セフレ(セックスフレンド)とは、恋人関係には無いけど肉体関係を持つ異性のこと。
もちろん女性だって性的欲求を持ちますが、セフレを求める女性心理とは単純に気持ちいいセックスをしたいという欲求だけとは限りません。
その「欲求」が満たされなければ、どこか別の所で満たそうとする心理が働くようになります。
女性がセフレを作る理由や彼氏やパートナー以外とセックスする心理について紹介します。
セフレがいる女子ってどれくらいいるの?
「私、彼氏いるけどセフレとも遊ぶんだよね~」といったように堂々と公言する女性はもちろん少ないかと思います。
ですが、アナタがセフレの存在を隠しているのであれば、アナタの周りにいる女性もセフレがいることを隠しているかもしれませんよね。
コンドームで有名な相模ゴム工業のアンケートから2つの調査結果を見ていきましょう。
まず、交際相手がいない女性に対する「現在セックスをする相手がいますか?」という質問の結果は以下の通り。
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交際相手がいない女性の約10%にセフレがいるという結果となっています。
また、彼氏やパートナーがいる女性に対する「結婚相手や交際相手以外にセックスする相手はいますか?」という質問への回答は以下のようになっています。
夫や彼氏を持つ女性の約15%にセフレがいるようで、若干ながらも特定のパートナーを持つ女性の方がセフレを持つ比率が高いことが分かります。
出典:https://www.sagami-gomu.co.jp/
女性がセフレを作る理由や心理とは?
交際相手がいない女性と特定の彼氏やパートナーがいる女性とでセフレを作る理由や心理には少し違いがあるように思えます。
交際相手のいない女性がセフレに求めるのは「縛られることの無い都合の良い男」であり、彼氏やパートナーがいる女性がセフレに求めるのは「彼氏やパートナーでは満たされない欲求を埋めてくれる男」であるのではないでしょうか。
英語でセフレを意味する「Friend With Benefits」を直訳すると「利益のある友達」であり、交際相手のいない女性がセフレに求めるのは責任や制約のない利益やメリット。
彼氏やパートナーがいる女性がセフレに求めるのは、彼氏では満たされない利益をもたらしてくれる男。
「セフレを作る=性的欲求不満」というイメージが強いものですが、彼氏がいるかどうかだけで分けてみても女性それぞれでセフレを作る理由には色んな心理が隠されているのかと思います。
女性がセフレを作る理由や心理とはどのようなものなのかについて見ていきましょう。
彼氏やパートナーとセックスレスだから
女性が彼氏やパートナー以外にセフレを作る理由として最も多いのがセックスレスであること。
セックスの相性が悪い、関係がマンネリ化してセックスレスになったという声をよく聞くように、満たされない欲求はそれを埋めてくれる他の男性に向かってしまうことがあります。
「なんか彼女って言うより家族みたいで…」などと言う男性もいますが、家族のような大切な存在でもあり、一人の女として求めて欲しいのが女心というもの。
家族のように一緒に生活をしていく特別なパートナーである喜びはあっても、愛する男性に求められる惟一女性といった承認欲求は満たされなくなってしまいます。
「彼氏やパートナーに求められなくなった女」という事実は女性の心を傷付けてしまうものでしょう。
人間の心理として、傷ついて失われた部分は何か別の物で癒し補おうとする心理が働きやすくなります。
「付き合った当初のように私を求めて欲しい」「私だってまだまだ男子にモテる!」といった承認欲求が強くなっていくことがセフレを求めるキッカケになるものです。
⇒ セックスレスになりたくない!レス夫婦のあるあるから考える対策
彼氏やパートナーとのセックスでは満たされないから
セックスレスによる影響というよりは、彼氏やパートナーとのセックスや内容自体に満たされないことから、セフレとのセックスで不満を解消としようする女性も少なくありません。
「大好きな彼氏なんだけど、セックスが淡白過ぎる…」
「大好きなんだけど、さすがに1分で終わっちゃうのは足りない!」
「優しくしてくれるのも嬉しいけど、本当はもっといじめてほしい!」
などなど、彼氏とのセックスでは満たされない心理はそれを満たしてくれるセフレという存在に向くようになります。
彼氏とのセックスに不満を抱えている時、たまたま出会ったタイプの男性と意気投合して一夜を過ごすことになり、彼氏とは違う満たされたセックスに充足感を覚えることかと思います。
その心理は浮気とは異なり、あくまで彼氏やパートナーのことが大好きであり、ただ満たされないセックスだけ他の男性で補おうとしているだけと考える女性心理があるのでしょう。
⇒ 欲求不満になる心理!恋愛や彼氏への欲求不満と向き合うヒント
複数の男性と関係を持つことで「女」としての価値を感じるから
人間誰しもが他人に良く評価されたい承認欲求を持ちますから、複数の男性にモテるという事実は「女」としての承認欲求を満たしてくれることでしょう。
結婚という法的契約を結んでいない限り恋愛は個人の自由であり、自由恋愛の範囲においては必ずしも一人の男性だけを愛するべきでもなく、一人の女性だけを愛するべきであると決められている訳ではありません。
恋愛対象になる男性と結婚相手にしたい男性は異なるとされるように、「一人の女」として恋に生きる女性は色んな男性にモテることで承認欲求を満たそうとする心理が隠されているのでしょう。
美味しいご飯をごちそうしてもらえたり、高級なプレゼントをもらえたりするから
パパ活という言葉があるように、経済力のある男性をセフレにするのであれば、普段行けないようなお店で美味しい料理を食べたり、高級なプレゼントを送ってもらえたりするといったメリットが生まれます。
女性は美味しいご飯や楽しい経験を提供してもらい、男性は見返りとして身体を求めるといった関係は、不純なように見えてお互いのメリットを補い合っている合理的な関係でもあります。
恋愛でもそうですが、人間関係が良好に長く続く秘訣はお互いのギブアンドテイクが成り立っている関係であること。
「彼氏」という存在を心の癒やしや精神的な支えとしてではなく、瞬間的な寂しさや欲求を満たしてくれる存在としてお互いを合理的に利用し合えるのがセフレという関係なのでしょう。
一人の男性だけに束縛されたくないから
一人の男性と付き合うということは、一般的にその彼氏だけを愛し、ある程度パートナーに束縛されるといった制限が生まれやすくなります。
その制限にはメリットとデメリットがあり、一人の男性に愛されることを実感できるメリットもあれば、彼の価値観やリズムに合わせなければいけないといったデメリットも存在します。
彼氏やパートナーとのリズムやテンポがバッチリ合うのであれば問題ありませんが、皆さんの経験の通り、違う環境で育ち異なる価値観を持った人間同士が完璧に理解し合えることは奇跡に近いほどの確率であると言っても過言ではありません。
「なんで私がいつも彼に合わせなければいけないの?」
「なんで私は彼のためにこんなに尽くしてあげなければいけないの?」
という価値観を持つ女性は束縛を嫌い、セフレや彼氏候補を複数作りながら、自分が求める男性関係や環境を作ろうとするのでしょう。
結婚する気がないから
結婚する気がない女性は自由恋愛を求めやすい心理にありますので、一人の彼氏やパートナーだけとの恋愛だけではなく、都合の良いセフレを含めた恋愛を求める心理が働きやすくなります。
その理由はとても単純で、結婚するために一人の男性を愛する必要がありませんから、色んな男性を愛し、また複数の優秀な男性に愛される女性であろうとすることは人間のメスとして不思議ではない心理のように思えます。
簡単に言うのであれば、結婚や彼氏といった契約や束縛に関係なく、一人の女として自由に恋愛をしたい心理が隠されているのでしょう。
ただ、自由な恋愛を求める理由は経験してきた恋愛や育った環境が影響する可能性も考えられます。
例えば、過去付き合った男性は自分を利用しようとする男性ばかりであった、両親の夫婦関係を見ても自分の結婚生活を描くことは難しかったといったようにです。
束縛されない自由な恋愛を求める心理だけではなく、奥底には特定の男性と結婚することに対する大きな不安を抱えている女性心理も想像出来るのではないかと思います。
元カレや過去に関係を持った男性だから
最もセフレになりやすいパターンとして挙げられるのは、元カレや過去に関係を持った男性であること。
その理由は、「自分が一度でも身体を許した男性」という揺るぎない事実がありますからです。
一度心を開いている男性ですから、出会ったばかりの知らない男性よりは今の彼氏に抱えている不満や愚痴を開放しやすくなる心理が働きやすくなることでしょう。
また、今の彼氏にはあるけど元彼には無いもの、元カレにはあるけど今の彼氏には無いものを比較してしまう心理が、自分にとって都合の良い男性をその時々によって求める気持ちを強めてしまうのかと思います。
どこでセフレを見つけているの?
では、セフレを持つ女性はどのような場所で都合の良い男性を見つけているのでしょうか。
「セフレを作る」と考えてみると難しいように思えますが、「男性との出会いの場」と考えてみるといくつか候補が浮かび上がるのではないかと思います。
彼氏やパートナーへの不満が募ってしまっているようであれば、彼氏と別れるという選択を出す前に一度他の男性と比べてみるといった選択肢を持ってみるのも一つの手段であると考えます。
男性との出会いの場には自ら出向く必要がありますから、「たまには他の男とパーッと遊んじゃおう!」といった気持ちで彼氏との関係を考えるキッカケを作ってみることも大切なのかもしれません。
マッチングアプリやSNS
マッチングアプリやSNSを利用してセフレを見つけている女性は多く、その理由は男性も出会い目的や遊び目的であることが多いからです。
特にほとんどのマッチングアプリは女性が無料で利用でき、男性のプロフィールを見ながら気にいった男性と繋がれるので手っ取り早い方法であると言えるでしょう。
また、インスタグラムやtwitterといったSNSを通じて男性と知り合うことも出来ますが、事件になってしまうケースも多いことからマッチングアプリの方が安心して利用できるかと思います。
⇒ 【女性向けマッチングアプリ】無料で安全に出会える恋活アプリ!
合コンや飲み会、相席居酒屋など
異性との出会いの場として定番ですが、合コンや飲み会、相席居酒屋などで男性と出会う方法もあります。
合コンや飲み会であれば幹事同士が知り合いであることからある程度信頼感がありますし、相席居酒屋などであれば男性と対面してお話出来ますし、お酒の勢いなどもあって普段抱えているストレスを発散して遊びやすいかと思います。
マッチングアプリだと1対1のやり取りになってしまうことや、実際に会うまでどんな男性か分からないといったリスクもありますよね。
手軽に出会えるマッチングアプリを利用しながら、合コンや相席居酒屋にも行くようにすると効率良く色んなタイプの男性に出会える機会が増えるかと思います。
ナンパスポットでの出会い
銀座のコリドー街が有名なように、繁華街があればナンパスポットも存在します。
また、クラブやバーなどに行けばナンパ目的の男性もいますので、夜の遊び場で新しい出会いを求めてみるのも一つの方法です。
ハロウィンやお祭りといったイベントも同様で、女性との出会いを求める男性は必ず存在しますから、目一杯のオシャレをしてナンパスポットに出向いてみるのも良いでしょう。
ナンパしてくるということはあわよくば女性をお持ち帰りしたいという男性心理の行動ですから、セフレ目的でなくとも良い男がいれば一夜限りで遊んでみてもいいといった方はナンパスポットに遊びにいってみてはいかがでしょうか。
⇒ 出会いがない社会人女性が出会いのキッカケを作れる場所【24選】
セフレを作る上での注意点
もし、アナタがセフレを作ることになった、または結果的にセフレが出来てしまったという場合でも、セフレという曖昧な関係である男性と付き合っていく上での注意点があります。
恋愛関係になく肉体関係だけがあるということは、お互いが都合良く利用し合っているというメリットと共に、お互いを大切に扱う責任感は薄れてしまう傾向にあります。
最悪のケースでは関係がもつれて事件に発展してしまうこともありますので、あくまでも自分が責任を取れる範囲で遊ぶことを忘れないようにして下さいね。
男女お互いがセフレとして割り切れる関係であること
まず、最も大切なこととしては、男女お互いがセフレとして割り切れる関係であることが望まれます。
男性だって女性を抱けば愛着が湧きますし、女性だって抱かれてしまえば特別な感情を持つようになるかもしれません。
それは、お互いに愛する彼氏彼女がいるけどセフレと浮気しているといった関係が成立しやすい理由にもなる訳です。
また、アナタは遊び感覚でセフレにしようと考えていたとしても、男性はアナタに本気になってしまう可能性も十分に考えられます。
もしセフレが出来てしまった場合には、セフレとして割り切って考えてくれる男性であるかどうかをチェックするようにして下さい。
⇒ エッチすると好きになる?付き合う前のセックスで考えるべきこと
身の危険を感じたらすぐに逃げること
いくら自由恋愛とはいえ、出逢い方が手軽であればあるほど、自分を身の危険にさらすリスクが増えてしまうことを忘れてはいけません。
男性がアナタに言い寄ってきたのは単純な下心だけではなく、結婚詐欺やネットワークビジネスへの勧誘が目的である可能性も十分に考えられます。
ですので、セフレに対して身の危険を感じたらすぐに逃げられる態勢を作っておくようにしましょう。
彼氏やパートナーとの恋愛とセフレとの自由恋愛とで異なるのは、男性に対する信頼感や安心感であることを覚えておくべきです。
セーフセックスであること
セフレと肉体関係を持つ以上セーフセックスであることを前提として下さい。
当然のように、女性にはセックスすることで妊娠するといった可能性が常に存在します。
先述の通り、セフレといった都合の良い関係性であるため、例えアナタが妊娠することになったとしても多くの男性は責任を取ってはくれないことでしょう。
セックスとは男女が快楽の中で愛を育む行為でもありますが、そもそもは子作りのために行う繁殖行為でもあります。
また、中絶をすることで解決することになったとしても、アナタの身体だけではなく心までをも大きく傷付けることにも繋がります。
満たされない気持ちを不満をセフレで埋めようとするメリットを求めた心理の方向性を間違えてしまうと、ただ自分自身を傷付けてしまうだけの結果になってしまうリスクについて深く考えておくべきです。
セフレと彼氏との違い
彼氏やパートナーでは満たされない欲求を求めて「セフレ」という存在が生まれてしまいますが、それは特定の彼氏やパートナーがいるからこそ生まれる存在でもあります。
つまり、アナタにとってのセフレ像とは、あくまで彼という存在がメインの軸にあり、そこから派生して不満を紛らわしてくれる存在に過ぎないということです。
そもそも今の彼氏との関係に悩んでいるのであれば、別れるかキープしながら他の男を探すかといった選択肢が生まれるはず。
そうではなく、一時的な欲求を満たしたいだけの心理でセフレに埋めてもらおうとするのは自分にとって都合の良い部分だけを取ろうとしているだけと言っても過言ではないように思えます。
自由恋愛の範囲において、一人の男性に縛られたくない、もっと自分に合った男性を求めたいと思う気持ちを否定する気持ちはありません。
ですが、「セフレ」という存在を利用して満たされない欲求を埋めようとすることは、アナタも彼氏やセフレから利用される存在にどんどん近づいていってしまっていることの意味をしっかり理解してあげるべきかと思います。