を見つめ合うゲームの面白い所は、一目惚れが脳の錯覚や勘違いであるという点。

つまり、実際は一目惚れしていなくとも、気になる異性と5~7秒ほど目を見つめ合っていれば一目惚れと勘違いしてしまう可能性があるということです。

ですので、気になる男性とゲームする機会があるのであれば、恥ずかしがらずにしっかりと目を見つめ合った方が恋のチャンスは増えるかと思います。

 

皆さんもご経験からご存知の通り、恋愛とは惚れさせたもの勝ちと言われるように追われる立場の方が優位であると言えます。

一般的に男性が女性にアプローチをし、女性が男性からのアプローチに対してYESかNOのサインを出す形が多いことから、受け身になりがちな女性であるからこその優位な立場を作ってあげることも重要なポイントです。

私達人間にフェロモンがあり、フェロモンを感じ取る器官があるのかは分かりません。

ですが、男性も女性も本能や遺伝子レベルで何かの魅力に惹かれてしまうことは分かっています。

その魅力は言葉で表せるものではなく、本能や遺伝子レベルで感じた魅力であることを忘れずに、気になる彼との相性の良さを確かめるヒントにしてあげるべきではないでしょうか。

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