男女の違い!恋愛観と結婚観から学ぶ【12のヒント】

男女の違い!恋愛観と結婚観から学ぶ【12のヒント】

恋愛における男女の違いは、時に恋を発展させることもあり、時にすれ違いを起こすこともあるものですが、男女の違いを知っておけば、恋愛でも結婚でもより二人の関係を深めるのに役立ちます。

「なんで彼は私の気持ちを理解してくれないの?」

「彼のことが大好きなのに、なんで伝わらないの?」

といった悩みを解決するべく、男女の恋愛観と結婚観の違いを見ながら、恋愛上手になるためのヒントを探っていきましょう!

「付き合う前」「付き合ってから」「浮気や失恋」「結婚」の4つのパートに分けてご紹介していきます!

付き合う前の男女の違い

まずは、付き合う前の男女の違いについて見ていきましょう。

異性をどのように好きになっていくのか、年齢差による恋愛対象がどれくらいなのかなどなど、男女がどのように恋愛に発展していくのか、ご自身の恋愛経験と照らし合わせながらチェックしてみて下さいね!

 

恋愛の始まり方

恋愛の最も始まりである「恋愛対象となるかどうか」を考えてみると、「男性は7~8割の女性が恋愛対象、女性は2割の男性が恋愛対象」という言葉を耳にしたことがありますよね。

それをもう少し細かく調べてみると、概ね下の図の割合で恋愛対象か否かが分けられるとされています。

参照:http://ure.pia.co.jp/

 

注目していただきたいのは、女性の「普通、どちらでもない」が50%であること。

これから、男性が第一印象で恋愛対象か否かを考えるのに対し、女性は徐々に好きになることの方が多いということが読み取れます。

女性のみなさんは、過去の恋愛から思い出される経験もあるのではないでしょうか。

 

恋愛の始まり方における男女の違いは大きく2つ。

1つ目は、男性は外的要素、女性は内的要素で恋愛対象を選んでいること。

男性は女性の顔立ちやスタイルといった外見を軸に選び、女性は男性の内的な人柄や性格を見ながら「自分を大切にしてくれる男性かどうか」を軸に恋愛対象を決めています。

 

2つ目は、男性の恋愛は熱しやすく冷めやすい、女性の恋愛は熱しにくく冷めにくいということ。

男性は女性を恋愛対象と判断すると気持ちがグッと燃え上がり、アプローチモードに突入します。

ただし、女性からのリアクションが無く脈なしだと判断すると、気持ちは一気に冷めてしまいます。

それに対し、女性はアプローチしてくる男性を注意深く見ながら、「こんな素敵な一面があるんだ!」「この人となら付き合っても良いかな」などと、次第に好感を持つようになり、その好感が好意に変わっていきます。

次第に大きくなってきた好意の気持ちなので、男性と違ってすぐに冷めたりすることはあまりありません。

 

男性のアプローチと女性の好意がお互いタイミング良く重なっていくことで恋愛に発展していく形となりますが、男性の冷める速度と女性の熱する速度の温度差がある場合、すれ違いが生じて恋愛には発展しないこととなります。

恋愛のチャンスを広げたいのであれば、まだ好意の気持ちまでとは言わなくとも、少しでも好感の持てる男性からのアプローチは避けすぎないようにすると良いでしょう。

無理にアプローチを受け止める必要はありませんが、「彼には他にどんな良い所があるかな?」「彼と付き合ったらどうなるかな?」と一度前向きな姿勢で考えてみると、新しい恋が見つかるかもしれませんよ!

 

男性は加点方式、女性は減点方式

「男性の恋愛は加点方式、女性の恋愛は減点方式」というのはよく耳にする言葉で、みなさんもご存知の男女の違いの一つではないでしょうか。

男性は恋愛対象かどうかが土台のベースとなって、女性のために何かをしたり、女性に尽くされたりすることで、どんどんポイントがアップしていきます。

また、男性の好きの気持ちは「質」によって大きくなるとされており、毎日あいさつしてくれたり、仲良くしてくれたりする女性よりも、「好きです!」とストレートに告白された女性や一夜を共に過ごした女性に対して好意が強まるとされています。

 

一方女性は、自身の最低ラインを超えない限り育った好意の気持ちが離れることはありません。

女性の好きの気持ちは「量」で大きくなるとされており、こまめに連絡をくれたり、さりげない気遣いなどの小さいポイントが積み重なって、好きの気持ちが育まれていきます。

ただ、男性が最低のボーダーを超えてしまうと、どれだけ好きだった男性でも気持ちが一気に冷めてしまうという訳です。

 

これらの特性から、バレンタインやクリスマスなどのイベント時に女性から男性に告白するのは、片思いから両思いになれる一つのチャンスと言えるでしょう。

ただし、イチかバチかでむやみやたらに告白という訳にはいきませんから、素敵な恋愛を掴むためにこちらの記事も参考にして下さいね。

⇒ 片思いの告白の仕方【9つ】女の告白にテクニックは必要ない!

⇒ バレンタインの本命チョコの渡し方と渡すタイミング【4選】

 

また、身売りして安易に体の関係を持ってしまうのは避けたほうが良いでしょう。

女性は一度関係を持ってしまうと本能的に極度に男性を好きになってしまう生き物で、今まで自分を大切にしてくれるかどうかで育った大切な好きの気持ちを台無しにしてしまうだけでなく、遊びの女として扱われてしまうリスクもあります。

一時的な喜びに走ってしまう気持ちを抑えて、彼との関係だけではなく、自分自身をも大切していきましょう。

⇒ 本命の彼女かどうかは態度でわかる!遊びとの【20の違い】

 

年上と年下のどちらがタイプ?

年上好き、年下好き、同い年が良いなど、男女問わず人それぞれパートナーの年齢に対する好みや理想があるかと思います。

「包容力のある年上男性が好き」という自由にさせてくれることを望む女性もいれば、「弟みたいな男性って可愛いよね」と面倒見の良い女性もいるでしょうが、恋人の年齢に対する考えについても男女の違いがあります。

 

男性は年齢が上がるにつれて年下の女性を好む傾向にあり、女性は20代前半では年上男性(最大10歳まで)を好み、20代後半以降は自分の年齢と比例した異性を好む傾向にあります。

詳しくはデータとグラフと共にこちらの記事で解説していますので、併せてチェックしてみてください。

⇒ 「かわいい!」と年上彼女に彼氏が胸キュンする【8つの魅力】

 

「年が離れすぎているから、年下の男性と付き合うのは難しいかな…」

「私なんて若すぎて、相手にされないかも…」

といって、年齢という理由だけで恋のチャンスを逃してしまうのは早すぎる決断です。

 

コミュニケーションの違い

男性のコミュニケーションは「目的」を達成するための手段であり、女性のコミュニケーションは「共感」を分け与えたり、分かち合うための手段です。

もちろん男女に関わらず個人差はありますが、男性は「論理的」に考えることが得意な脳を持っているため、何か問題を解決したり、他人に意見したり、アドバイスすることを好みます。

一方女性は、「感覚的」に優れた脳を持っているため、表情や仕草から相手の気持ちを読み取ることに長けていたり、内容の無い会話でも感情を「共有」したりすることを好みます。

例えばですが、下のような男女の会話があったとします。

 

女性:「なんか今日お腹が痛いんだよね…」

男性:「薬は飲んだの?」

女性:「まだ飲んでないけど、大丈夫だと思う」

男性:「薬飲んで寝てないと!無いなら買ってこようか?」

 

女性は体調の悪さによるストレスや不安を「共感」してもらおうと会話しています。

男性はというと、体調が悪いという情報を聞いて、体調を治そうとアドバイスしたり、薬が無いという問題を想定して解決しようとしています。

 

女性は「つらいよね…。大丈夫?」という共感とちょっとした気遣いが欲しいだけですよね。

ですが、そもそも男女でコミュケーションに対する意識が異なるので、「なんで私の気持ちを理解してくれないの!」というすれ違いが発生してしまうという訳です。

男性目線で考えると、体調不良という問題解決のためにアドバイスすることが気遣いとなるので、恋愛においてもこの男女の違いを理解しておくことは大切なことなのです。

付き合ってからの男女の違い

続いては、付き合ってからの男女の違いについて見ていきましょう!

見事カップル成立となった二人が楽しくラブラブでいられるためのヒントは、意外と身近な所に落ちていたりするものです。

「私達、もしかしてすれ違ってるのかな?」という不安が少しでもあるようでしたら、より素敵な恋愛をするためのヒントにして下さいね。

 

愛情表現

男性は「行動」で愛情表現をし、女性は「言葉」の愛情表現を欲しがると言われますよね。

前述の通り、男性は目的の無いことを嫌がる傾向にあるので、買う予定の無い彼女のウィンドウショッピングに付き合わされて不満げな表情をしているなんてことはあるあるのことではないでしょうか。

「そんなに私といるのが嫌なの!?」と一緒にいられる喜びを共有したい女性に対し、「(好きじゃなかったら、買い物に付き合う訳ないじゃん)」というのが男性意見なのです。

 

女性は「好きだよ」「可愛いね」「愛してる」「ずっと仲良しでいようね」など、言葉の愛情表現によって男性から愛されていることを実感します。

ですので、愛されたい気持ちを満たしたいから「もっと好きと言って!言葉にしないとわからない!」と、男性に愛情表現を求めてしまいます。

 

欧米男性はよく言葉で愛情表現をしますが、そうする日本男児は多くありませんよね。

自分を満たしたいからという主観的な考えが強すぎて、彼に愛情表現を求めてばかりいると「俺って、信用ないんだな…」とガッカリさせてしまうこともありますので注意が必要です。

 

また、男性は「行動」での愛情表現に喜びを感じますので、尽くしてあげることも忘れずに。

料理、洗濯、掃除など彼に尽くしてあげることで、「好きの言葉」のおねだりはさらに効果的なものになりますよ!

⇒ 彼氏が好きと言ってくれない!好きと言わない男性心理【8つ】

 

デートへのアプローチ

女性はデートの日が決まれば、「どんな服装だと喜んでくれるかな?」「彼はどんなメイクが好きかな?」などと、デートの準備段階からドキドキ、ワクワクして期待と不安が織り交ぜ合わされた想像を膨らませていますよね。

美容室に行ったり、ネイルを整えたり、ボディケアをしたりと、準備段階から「デート」というイベントを楽しもうとします。

 

男性は好きな女性を喜ばせようとするので、「どんなデートだったら喜んでくれるかな?」と計画的にプランを組み立てていきます。

このシーンではこんな会話を、あの場面ではあんなリードをして、なんて細かくプランを立てている男性もいます。

これは、先程の通り、男女の愛情表現を違いが表されているもので、男性は女性に喜んでもらえる「行動」を考え、女性は「可愛い」「好きだよ」という「言葉」を求めてデートの準備をしていると読み取れますよね。

 

また、デート中に男性が他の女性を見ていたなんてこともあるでしょう。

嫉妬する気持ちも分かりますが、男性の狩猟本能による部分なので許してあげて下さいね。

「男とはそういう生き物」と思った方が、気が楽になるかと思います。

今まで尽くしてきた彼への想いが充分に伝わっていれば、彼がそばを離れることはありません。

⇒ 彼女を大切にしたいと思う【7つのタイミング】と【6つの行動】

⇒ 本気で愛される彼女は違う!手放したくない【7つの特徴】

 

男性はシングルタスク、女性はマルチタスク

男性の脳はシングルタスクで一点に集中しやすい、女性の脳はマルチタスクで物事を両立できるという特徴があります。

男性は仕事モードの時は仕事一本ですが、女性は仕事をしていても頭の片隅に彼のことがあるので、「今何してるのかな?」と、良くも悪くも仕事と恋愛を両立出来てしまいます。

 

この男女の違いがあるからこそ、「仕事と私のどっちが大切なの?」というすれ違いが起こりがちです。

「今度のプレゼンは絶対成功させてやる!」

「あいつよりも先に出世してやる!」

などと、男性が仕事モードの時は仕事の方が優先順位が高いので、恋愛の方に体力を残す余裕がありません。

よって、土日は家でゆっくり休みたい、なかなか返信出来ないといって、満たされない女性は不満を募るようになります。

また、男性は熱しやすく冷めやすい、女性は熱しにくく冷めにくい恋愛観があるので、女性の好意の方が強いというギャップが悪循環を招いていきます。

 

男性:「俺は今仕事に集中したいんだ!」

女性:「私のことをもっと見て欲しい!」

というのは、お互い主観的な考えなので折り合いを付けるのが難しいものです。

ですので、それぞれが自身の考えと気持ちを整理して、しっかりと話し合うことが前に進むための一歩となります。

仕事モードの彼に「もっと私のことを優先して欲しい」と願うのは、彼の気持ちを遠ざけてしまうだけに過ぎません。

まずは彼の状況を理解してあげる思いやりを持って、自分の気持ちを理解してもらうよう心掛けましょう。

彼は将来の結婚を見据えて仕事を頑張っているかもしれませんし、彼女に見合う男性になろうと努力しているのかもしれませんよね。

 

ケンカのやり方

ケンカにおける男女の違いは、先程のコミュニケーションの意識の違いに繋がる部分です。

女性は怒っている気持ちや寂しい気持ちを「共感」して欲しいのに対し、男性はなぜ怒っているのか、寂しい気持ちにさせないためにはどうすれば良いのか、と原因を探って物事を解決しようとします。

 

特に女性は感受性が豊かな生き物なので、ケンカの最中は感情が非常に高まっていますよね。

そこに、「じゃあ、どうすれば機嫌を直してくれるの?」と具体策を求める男性の声が飛んでくるので、「そうじゃない!」と男性には理解出来ない攻防が始まり、徐々に溝が深まってしまうのです。

 

もし、ちょっとしたケンカで不機嫌になることがあったのであれば、「今度あった時に10回好きって言ってね!」なんで可愛い罰を与えて、ケンカを済ましてしまうのも良いでしょう。

会った当日はケンカのことは置いておいて、まずは満面の笑顔で彼氏を迎え入れて下さいね。

男性は「競合性」に生きる生き物なので、対立している時は対立しか起きません。

一度受け入れてあげることで彼も話をする準備が整いますので、そこから改善策を話し合いましょう。

 

また、重いケンカをしてしまった場合は、時間を置くほうが賢明です。

怒りや不満の感情が高まっているので、この男女の違いがあるからこそ、ただただ悪い方向ばかりに進み兼ねません。

男女共に怒っている時は、相手に対する思いやりの心を持つ余裕はありませんので、「なんで彼は怒っているのかな?」「なんで彼女は怒ってしまったんだろう?」という気持ちのゆとりが出来てから、話し合いの場を設けた方が良いでしょう。

浮気や失恋の男女の違い

では、3つ目に浮気や失恋に関する男女の違いについて見ていきましょう。

男女でどういった気持ちが原因で浮気をしてしまうのか、失恋すると男女でどのような感情を持つのか、参考にしてみて下さいね。

 

浮気の理由

浮気をしてしまう理由として、男性は本能的なもの、女性は感情的なものが原因となります。

ご存知の通り、古来男性という生き物は複数の女性に遺伝子情報を渡すことで繁栄を築いてきました。

その男性本能は引き継がれており、金銭面や法律が許すのであれば、複数の女性と関係を持ちたいというのが本心と言っても過言ではなく、浮気をするかしないかはその男性の強さや倫理観に依る所となります。

実際に女性に比べ、男性が二股、三股していたという話の方が圧倒的に多いことを考えると納得がいくものでしょう。

一方女性は、寂しい、満たされないなど、何かしらパートナーに対する不満が原因で浮気に走ってしまうことがあります。

その感情の度が過ぎていくと、彼への復讐心で浮気をしてしまったり、浮気というスリルに魅了され浮気に走ってしまうなんてケースもあります。

 

確かに、浮気も恋愛の一つの形と考えると自由なのかもしれません。

ですが、一時的な喜びを求めて、後々後悔してしまうような恋愛であれば、それはアナタにとって良い恋愛だったとは言い難いものでしょう。

もし万が一浮気心が見えてしまっている方は、こちらの記事を参考に気持ちを整理してみて下さいね。

⇒ 浮気したいという浮気心が生まれる理由と抑える方法【16個】

 

男性は複数のフォルダ、女性は上書き保存

よく言われる通り、失恋して別れた後、男性は複数の元カノフォルダがあり、女性は一つのフォルダに男性との思い出が上書き保存されていきます。

これも元々の男性と女性という生き物を考えると納得できるもので、男性は複数の女性に遺伝子を渡す本能的意識から、それぞれの女性が心のフォルダに保存されていきます。

別れた直後は自由になった開放感があり遊びに励むようになりますが、時間が経つと元カノフォルダを開いては「良い女だったよな…」と過去の恋愛を引きずるようになります。

 

女性はその時その時の男性がNo.1なので、別れた直後は深い悲しみに浸り、悲しい気持ちでいっぱいになります。

振られてしまった場合には、「もっとこうすれば良かった…」「あの時こうしてれば…」という後悔ばかりを考え、ネガティブな方向にばかり進んでしまいがちです。

ですが、時間が経ってしまうと元彼との思い出はフォルダの奥底にしまわれ、新しい恋が見つかるとそのファイルは上書きされて悲しい気持ちがさっぱり無くなってしまうものです。

 

失恋してしまった時は気持ちがどん底に落ちてしまいますが、こちらの記事を参考に1つずつゆっくりと自分を癒やしてあげて下さい。

⇒ 失恋から立ち直る方法!新しい自分を手に入れるヒント【15選】

 

結婚における男女の違い

最後に、結婚観における男女の違いについてご紹介していきます。

男女はどのような結婚観を持っているのか、結婚を考えていく上でどのような心境があるのか、今のパートナーの心境を想像しながらチェックしてみて下さいね!

 

結婚に対するリスクの違い

恋愛のゴールとも考えられる結婚ですが、結婚したことで二人は人生のパートナーとして歩んでいくこととなりますよね。

男女共に「この人と結婚して幸せな生活を送れるのか?」を考えると同時に、結婚することに対するリスクも考えるようになります。

 

端的なことだけを考えると、男性とっての結婚はメリットの少ないことなのかもしれません。

男性は結婚することで、今まで自由に使っていたお金と時間を使えなくなり、家庭を養う責任が生まれるので、家族のために死にものぐるいで働く覚悟を決める必要があります。

1000円のランチが300円のパンとおにぎりになるかも、お酒もタバコも控えなきゃダメかも、趣味に使うお金もないだろう、とネガティブなリスクが思い浮かんできます。

会社では上司や顧客に頭を下げ、家では妻の愚痴を聞いて、土日にはヘトヘトになりながら子供と遊んであげる、といったことまで浮かび上がってくるでしょう。

また、熟年離婚が増える現代において、「働くだけ働いたけど、最後は妻に捨てられて孤独死なんてこともあるかな…」といった考えも及んでくるかもしれません。

 

一方、女性は結婚願望の強い方が多く、結婚主義であると言われます。

それは恋が始まる段階から「この人は私を大切にしてくれるだろうか」という見極めが始まっており、結婚段階まで進むと、経済力、包容力、浮気はしないだろうかなど、安定した家庭を築けるかどうかのリスクを考えながら結婚を考えます。

また、自立して働く女性が増える現代においては、自身のキャリアが失われるリスクも考えられ、共働きを想定した結婚生活であっても、万が一の場合には女性自身が大黒柱として稼がなくてはいけない可能性も考えられます。

 

昔は「男が外で稼いで、女は家を守る」というのが夫婦の形だったのかもしれませんが、時代の移り変わりによって変化があるように、またそれぞれの家庭によって夫婦の形は変わるものでしょう。

夫婦2人が寄り添い、同じ方向を向き合って歩んでいくだけではなく、形式にとらわれない柔軟性をも持つことが、幸せな家庭を築く秘訣なのかもしれませんね。

 

結婚相手への意識と考え方

上の結婚のリスクに関する男女の違いを念頭に考えていくと、結婚相手への意識や考え方に関する男女の違いについても読み解いていくことが出来ます。

 

まず、先述の通り、男性は結婚という重大な責任の前に大きなプレッシャーを感じています。

今までは自分の好きなことや恋人に行動という愛情表現を与えることだけにお金と時間を割いてきましたが、結婚した後は異なる目的のためにも稼いで行かなければなりません。

そこで、仕事のモチベーションをどのように保っていくのかと言うと、それは愛する妻や子供の笑顔を最大のモチベーションとして精一杯働いていくこととなります。

ですので、今まで単に好きという感情で付き合っていた女性に対し、「この人のためなら辛いことでも頑張れる!」と支えてくれるパートナーを求めるようになります。

 

一方女性は、一度体の関係を持った男性に対する気持ちが大きくなり、減点方式の最低ラインに届かない合格した男性を「手放したくない!」と思うと、結婚へのアクセルをグングンと加速させていきます。

女性は付き合っている段階から結婚生活を視野に入れてシミュレーションを行っているので、どんどん前に進んでいこうとします。

 

男性は女性に尽くすことで好意の気持ちを高め、女性はその男性を手放さないために尽くす、という図は男女の関係を深めていく上で成り立つものですが、決定打が足りない場合には彼が結婚を渋るというケースが生まれます。

結婚を渋る理由は様々ですが、自分に思い当たる節が無いか、こちらの記事を参考にチェックしてみて下さい。

⇒ 彼氏が結婚してくれない!彼氏が結婚を渋る理由と対処法【8つ】

⇒ 男性が結婚したいと思う女性の条件は?男が惚れる特徴【9つ】

 

男女の違いは恋愛の大切な知識

恋愛でも結婚でも思いやりが大事とされますが、この「思いやり」は男女の違いを理解することにも大きく関係することではないでしょうか。

アナタが主観的な考えで満たされることを求めているだけでは、相手はそれに反応して満たしてあげようとはしてくれないものです。

特別なことではなくとも、いつも大切にしている好きな想いを日々少しずつ出来る形でパートナーに贈ってあげて下さいね。

ご紹介してきた男女の恋愛観と結婚観の違いを踏まえて、アナタの恋愛がより素敵で幸せなものになるよう応援しています!