欲求不満とは欲求が満たされないフラストレーションの心理を表す言葉です。
欲求不満とすると性的欲求不満がイメージがされますが、恋愛や彼氏への欲求不満が満たされない女性の性欲だけに原因があるとは限りません。
「これだけ努力しても彼は私に振り向いてくれないの?」
「もっと優しい彼氏だったら、もっと好きになれるのに…」
などと、好意を持つ男性や彼氏との恋愛に満たされない何かがあることで欲求不満になってしまう女性も多いかと思います。
女性が欲求不満になる心理や理由と併せて、欲求不満と向き合うためのヒントについて一緒に見ていきましょう。
目次
女性が恋愛や彼氏に対して欲求不満になる心理と理由
欲求不満=性欲が満たされないこととイメージされますが、アナタが恋愛や彼氏に対して持つ欲求不満が必ずしも性的欲求不満に結びつくとは限らないかと思います。
また、欲求不満の形や度合いは個人それぞれで異なるものであり、アナタから見て欲求不満が無さそうに見える女性の中にも別の欲求不満があることを理解するべきでしょう。
もちろん私達も人間であり、男性ほどとは言わずとも女性だって性欲を持つ生き物ですから、時にムラムラすることもありますし、時に色んな妄想を広げて興奮してしまうことだってあるかと思います。
でも、だからといって片思いの男性とのただキスできたから満たされるものでもないでしょうし、心の距離感を感じる彼氏とのセックスで満たさせるものでもありませんよね。
今アナタの中で欲求不満を感じる心理や理由のヒントについて探っていきましょう。
段階的に欲求が増えていく心理
「マズローの欲求5段階説」と呼ばれる有名な心理学的理論がありますが、上の図の通り人は一つ下の段階にある欲求が満たされると、さらに一つ上の欲求を求め行動する傾向にあるとする説があります。
人間の3大欲求とされる「食欲」「睡眠欲」「性欲(排泄欲)」が満たされれば、よりその3大欲求が満たされる安定した環境を求めるようになる。
次いでは、家族や友人、学校や職場といった自分が属する社会的コミュニティーの中で孤独を感じないよう他人に受け入れられることを求めるようになる。
さらには、属する社会の中で他人に尊敬されたり優れた評価を受けようとしたりすることを求めるようになる。
最終的には、自分が思い描く理想に近づこうとして高みを目指そうとするといった段階的に生じる欲求の心理を表したものです。
現代で生きる私達にとって第1~2段階の衣食住や社会的コミュニティーの属するという欲求はクリアされることがほとんどであることから、恋愛に対する欲求も含め第3~5段階の「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」に目を傾けてみましょう。
恋愛的観点でマズローの欲求5段階説を見ていくと、アナタはどの段階にいると感じますか?
- 家族とも友人とも仲良くなく、学校や職場でも馴染めないことから恋愛に積極的になれない心理
- 男性にモテるかモテないか、彼氏がいるかいないか、女性から見て優秀だと思うオスとパートナー関係にあるかといった比較や嫉妬の心理
- 普通の男にはモテるけど、そうではなく思い描く理想に近い素敵な男性との恋愛を望む心理
この段階的に生まれる欲求心理から考えてみると、「女性の恋愛における欲求不満」とは個人によって大きく異なってくることが見えてくるかと思います。
アナタが今の恋愛や彼氏に対してどのような欲求不満を抱えているのかを「マズローの欲求5段階説」になぞってみると、欲求不満を感じる原因や理由のヒントが見つかるかもしれませんね。
満たしたい欲求を我慢してしまう心理
人は欲求を目標にして色んな行動を起こすようになるのですが、欲求の度合いや価値観によってどのような行動を取るのかに違いが存在します。
心理学的には「適応行動」と「不適応行動」として区別されますが、「適応行動」とは片思いの男性に脈ありサインを送ったり告白して好意を伝えたりする行動に対して、「不適応行動」とは過度な恋愛感情から復讐をしたりストーカー行為をしたりする社会的にNGとされる行動を指します。
注目していただきたいのは適応行動の中にある「過剰適応」と呼ばれる行動についてです。
恋愛における「過剰行動」とは、好きな男性に嫌われたくない心理から「男性が思う自分らしくない良い女」を我慢して演じることや、彼氏に捨てられたくない心理からNOとは言えずに都合の良い女になってしまう行動のことを指します。
確かに、恋愛において好きな男性好みの女性になろうとすることや大切な彼氏のために尽くしてあげようとする優しい気持ちは必要です。
ですが、男性に合わせるばかりで自分の気持ちを押し殺すばかりでは欲求不満の心理は大きくなっていき、最悪のケースとしては心に大きな病を抱えてしまう恐れがあることを忘れてはいけません。
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性的な欲求不満の原因は性欲が満たされないからとは限らない
「欲求不満」とは何かの欲求が満たされない心理ですが、アナタが漠然とムラムラしたり、イライラしてしまう原因が欲求不満の理由として決めつけやすい性的欲求不満であるとは限らないかと思います。
その欲求不満とは、気になる男性に好かれる女性でありたい、いつも彼氏から求められる彼女でありたい、自分にふさわしいと思う男性とお付き合いがしたい、周りの女性よりも優秀な男性と結婚したいといった「人格的欲求」や「社会的欲求」が複雑に絡み合い、その捌け口として発散しやすいセックスという手段が選ばれているだけなのかもしれません。
例えば、彼氏とのセックスレスやマンネリにストレスが溜まり、パッと女友達と夜遊びにいった所、その日出会った男性とワンナイトラブを過ごしたとします。
彼氏とご無沙汰だったこともあり一時的に性欲は満たされるのですが、後々考えてみると本質的な部分は満たされず後悔してしまったというケースは少なくありません。
その欲求不満の心理の本質とは人それぞれですが、このケースの欲求不満が「心で繋がっている男性に愛されたい」とした場合を考えてみると、
「付き合い始めた頃と違って、最近彼氏との心の距離を感じる…」
「今の彼氏ではなく他の男性でもいいから、ちゃんと私を包んで愛してくれる男性と結ばれたい…」
などといった欲求不満の心理が隠されている可能性が考えられ、本質的な心理には自分でも気づかないことがあることから、表面的な欲求不満として見える性欲やセックスに目が向けられただけなのかもしれません。
欲求不満によってムラムラやイライラを感じた時は、「何に対して」「誰に対して」不満を感じているのか一度時間を作ってあげて自分と向き合ってあげるようにしてあげた方が良いかと思います。
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女性ならではの生理的現象
女性ならではの生理的現象から排卵期にムラムラした性的欲求不満を感じやすい傾向にあります。
排卵期(月経の半ばや月経の2週間後あたり)のホルモンバランスによってムラムラしてしまう生理現象が起こりやすい傾向にありますが、生理のイライラをセックスの快楽やオーガズムによって和らげようとすることとは違いがあることが女性の皆さんがご存知の通りかと思います。
女性ならではの生理的現象による性的欲求不満とアナタが恋愛で抱えている欲求不満とは複雑に絡み合うこともありますが、可能な限り離して向き合ってあげるべきでしょう。
また、女性ならではの生理的現象だけではなく、男性とのセックス自体に対する欲求不満が生じるケースも少なくありません。
大好きな彼とのセックスの時間を大切にしたい気持ちがある一方で、彼のテクニックやセックスの内容に不満を感じてしまうこともあるかと思います。
それはアナタや彼だけの問題ではなくカップル2人の問題として向き合うべきであり、彼とアナタのセックスに対する価値観を少しずつでも共有してあげるべきでしょう。
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カラダとココロのバランスが崩れてしまうから
段階的に増えていってしまう欲求や我慢して抑えてしまった欲求の心理、複雑に絡み合うことで答えの出せない欲求や生理的に生じてしまう欲求などによって、女性とカラダとココロのバランスが保てなくなってしまうことは多いかと思います。
身体だけ元気であってもココロが弱まっていれば欲求不満を感じやすく、また心が元気であってもカラダが追いついて行かなければ欲求不満を感じやすくなってしまうもの。
特に女性という生き物は感情に影響されやすく、また共感力が高いだけに他人の感情にも左右されやすい傾向にあります。
恋愛だけではなく相手を思い遣る気持ちは女性ならではの優しさでありますが、自分に与えられず他人に与えるばかりの関係は負担が大きく、カラダとココロのバランスを崩す原因になりかねないことも覚えておくべきでしょう。
欲求不満とストレスには強い関係性がありますので、ストレスを軽減してあげる方法やストレスを感じる恋愛を避ける方法についても考えてあげることが大切です。
欲求不満の女性に見られる特徴
「もしかして私って欲求不満?」と感じた場合は、自分が欲求不満の女性に見られる特徴に当てはまるのか一度チェックしてあげることが大切です。
自分で気付ける分には良いのですが、周囲の人に指摘されて気付くこともありますので、信用出来る人からの助言もヒントに耳を傾けながら頑固になりすぎないように。
欲求不満の女性に見られる特徴や行動について見ていきましょう。
イライラしてしまう
不思議なものですが、人は欲求不満になるとイライラしてしまう生き物です。
普段は目に入らないことが気になるようになったり、空回りするようにイライラの気持ちがまた新たな失敗やミスを起こしたりといった経験もあるのではないでしょうか。
イライラしてしまうということは、ストレスによってカラダとココロのバランスが崩れている証拠でもあります。
なので、人は貧乏ゆすりをしたり、足を頻繁に組み替えたり、また食欲を代わりとして暴食してしまったり、抑えていた物欲が爆発して必要のない物を買い漁ったりしてしまうことがあります。
その衝動はイライラやストレスを我慢すればするほど大きくなっていきますので、イライラしていることに気付いたのであれば、なるべくこまめにストレスを発散してあげるようにして下さいね。
他人や何かのせいにする
欲求不満によるイライラが増えてくると、人はネガティブな愚痴を多くこぼしたり、誰かを攻撃したりするようになる傾向にあります。
それらの行動を心理学的には「防衛機制」と呼ばれ、何かのせいにして自分の不安やストレスを軽減しようとする心理的メカニズムが存在します。
「好きな気持ちを伝えているのに振り向いてくれないのは彼が鈍感だから」
「これだけ彼に尽くしているのに、彼が他の女を見ているのは彼が浮気性だから」
といったように、欲求が満たされないことの原因を自分以外の何かにしてしまう心理が働きやすくなっていきます。
もちろんアナタに非がなく男性に非があるのであれば彼が改善すべき問題であると思いますが、自分に非があることをなんとなく気付いていても見ないようにすることは一時的な欲求不満を満たすだけであり、結局はアナタのためになる行動であるとは考えにくいものかと思います。
他人の恋愛はアナタが向き合うべき恋愛とは異なり、比較や嫉妬といったネガティブな感情が自分自身をマイナス方向へ導く心理であることも覚えておくべきでしょう。
口唇や髪の毛によく触れる
心理的行動としては、女性は欲求不満になると口唇や髪の毛をよく触るようになるとされています。
その理由は、誰かに愛されたい寂しさやキスを求める心理から口唇を触ったり、イライラやストレスからココロを落ち着かせようとして髪の毛を触ったり撫でたりする心理にあるとされています。
普段あまり触ることのない口唇や髪の毛に触れるようになるのであれば、それは欲求不満になっているサインであるかもしれません。
メイクが濃くなる、露出の多いファッションを身に着けるようになる
欲求不満の心理が働くと、メイクが濃くなったり、露出の多いファッションを身に着けるようになったりする女性がいます。
その心理は、視覚的情報によって女性を判断する傾向にある男性という生き物から魅力的な女性として見られたい承認欲求の心理が強まっているからでしょう。
シンプルに申すのであれば、色んな男性からモテたい、チヤホヤされたいといった心理の表れなのかと考えられます。
もちろん女性だった皆から可愛いと言ってもらいたいし、素敵だと思う男性から口説かれたいと思うものですよね。
ですが、片思いの男性が振り向いてくれないから他の男を振り向かせて満たされたい、彼氏が可愛いと言ってくれないから他の男性に可愛いと言われたいといった欲求不満の心理が隠されているのかもしれません。
ボディタッチが多くなり、甘えるようになる
人肌恋しい欲求不満の心理から、ボディタッチが増えたり、甘えるようになったりする女性は少なくありません。
それは孤独感によって強まる欲求不満かと思われますが、肌を重ね合うセックスに結びやすい欲求不満の心理であるとも考えられます。
寂しがり屋の性格だと、男性に対してだけではなく女性同士でもハグを求めたり、時にキス魔になったりする女性がいますよね。
ただ本質的な心理を想像してみると、誰かに愛されたい、誰かに必要とされたい、決して裏切らない見方が欲しいといった心理が隠されているのかもしれません。
孤独感とセックスが結びつきやすいことから一夜の愛を求めることに否定はしませんが、自分自身を傷つけるような恋愛は避けるべきでしょう。
思い通りに行かない恋愛への欲求不満と向き合うためのヒント
片思いや気になる男性との恋愛が思い通りに行かないほどに、その恋愛に対する欲求不満の心理は強まっていくのではないかと思います。
また、彼との恋愛におけるハードルが高いほど、その欲求不満の心理は強まることでしょう。
例えば、年齢差のある男性との恋を望んだり、自分とは違う女性を好きな男性を振り向かせようとしたり、妻子がいる男性との恋愛を求めたりするようにです。
思い通りに行かない恋愛への欲求不満と向き合うためのヒントについて一緒に考えていきましょう。
思い通りに進む恋愛はほとんどないことを理解する
一つの結論を申すのであれば、実際の恋愛はドラマやマンガのように思い通りに進むことはほとんどないとこを改めて理解するべきかと思います。
その理由はとても単純で、ドラマやマンガとは女性向けのコンテンツであれば女性都合で共感しやすく制作されており、また男性向けのコンテンツであれば男性都合で共感しやすく作られているからです。
もちろん実際の恋愛では、自分が思ったように進むことは少なく、叶う恋もあれば叶わない恋があることもご存知かと思います。
一つ大切なポイントとして考えて頂きたいのは、恋愛に対する欲求不満とは主観的な心理であるということです。
「片思いの彼と結ばれたい」「大好きな彼と手を繋ぎながらデートしてみたい」「キッカケさえあれば恋仲になりたい」といった欲求はあくまでアナタ自身が思う期待や願望ですよね。
つまり、彼がアナタをどう思っているのか、彼がアナタとの恋愛を望んでいるかといった男性主観に対する想像は、欲求不満への期待や願望の心理が強いほどに見えなくなってしまう可能性が高まるということです。
簡単な例を挙げるのであれば、自分の好意だけを押し付ける一方で、彼との心の距離感が掴めなくなってしまうようにです。
逆の立場で考えてみた場合、興味のない男性から「好きです!」「アナタしかしません!」と言われても、嬉しいけどその気持ちには応えられないといった答えを出すかと思います。
だからこそ、好意を伝える目的とは一方的な好意を伝えることではなく、自分に対して興味を示してくれる好意の伝え方であるべきでしょう。
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「実現できない目標」と「行動できる目標」を分けてあげる
恋愛に対する欲求不満と上手に付き合っていくためには、「実現できない目標」と「行動できる目標」をちゃんと分けてあげることが大切になります。
まだ彼との心の距離が遠い、ましてや彼が自分に興味がないといった状況であれば、例え精一杯の言葉で告白したとしても交際関係になるといった目標は実現が難しいかと思います。
一方で、一つ二つとハードルを下げてあげると、彼と話す機会を増やす、彼の好きなことや趣味を調べる、彼が好きな女性のタイプを知るといったように、行動できる目標の上で恋愛を進めることが可能であるかと思います。
一つ一つ実現できる目標を立ててあげることが大切なポイントであり、自分がクリアできそうな目標を少しずつでも達成してあげることが自信に繋がるようになるものです。
結果として彼との恋愛が成功するか失敗するかは分かりません。
ですが、恋愛の仕方によっては素敵な女性になれる可能性が高まり、後悔しない恋愛だったと納得させてあげられることも可能であることを忘れてはいけませんよね。
他人の恋愛や理想の恋愛と比較しないようにする
思い通りに行かない恋愛において最も気をつけるべきことは、他人の恋愛や理想の恋愛と比較しないことにあると考えます。
先述の通り、実際の恋愛はアナタが描いている理想通りではないことがほとんどであり、また、女子会で聞いた恋バナとアナタが経験する恋愛には必ず違いがあることを理解しておくべきです。
ですので、他人の恋愛はあくまで参考程度にしておくべきであり、アナタは向き合っている彼との恋愛を考える必要があります。
とても当たり前のことですが、アナタが恋愛している相手は友達の彼氏ではありませんよね。
アナタが好意を持つ男性にとって唯一の女性だと思ってもらいたいように、彼にとってアナタが特別な意味を持つ女性であるためのアプローチを仕掛けるべきでしょう。
彼氏への欲求不満と向き合うためのヒント
彼氏との欲求不満と向き合うにあたっては、彼氏か自分かのどちらかに不満が向けられやすくなるため形として表れやすくなる傾向にあるでしょう。
ただ、形が表れやすくなるということは、上手に解決できればより絆が深まるのに対し、悪い方向に進めば
関係が悪くなるばかりではなく別れに繋がることもあります。
アナタは彼とどのような関係を望むのか、また彼はアナタとどのような関係でありたいのか。
カップル2人の問題として考えるためにも、彼氏やパートナーに対する欲求不満と向き合うためのヒントについて見ていきましょう。
彼氏のことが本当に好きなのか確かめてみる
まず初めに、彼氏のことが本当に好きなのかどうかについて確かめてあげることが大切です。
その理由は、彼のことがやっぱり好きだと思えればポジティブに頑張れるでしょうし、不満の方が多ければネガティブな方向に進む可能性が高いと考えるからです。
欲求とは思っている以上に強い心理であり、その欲求を満たそうとするためや欲求が増えないようにするためには努力や労力が必要になります。
ですので、彼氏や自分に対する欲求不満と向き合う気持ちがあるのかどうかを一度考えてあげてみて下さいね。
「我慢すべきこと」と「我慢できないこと」を分けてあげる
彼氏との交際関係を続けると決めた場合、自分の欲求不満と向き合う上で「我慢すべきこと」と「我慢できないこと」をちゃんと分けて考えるようにしてみて下さい。
自分よがりなワガママや主観的な考えによる欲求不満であれば、彼氏と付き合うと決めた以上我慢すべきことであるでしょう。
一方で、どうしても溜まってしまう欲求不満については彼氏に共有するべきであり、彼氏に理解してもらう必要があります。
男女カップルとなれば、どちらかの問題は二人の問題として捉えるべきであり、一人よりも2人で協力し合えば解決の選択肢も増えていくものですよね。
彼氏も同じように欲求不満であるのかもしれないことを想像してあげる
アナタが彼氏に対して欲求不満を感じているのであれば、彼も同じようにアナタに対して隠している欲求不満があるかもしれないと想像してあげることが大切です。
「なんで私の気持ちを理解してくれないの!」と不満をぶつけることは簡単です。
ですが、「じゃあ、俺の気持ちをちゃんと理解してくれているの?」と問われてしまえば、YESとは言えずに黙り込んでしまうケースは少ないかと思います。
いくら愛し合う男女であっても、異なる環境で育ち、違った価値観を持つ人間同士です。
だからこそ、お互いが自分の意思を伝え合い、またそれをお互いが理解し合うことで愛と絆が深まっていくのかと思います。
欲求不満の心理は抱えているばかりでは解決されず、伝えることで解決されることもあります。
恋愛においても大切なギブアンドテイクの気持ちを忘れずに、自分のことを理解してほしいのであれば、それ以上に相手を理解する気持ちを示す必要があることを忘れないようにして下さい。
彼氏に対して欲求不満を感じていることを相談する
彼氏に対して欲求不満であることを伝えるにあたっては、ケンカになるような対立を目指すべきではなく、あくまで相談としてお互いの意見を尊重し合える環境を作るべきでしょう。
避けられるのであれば必要のないケンカは避けるべきであり、目的はお互いの欲求不満を理解し合うことにありますよね。
彼氏だからといって何でも相談できるとは限らないかもしれませんが、一つ段階を上げて心を開くことで彼氏もアナタに対する理解が深まる可能性は大いにあるかと思います。
その一歩が彼氏といつまでも仲の良いカップルでいられるかどうかを分ける分岐点にもなり得ることについて考えてあげるべきでしょう。
自分の中にある「欲求不満」と向き合ってみることが大切
紹介してきたように、イライラやムラムラを感じる欲求不満の心理は自分でも気付けないことがあるだけではなく、相手にぶつけてみたことで明るみになったとしても簡単に解決されるものではありません。
ですので、アナタの中にある欲求不満を解決したり軽減したり出来るのは、最終的に自分自身であることを忘れないようにして下さい。
恋愛が上手くいったことや彼氏がアナタの欲求を満たしてくれたように見えますが、本質はアナタが自分の恋愛を成就させるようにした行動や彼氏の欲求も一緒に満たそうとした行動の結果がアナタの不満を解消するヒントになるはずです。
欲求不満の心理を根本的に解決することはとても難しいことですが、アナタのポジティブな行動一つが欲求不満の心理を解決に導くヒントになることに違いはないかと思います。