結婚式をやる意味は?披露宴との違いとスタイルで変わる挙式の意味

結婚式をやる意味は?披露宴との違いとスタイルで変わる挙式の意味

費用の問題や準備の面倒さから「結婚式をやる意味なんてない!」「結婚式や披露宴にかかるお金は他に回したい!」といった考えを持つ方も少なくありません。

もちろん結婚式をやるかやらないかの価値観は夫婦や家族それぞれですが、結婚式の意味を理解せずにネガティブな気持ちから挙げない判断をしてしまうのはもったいないように思えますし、後悔してしまう可能性もあるように思えます。

結婚式の本来の意味や他の夫婦はどんな理由で結婚式をやったのか、また混同しやすい結婚式と披露宴の違いについてもご紹介していきますので、一度チェックしてみて下さい!

結婚式をやる意味

結婚式をやる意味

結婚式をやる意味を考えるにあたっては、以下2つのポイントに区別して見ていく必要があります。

  • 結婚式の本来の意味(文化や習慣的な意味)
  • 個人における結婚式の意味(個人的な理由や目的)

結婚式とはどんな意味を持つ行事であるのかと、個人にとってどんな意味合いを持つ結婚式になるのか(なったのか)は異なりますよね。

「誓いの言葉やキスは何のために行うの?」

「結婚式をやる意味なんてないと言ってた人が結局挙げたのは何でなの?」

といったそれぞれの意味を見ていくことで、今一度「アナタにとっての結婚式をやる意味」を考えるヒントになるはずです。

では、まずは結婚式の本来の意味から見ていきましょう!

結婚式の本来の意味と挙式スタイル

結婚式の本来の意味と挙式スタイル

結婚式の本来の意味は、神仏や参列者に対して、お互いを愛し、夫婦として助け合い生きることを「誓う」「契る」儀式です。

「誓う」「契る」の言葉の通り、結婚式の本来の意味は将来心変わりすることなく夫婦として仲睦まじくいることを神様や参列者の前で男女が固く約束する神聖な儀式であることにあります。

また、挙式スタイルによって意味合いが変わっていき、

  • 誰、何に誓うのか(神仏か参列者か)
  • どんな神に誓うのか(宗教文化や風習的な違い)

をベースに、それぞれで挙式における演出の意味が異なっていきます。

 

今の我々が知る日本の結婚式の形を考えてみても少し複雑なように感じるのは以下のような理由があるからです。

  • 結婚式の形は時代と共に変化するから
  • 日本文化と西洋文化(主にキリスト教)が混ざっているから

例えば、親世代と子世代でスタイルも変わりますし、参列した結婚式の中でモーニングと着物を来た親御さん方を想像してみると分かりやすいですよね。

では、挙式スタイルによって変わる意味合いについて見ていきましょう!

 

教会式(チャペル式)

いわゆる結婚式を想像すると真っ先に浮かぶのが教会式(チャペル式)のスタイル。

純白のウエディングドレスをまとった花嫁が、母親によるベールダウンと父親とのバージンロードを歩む演出が思い浮かびますよね。

言うまでもなくキリスト教式ですから、誓いの言葉をキリスト神に誓い、それを誓いのキスという形で封じて固い約束を結びます。

「カトリック教」と「プロテスタント教」で異なり、伝統を重んじるカトリック教においては、どちらかがカトリック信徒、及び初婚であることが条件になるため、条件に満たない場合にはお断りするカトリック派教会もあります。

また、カトリックとプロテスタントにおける違いにおいて神父さんと牧師さんの違いを知る人は多いかと思いますが、バージンロードの色に着目してみると、基本的にカトリックでは赤か緑、プロテスタントでは白とされることが多いです。

我々の知る教会式のほとんどは比較的自由度のあるプロテスタント式であるでしょうから、例えば誓いのキスを口以外に手の甲やおでこにするといった形になることもあるでしょう。

⇒ 誓いのキスの意味!恥ずかしい、したくない時の代わりの演出は?

 

神前式

神前式が日本伝統の挙式スタイルのように思えますが、神前式の歴史はそこまで深くなく、1900年の大正天皇の挙式が起源になり神前式が広まったとされています。

神前式はお祓いによって身を清め、神に結婚を報告すると共に、夫婦の幸せを神に祈ることに意味を持つ儀式になります。

実は日本古来において「結婚式」という概念はなく、「婿入り」「嫁入り」と各家中や家族同士で行われる婚礼の儀式を参考にしながら発展したのが神前式という挙式スタイルです。

つまりは、多神教であり、無宗教者の多い日本において、「日本の神に結婚を報告する」という風習は主流ではなかったということです。

イメージしやすいところですと、自身の結婚を神社やお寺で報告することは少なく、先祖のお墓や仏壇で夫婦繁栄を祈ることの方が多いイメージを持つようにです。

神前式は家族の結びつきを意味するとされるのは、日本古来から伝わる家族同士の婚礼儀式を参考にしたということの意味合いもあるのでしょう。

神前式は比較的費用を抑えられることや、日本独特の厳格な儀式に結婚式をやる意味を重んじて感じられるというメリットが挙げられます。

また、西洋文化ながらも神前式の中で指輪交換の儀が行われることも今では一般的です。

 

仏前式

仏前式は仏教を元とした挙式スタイルであり、教会式や神前式と比べると馴染みのないものかもしれません。

仏前式の特徴を挙げるのならば、前世来世といった「魂の結び付き」(因縁)を報告する儀式であること。

つまり、現代で結婚するのは前世からの魂の結びつきがあるからであり、来世もまた二人の魂が結び付き合えるようにとお祈りすることを意味する儀式になります。

「因縁」という結びつきを重んじることから、誓いの言葉がないというのも特徴的です。

一般的には少なくとも、仏教徒やお寺と由縁ある方々で行われる挙式スタイルの一つです。

 

人前式

人前式は神や仏といった宗教色はなく、結婚式に参列したゲストに夫婦として認めてもらうことを意味する挙式スタイルです。

無宗教者が多いということだけではなく、「どのような意味を持つ結婚式にするか」を夫婦2人で作り上げることが出来ることもあり、現在では人気があり主流であるスタイルになります。

一つ特徴を挙げるのならば「誓いの言葉」の意味に特徴があり、教会式と人前式における誓いの言葉は色んな意味で異なります。

  • 神に誓うか参列者に誓うかの違い
  • 生涯夫婦でいることを誓うか、自分たちが思う理想の夫婦でいることを誓うかの違い

人前式の結婚式には「神聖さ」が不足している、または無いという意味合いを持つことを私達は一度考えてみる必要があるかもしれません。

無宗教者である我々でも教会や神社に厳格さを感じ、訪れれば自然と何かを祈っていたりいますよね。

日本の神様なんて全く信仰していないのに、お正月の初詣では愛する家族やパートナーのことを祈ることがあるようにです。

当然ながら何に祈るかは重要ではなく、自身の信仰や価値観によって宗教的な文化や風習を取り入れるのが良いかと思いますが、自由度のある挙式スタイルほど夫婦としての誓いに意味を持つべきであるということを、自分なりにも共通意識としても持てるようにすることが大切なことではないでしょうか。

みんなにとっての結婚式をやる意味

では、宗教文化や風習的な観点とは離れて、「なぜ結婚式を挙げるのか」の意味を個人的観点から見ていきましょう。

みんなが結婚式をやる意味のアンケート結果は以下の通りです。

みんなにとっての結婚式をやる意味

出典:https://prtimes.jp/

個人における結婚式をやる意味のポイントは、親や友人への「感謝」や「想い」を届けることにあるようです。

ですので、シンプルに考えるのであれば、けじめや感謝を他の形で伝えよう、もしくは伝える必要性を感じないとするなら、結婚式をやる意味は無いという考えは否定されるべきではないでしょう。

また、費用面が気になるのであれば、想いを伝えることをベースにして、親族だけや親しい友人だけの結婚披露宴といった小規模プランも浮かび上がってくるはずです。

 

ただ、一番厄介だと思うのは、時に結婚式の規模や内容を比較評価する人たちがいること。

夫婦としての新しいスタートを誓い合う輝かしい儀式であるのに、嫌な気持ちになるくらいなら結婚式なんてやる意味はないと思うのは当然のように思えます。

また、そういった個人的な理由だけではなく、夫婦として一緒に歩むパートナー方にとってのやる意味も考慮するべきですから、バランスが取れないとどんどん難しい方向に進んでしまいかねません。

 

そこでもう一度考えて頂きたいのは、夫婦として生涯いることを誓うという結婚式の本来の意味についてです。

それは、もしかしたら婚姻届という契約書をサインと捺印で結び、役所へ届け出ることで十分成り立つのかもしれません。

つまり一つの答えとしては、現代では儀式的な結婚式の本来の意味とは異なり、家族や親族、会社や友人などそれぞれの社会的コミュニティーにおいて、結婚という儀式をやることや夫婦としてパートナーをお披露目することの意味の方が強いのでしょう。

ですので、お披露目に対するメリットが無いことやネガティブな感情を抱くようであれば、結婚式をやる意味は無いとするのは尊重されるべき意見であると思います。

 

結婚式と披露宴の違い

結婚式と披露宴の違い

結婚式と披露宴の違いは、シンプルに「儀式」と「宴」(パーティー)の違いです。

「結婚披露宴」と一緒にされることが多いですが、結婚式と披露宴の違いが曖昧になるのは人前式という挙式スタイルが主流になりつつあるからだと思います。

または、もう少し細かく言うと、日本的と西洋的、宗教的や風習的の良い部分を上手につまみとった日本独特の挙式スタイルが、さらに違いを区別することを難しくしているように思えます。

結婚式と披露宴の違いを最も想像しやすい形としては、チャペルで式を行い、会場に移動して披露宴を行うといった馴染みあるパターンです。

ですので、「披露宴会場への移動」を伴うスタイルがどこか定着しているのか、挙式と披露宴で会場の移動を伴わない人前式だと違いがハッキリしないように思えることもあります。

しかし、人前式は参列したゲストに夫婦として認めてもらうことに意味がありますから、だからこそ挙式と披露宴を移動することなく続けて進行できることはゲストへの気配りになることだってあるでしょう。

ゲストとして参列することが多くなってくると、どこか定型化した結婚式や披露宴とは異なる形式に違和感を覚えることがありますが、結婚式や挙式スタイル毎の意味を理解しておくと、

「どういった結婚式や披露宴をしたかったのか」

「どういった形のおもてなしで想いを伝えたかったのか」

が読み取れるようになってくるはずです。

 

このように申すのは、決して一般常識的に覚えておくべきだとしたいからではありません。

もし、アナタが大切にしたい友人の結婚披露宴に参加したことを想像してみると、

「何でこのような形にしたのか」

「どういう想いを届けたかったのか」

をより理解してあげられますし、だからこそ届けたいお祝いの言葉が大切な人に届けることが出来るようになるかと思います。

結婚式や披露宴で「何を届け、何を受け取るのか」を考えてみると、挙げる当事者でも参列するゲストであっても、「結婚式をやる意味」への価値観は変わってくるのではないでしょうか。

 

アナタにとっての結婚式や披露宴の意味とは?

結婚式をやる意味があるのかないのか、また結婚式を挙げることにどのような意味を持つのかは、夫婦や家族それぞれの考えや価値観によって異なるのはご紹介の通りです。

ですが、結婚式の意味を理解するとしないでは、アナタにとっての「結婚式をやる意味」への重さや深さは変わってくるはずです。

  • 結婚式をやるかやらないかの判断
  • 女性としての結婚式をやる意味
  • 夫婦や家族が結びつくことの儀式やパーティーの意味

もし結婚式をやる意味についてモヤモヤしているのであれば、上の3点について今一度考えてみて、パートナーとよく相談してみて下さい。

それでも、やっぱり結婚式や披露宴がめんどくさい、やりたくないと感じる方はコチラを参考にして見て下さいね。

⇒ 結婚式がめんどくさい!やりたくない!と思う女性の理由