「もしかしたら、私って男をダメにする女かも?」と悩んでしまったことはありませんか?
ダメ男に引っ掛かってしまう自分を反省しながらも、ダメ男がタイプである自分のことを理解している矛盾に悩んでしまう方も少ないでしょう。
今回は、男をダメにする女性の特徴や心理を見ていきながら、ダメ男とされる彼氏と付き合うことについて考えていきましょう。
目次
男をダメにする女性でいることはダメなの?
最初に結論から述べると、「男をダメにする女」「ダメ男を好きになる女」でいることがダメなことかと言うと、決して悪いことではないかと思います。
その理由は、自分が満たされて幸せであると感じることが大切であると考えるからです。
周りから「ダメ男と付き合うと後悔するよ!」と言われた場合でも、ダメ男が好きだし、そんな自分のことが好きなんですから、周囲や一般的な価値観で自分を否定する必要はありませんよね。
ただ、一つ忠告として伝えたいのは、「男をダメにする女」「ダメ男を彼氏持つ女」でいることは、それだけ苦労することが多いということを理解することです。
例え、今が満たされていたとしても、「男をダメにする女」を継続するに連れて、自分自身をボロボロにしてしまう可能性も十分あります。
ですので、もし現在の幸せばかりに執着してしまっているのであれば、「今後彼と付き合っていうと自分がどうなるのか」について考えてみた方が良いでしょう。
自分自身を大切に出来るのは、アナタ自身だけですから。
男をダメにする女性のタイプや心理
もし、男をダメにする女から卒業したいと思うのであれば、まずはなぜダメ男を好きになってしまうのか、自分のことを理解してあげるべきです。
つまりは、男をダメにしてしまう今の自分の心理状態を変えてあげることが、違った幸せを実感出来る新しい自分を見つけるヒントになるということです。
男をダメにする女性のタイプとしては、以下の3つが挙げられるでしょう。
- 恋愛や男性に依存しやすいタイプ
- コンプレックスによる承認欲求を求めるタイプ
- 尽くしてあげることが「イイ女」だと考えているタイプ
では、それぞれのタイプについて一緒に見ていきましょう。
恋愛や男性に依存しやすいタイプ
恋愛をしていること自体や男性に対して依存しやすいタイプは、男をダメにする女の典型的なタイプと言えるでしょう。
恋愛をしていることや彼と繋がれていること自体に満たされるので、「今の関係を維持したい」「嫌われたくない」という心理が強くなってしまいます。
その結果、お互いが前向きに成長出来るパートナーとしての恋愛ではなく、自分を満たそうとする恋愛を維持することが最大の目的になってしまうものです。
コンプレックスによる承認欲求を求めるタイプ
コンプレックスや自信の無さは、「誰かに認められたい」「誰かに求められたい」という心理をより大きくさせる強いエネルギーを持った感情です。
「こんな私でも我慢して尽くしてあげれば、女として大切に扱ってもらえる」「こんな私でも、彼に求めてもらえる」という心理は、自分で自分自身を否定して来てしまったコンプレックスによる強い承認欲求の表れでもあります。
彼に認められることや求められることにネガティブな心理を埋めていこうとするので、どんどん下手に出た恋愛が進んでしまう結果になってしまいます。
尽くしてあげることが「イイ女」だと考えているタイプ
寂しい気持ちを満たしてくれる恋愛体質や、コンプレックスを埋めてくれる恋愛に満たされることで、自分は「イイ女」であるという自信を身に着けていくことでしょう。
その「イイ女」は、世間一般的に言われる「イイ女」ではなく、女性が苦労することでお互いが満たされる男主観の「イイ女」と言えます。
結果的に、男女お互いが満たされているように感じられるので、自分の身体や精神がボロボロになっていってしまうとしても、男性に尽くしてあげることが最大の喜びになってしまうのでしょう。
男をダメにする女性の特徴
「男をダメにする女性のタイプや心理」についてドキッとしてしまった方は、これからご紹介する特徴についてチェックしておくことをオススメします。
もし出来るのであれば、男をダメにする女から卒業したいと願う気持ちもありますよね。
願うばかりでは自分を変えることは出来ないので、男をダメにする女の特徴から卒業するヒントを一緒に見つけていきましょう!
ワガママや要求を許してしまう
男性のワガママや要求を、全てとは言わずとも出来る限りで許して叶えてしまう女性は、男をダメにする典型的なパターンと言えます。
人は甘やかされるほど甘い蜜の味を知っていくので、ワガママや要求はどんどんエスカレートしていってしまいます。
時には彼のワガママや要求を聞いてあげることも大切でしょう。
しかし、時には難しいワガママや要求を拒否する勇気も必要です。
世話や面倒を見てあげてしまう
料理や家事、洗濯など、彼の身の回りの世話や面倒を見過ぎてしまうことにより、彼女がまるでお母さんのような存在として扱われてしまうケースも少なくありません。
彼の身の回りの世話をサポートしてあげることは、男性が求める女性らしさの一つですので、とても素晴らしいことと言えるでしょう。
しかし、サポートの範囲を超えて、ただ与えるだけの存在になってしまうと、男性は与えられることが当たり前になり、女性は尽くしすぎることで苦労が増えていきます。
尽くすことは良いことですが、「尽くし方」の良し悪しが判断出来ないのも男をダメにする女の特徴と言えるでしょう。
おごってあげる、お金を貸してしまう
男をダメにする女性の悩みとしてよく耳にするのが金銭的なトラブル。
デート代やご飯代は全て女性持ちで、男性の個人的な遊びやギャンブルなどへの資金を与えてしまいがちです。
「彼が喜ぶならそれでいい」と満たされる部分もあるでしょう。
しかし、それは愛される一人の女である承認欲求を満たすものではなく、ただ男性に利用されているだけに過ぎません。
必要とされていることに違いはないですが、愛される女なのか利用される女なのか、自分を客観的に見れるようになるのも、男をダメにする女から卒業するヒントと言えるでしょう。
先に謝ってしまう
ケンカや言い合いになった場合、彼の方に非があったとしても先に謝ってしまうなんてことも。
「嫌われたくない」「関係を維持したい」という依存的な心理でしょうが、「自分が謝れば楽だから」という心理が奥底に隠れているとも考えられます。
女性が望んでか望んでいないかは別として、男性優位の上下関係に慣れてしまうと、下手にいる状態に精神が落ち着くようになってしまうのが人間という生き物です。
仲の良い関係ほどケンカをすると言われますが、それはお互いの反省と改善が行われるからであって、男性に合わせてばかりしてしまうのは、都合の良い女になっているだけに過ぎません。
⇒ 都合のいい女をやめたい!卒業するための【たった1つの方法】
不満を伝えずに我慢している
不満を伝えようとはせずに我慢してしまうのは、男をダメにする女性にありがちな特徴です。
すぐ謝ってしまうことにも共通する心理として、「自分が我慢してすれば良い」「自分が我慢すれば彼が喜ぶ」といった自分を犠牲にする恋愛思考に走ってしまうのでしょう。
詰まる所で言えば、彼と対等でいられる存在としては自信がないというコンプレックスが隠れているのではないかと考えられます。
自分を犠牲にして彼のために我慢することは、彼のためなのか、自分のコンプレックスを埋めたいだけなのか。
男をダメにする女から卒業したいのであれば、今一度自分と向き合ってみる勇気を持つべきかもしれません。
体の関係をすぐに許してしまう
恋愛の順序を追わず、付き合う前などに一瞬の寂しさから体の関係を許してしまうのも、男をダメにする女の特徴として挙げられます。
「一瞬でも満たされるなら」「利用されているとしても必要としてくれるなら」といった心理が、下手に出ざるを得ない恋愛、下手でいることが心地良くなってしまう恋愛へと進めてしまうことでしょう。
割り切って一夜だけを楽しもうとする恋愛も一つの形です。
しかし、割り切ることが出来ない依存心や寂しさを埋めたい気持ちは、男をダメにする女に近づいてしまう恐れがあることを理解することが大切です。
彼を束縛してしまう
束縛心や強い独占欲があるのも、男をダメにする女の特徴として挙げられるでしょう。
紹介してきたように、男性に利用されていると理解していても、心を埋めてくれる存在である彼を必要としているのは女性自身であるからです。
ですので、結果的に女性の方が恋愛的に弱い立場となってしまい、男性に利用されるようになってしまう訳です。
コンプレックスや寂しさを埋めてくれる男性への依存、尽くしてあげることで必要とされる承認欲求。
そんな言葉にドキッとしてしまったのであれば、彼にとって「自分はどういう存在なのか」、また自分にとって「彼はどういう存在なのか」を今一度チェックしておくことをオススメします。
男をダメにする女性から卒業するには?
男をダメにする女性から卒業する最大のヒントはただ一つ。
彼と自分にとってメリットがあり、自分を犠牲にしない両方を満たす恋愛の形を考えてみることです。
もし自分を犠牲にして、彼の満たすことで自分も満たされていると感じている場合でも、「私って男をダメにする女なのかな…」と感じているのであれば、そんな自分を変えたいと思っているストレスがあるからでしょう。
彼氏に尽くす女性はイイ女かもしれませんが、自分のことも大切にして幸せにしてあげられるのが「イイ女」ではないでしょうか。
コンプレックスがあって男性や恋愛に依存してしまう自分を否定するのも辞めましょう。
ダメ男を好きになってしまう自分を否定するのも辞めましょう。
否定したい自分を満たしてあげられるのは彼だけではなく、アナタ自身の勇気や行動でもあることを忘れずに。